知られざるダンブルドア一家の秘密を台詞で描く
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2022年イギリス・アメリカ映画
魔法動物が主なのかプリクエルが主なのかという難しさ
監督
デヴィッド・イェーツ
・ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
・ターザン:REBORN
・ハリー・ポッターと謎のプリンス
※ハリー・ポッターシリーズの
5から8とファンタビ
キャスト
ネタバレ あらすじ
2022年4月23日劇場鑑賞
2022年18本目
4年の歳月を経て続編明かされるダンブルドアの秘密とは?
映画オリジナル作品の
ハリーポッターシリーズの原作者
J・K・ローリングが脚本を務める
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズ
2016年に1作目が公開され
2018年に2作目が公開されたが
悪役だったジョニー・デップが
DVの有罪となり降板の関係と
コロナウイルス蔓延の影響で劇場が
封鎖された影響もあり
まさかの4年越しの続編公開。
ただ過去作をTVにて見たが
このシリーズ好きだったなぁと
思って2作目の購入したBlu-rayを
開封してエクテンデッド版を鑑賞し
復習万全の状態で鑑賞。
これまで映像化されてこなかった
ダンブルドア家の秘密が明かされる
前作でちょろっとやった
ダンブルドア実は同性愛者説や
オリジナルで不仲として描かれた
弟との不仲の経緯などが
映画内で描かれる。
監督は前作同様
デビッド・イェーツ
脚本にはJ・K・ローリング以外に
ハリーポッター映画で
『不死鳥の騎士団』以外で脚本を
勤めていたスティーヴ・クローヴスが
脚本に参加している。
話の構成は大人向けだけど無駄に魔法動物が絡む
と主人公達が相変わらず
30代以上の関係か話も随分
込み入っている
『ファンタスティック・ビースト』
シリーズ。
1作目は逃げ出した動物の回収だが
2作目は差別思想を持った
カリスマ的犯罪者が描かれる。
そして今作では
魔法界の大統領選挙を裏に
陰謀を企てて征服しようとする
グリンデルバルドの最悪の計画が描かれ
ついにアルバス・ダンブルドアが
参戦するという
話の筋はかなりしっかりしている
もののその方法が
しっかり魔法動物である
麒麟が絡んでいる点が
さすがファンタビ。
そして麒麟にしている点は
中国市場を狙った選択なのかな?と。
そっちの方は同性愛要素が
カットらしい。
その裏では
シリーズの中心人物だった
クリーデンスの身内探しが描かれる。
ダンブルドアの秘密?はあっさり??
魔法動物としては
謎の刑務所にいる
蠍の怪物がニュートを最大の危機に?
いやあそこの刑務所の構造全く
わからんのだが。
秘密ってどれなんだろうか?
と今作の主題?なのだろうか?
前作のラストで
クリーデンスがダンブルドア家の関係者
であることが明かされたわけだが
それ以外の秘密とは??と思ったが。
始まって早々
グリンデルバルドとアルバスが
恋人的な関係だったことが明かされるが
それはなんか血の盟約で既に前作で
描かれていたし。
それ以外としては
弟との関係や
クリーデンスがその弟の息子だった
というあたりだろうか???
ただあっさりクリーデンスが寿命間近
という残念展開もあって
妹の死の原因がグリンデルバルド立ち会いの
元の兄弟喧嘩が原因だった?というところが
副題の表すことだったのだろうか?
脚本が弱いなぁと思ったり。
シーン間のシーンがやら色々ぐちゃぐちゃ
脚本が2人なのがいけないのか?
前作よりも質が低下か?
見ていてあれ?って思う
カットなどがちょっと多かった。
冒頭の麒麟の展開も
よくわからなくて困惑したが
前述の中国市場への好感を得るためかな?
しかし前作のラストで
フランスで地獄を見た彼らが
なんだかんだ自分達の仕事に
戻っている展開はかなり興醒め。
テセウスに関しては
恋人を殺されて恨みたっぷりの
はずなのに数年は普通に仕事を
していたということなのか??
ニュートの恋人として
ヒロインだったティナは
仕事が多忙の為不在。
終盤には顔出しして降板ではなく
安心したのだが
ポリコレで黒人が必要だった?
と思わざるおえない
ユーラリー・“ラリー”・ヒックス
の参戦。
映像と演技的には実に満足なのだが
唐突すぎるブータンでの選挙など
2時間20分もある映画なのに
かなりバタバタしていた印象。
またさっきまでグリンデルバルドの
居城にいたはずのクリーデンスが
次のシーンでは
ドイツの街中で
アルバスを襲撃。
確かにアルバスはクリーデンスを
探すためにこの地を探索
する伏線はあったのだが
ぐちゃぐちゃがひどい。
終盤でのブータンでも
チグハグした
必要の部屋で改造された鞄の
襲撃など編集が違和感。
監督のデビッド・イェーツが
そもそも映画そんなに上手くなかった
気がするから元々こんなものだったのかも。
前述の謎の刑務所にいる魔法動物との
遭遇とスリラー展開など
そのシーンが前作でもあったけども
話が同時進行するので
シーンが交差していて
ちょっと感情の持ってき方が難しい。
ブータンで気絶して意識取り戻して
人混み押し退けて階段登る
ニュートの展開も違和感だし
操られた麒麟がグリンデルバルドを
選んで彼が魔法界の大統領に決まった
直後に急に現れるクリーデンスなど
脚本がぐっちゃぐちゃな気もする。
でも面白かったんだよなぁ
根幹のプロットは
ローリングが作って
落とし込んだのはもう1人の人で
前作の課題だった話詰め込み過ぎを
解決するために色々端折ったのか??
ユスフさんオブリビオして良かったんか?
俳優の演技力でカバー??
と映画の質の悪さは確かにあるが
俳優陣はとても良かったなぁと思うなぁ。
エディ・レッドメインのニュートって
すごいいいキャラクターだなぁと。
話し方だけでなく仕草や歩き方も
すっごく独特で最高。
3作目としての仕上がりがやばい。
必要性はなさそうだけども
やったらやったで
あの監獄かに歩きが最高だった。
しかも結構長尺でね。
ただあの生物の仕組みも
よくわからんのよな。
光った虫が消えると
殺しのターゲットになるけど
殺されてた人たちというか
囚われた人もよくわからん。
ジェイコブもいい。
クイニーはイメチェンされてるけども
根本は変わらずで最後も最高。
前作でちょい役立った助手のバンティは
今作では内縁の妻感を露骨に
出してきたがやはりティナのポジには
勝てなかった。。。
そして代役として登場の
グリンデルバルドのマッツ・ミッケルセン。
ジュード・ロウとマッツのカップルってなんか熱いな
艶やかでセクシー過ぎない??
どっちもコロンが凄そう。
2人の異空間バトルもあったし
クリーデンスとアルバスの戦いも
短いながらとても良かったです。
今作でクリーデンス3部作は完結か??
と今作で完結でも
違和感ない終わり方でした。
まぁ1作目のラストでもここで終わり
でも問題ないような感じで2作目から
5作まで続くシリーズのテコ入れのように
思ったし続編に丸投げ感あったけども
今作でのクリーデンスの扱いや
ジェイコブとクイニーの顛末などを見ると
これ以上このキャストというか
キャラクターで続ける必要はあるのか?
と思うほど綺麗なラストでした。
この後に描かれることは
グリンデルバルドとアルバスの
キャラクター年表としては
確かに存在しているが
20年後とかになるので
第二次世界大戦という要素があるし
そこでジェイコブがまた戦場に
行くとかそういうのがあったり
するのだろうか???
次回作はもしかしたら
10年後とかが舞台で
クイニーとジェイコブの
初めての混血種の子供とかが
ホグワーツに入学とか描かれる?
とりあえず次から主役はアルバスでは??
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 5/10
・映像のアプローチ 7.4/10
・映画の美術面 7/10
・キャラクターの魅力 8.4/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 6/10
64点
嫌いじゃないしまた見たいやつ。
そいえばナギニどこ行った?
ナギニはヴォルデモートの相棒に
なるんだろうー???
どこ行っちゃったのよぉ〜。
静かに公開されたし
話もかなり記憶の奥にやられていた
印象があるなぁ。