2013年121本目 10月26日DVD自宅鑑賞
「普通に生きていたら地獄に落ちた…。」
年間12本くらい劇場で映画を見るなら『007カジノロワイヤル』でマッツ・ミケルセンを見かけたことあるだろう。
彼は本作の演技でカンヌ国際映画祭で、主演男優賞を受賞した。
彼の映画史の中でも貴重な一品だ。
内容は、デンマークの伝統で「子供は嘘をつかない」という迷信がある。
その子供がもし嘘をついてしまったら?
という映画だ。
舞台は田舎町の閑静な地域。そこで保父として働いていたマッツさんは、幼児に好意をもたれるのだが、マッツさんはそれを大人の対応で拒否する。
その幼児は、その直前などで、兄貴に卑猥なものをみせられて、からかわれていたのだが、無垢な彼女は、知って知らずかはたまた腹いせか、マッツさんに性的な嫌がらせをされたような発言を園長にしてしまう。その話題は、すぐさま街一つに広がり、マッツは偏見をもたれ、さらには、身の危険さえも脅かされる、地獄を味わうという人間ドラマだ。恐ろしい映画だ。
とりま私のTwitterでの実況でもどうぞ。
『偽りなき者』見ている。これは酷い話だ…。閑静な田舎街で起きてしまった一つの嘘が、一人の男の人生を狂わせる。嘘の根源が幼児ってのは、きつい。
10-27 03:26
『偽りなき者』ただあまりにも小さいドラマなので、今後の展開が安易に想像できそうで、ちょっと退屈。 「私は子供を信じる。子供は嘘をつかない」って嘘ついたんだよ!!どうすんだよ!!
10-27 03:31
『偽りなき者』てか中盤の囲いっぷりがやばいな。これどうすんだろ 『偽りなき者』主人公の境遇が酷過ぎて辛い。ショッキングやわ。
10-27 03:54
『偽りなき者』無実の罪を着せられて異常者扱いされた偽りなき者に幸福は来るのか…。無実の人間になぜこんな仕打ちを与えるのか…。最後まで気になってしょうがない。お願いだ。彼に幸せを与えてくれ…。
10-27 04:09
肉もうってやらねえとは腐ってやがる。もういいこの映画の終盤は暴走した主人公がひたすら街を滅ぼす展開に変更だ。おれが許すし、そうなったら大傑作確定。
10-27 04:10
やりすぎwww
10-27 04:11
ちょっとありえなさすぎ…食料くるの早過ぎ
10-27 04:13
血みどろのクリスマスにむねわく
10-27 04:14
犬が死んだことは許せん。
10-27 04:30
はー。かわいそうだった…。でもあるよね絶対こういう地獄。
10-27 04:37
最後は、マッツさんのキャラクターがあまりにも人格が優れていたせいか血みどろのようなワクワクな事態はなく、『ミスティック・リバー』を彷彿させる旧友との対峙で、映画はひとまずは安寧に向かうのだが、ラストワンショットにより、地獄は終わらないと誇示され、映画は幕を閉じる。
非常に恐ろしいスリラーというか人間ドラマだ。
まさに偽りなき者。
なぜ街一つを壊滅させなかったのかおれにはわからない。(笑)面白かったよ。
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