Multiplex広告:記事は下部から

【短評】ローン・レンジャー 【忘備録シリーズ17】

2013年91本目 8月2日IMAX劇場鑑賞

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画感想倉庫~season 7~-ローン・レンジャー
アメリカ2013年アメリカ映画アメリカ

見たことさえ忘れていた映画。
IMAXで一週間限定だったけど、ちゃんとみたよ。
映画どうこうようりIMAXの2Dって良いんだよ。気持ち良い。音が良い。
つうわけで、海外の評論家が100点満点中37点が平均になっちまった映画ローン・レンジャー。
パイレーツシリーズのゴア監督のジョニーデップを主演にした新たな大スペクタクルアドベンチャー映画。
舞台を海から陸に変えて、西部開拓時代末期に変更!!
以前の相棒のオーランド・ブルームからソーシャルネットワークで双子の兄弟を演じたアーミー・ハーマーが相棒になる。
しかしこいつ知名度が低い割によく喋る。
すっきりした顔立ちで体格も良いんだが、甘いマスクを持っているとも言えず、いかんせん個性のない感じ。若干のゲイっぽさがある小綺麗さがあるのだが、それとジョニーデップ演じるトントというジャック・スパロウその2のようなやりとりは、実際見応えなし。
むしろジョニー・デップとゴア監督のコンビは、ランゴを挟んだことでより高いレベルのビジョンを明確に共有し、映画全体が二人が生み出した崇高なコントのよう。
それは松本人志の映画のような洗練されたシュールさがある。
もはや素人が楽しめるような映画ではない。
しかも長い。このコント凄く長い。
2時間半以上も必要ない、のらりくらりしている。
悪役を演じるのは、ウィリアム・ファクナー?(アルマゲドンとかプリズンブレイクとか)とバットマンビギンズとかのマフィアの人。最近何しているんだろ?って思ったらこんな映画の悪役になってた。
二人とも良い演技してますわ。
音楽が最悪でパイレーツを彷彿させる壮大なオーケストラなわけですが、映画は終始シュールなんです。
劇中でインディアンが壊滅とかしたりしますけど唐突で、無理のあるアクションもあったりでね。
冒頭からトントとローン・レンジャーが複雑骨折は固いのに、無傷だったりの連続。
しかしそれがありといえばありなのがこの映画。
なんせこの映画老いたトントの回想語りなんですから…。
うやむやでもおかしな展開でも大丈夫な免罪符つきです…。
最終的にはパイレーツらしいどんちゃん騒ぎの最高に盛り上がる音楽とウケるアクションあります。(銃弾投げても風の抵抗でローン・レンジャーには届かないと思う。)
そこが面白いですがそこまでが2時間あるので、辛いです。
もともとは60年代?の海外ドラマ。
それはそれは楽しい冒険活劇だったようですがね。それリメイクした意味あったのかは不明。
意味深なエンドロールにだまされて席を立てなかった人も多いと思う。
見終わってこの映画、広告と違うって思ったよ。
そもそもトントが全く悪霊ハンターじゃなくてただの復讐したいだけの人で、ローン・レンジャーも蘇ったとか正義の使者とかいうけど、それも全く違って、ただのコスプレしたカウボーイと心が病んでしまった男の復讐劇だった…。
うーん。楽しめる人も多いけど、映画好きな人ほど文句言いそう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA