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【アメコミ】『アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー』【感想】

Civil War (Civil War (Marvel))
アメリカ2006-2007年アメリカアメリカ

『シビル・ウォー』の裏で描かれるスパイダーマンの終焉
日本でスパイダーマンの『ブランニュー・デイ』が邦訳され、『アメイジング・スパイダーマン』誌が連続して邦訳されることに歓喜していると、その時期の近くの『シビル・ウォー』時期のアメイジングスパイダーマン誌も邦訳されるとあり限定物だったが、ゲットすることに成功し、最近になってようやく読んだ。
『シビル・ウォー』とは違い、アイアンマンが陰謀を持っていることが明確化し、その陰謀にスパイダーマンを生贄に捧げている一部始終が描かれているのが本作。
その翻弄されるスパイダーマンは、得意の冗談も封印状態になり、かなりハードな精神状況に追い詰められる。
『シビル・ウォー』とは描きがかなり違うが、だいたいのあらすじは一緒。
陣営を変えるスパイダーマンは、作品としての終焉の危機に陥るほどの犠牲を払っているとも言える。
アイアンマンに利用され、自身の正体をおおやけにし、全てを敵に回し、アイアンマンの行っている非人道的な行動を知り、アイアンマンからキャプテン・アメリカの陣営に鞍替えした結果、アイアンマンの保護もなくなり、メインキャラの一人が死傷する事態に陥る…。
その結果、スパイダーマン誌は『ワン・モア・デイ』のような展開へと続き、シリーズ一新へとなってしまう。
その痛手を共に味わえるわけで、海外でもかなりプレミアムのついた雑誌。手に入れるのは難しいと思う…。
アイアンスパイダーマンの活躍は『ロード・トゥ・シビル・ウォー』の方があるね。
是非共コレクションの為に『バック・イン・ブラック』も邦訳してほしい。

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