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【感想】SSSS.DYNAZENON

製作

2021年4月-2021年6月日本TVアニメ

女子高生だってニートだってロボットで合体するんだよ!!

あらすじ

現代の東京の架空の町。
遥か昔怪獣使いだったガウマは蘇った。
愛した人に会いたい。
そう思った彼だがお金も食べ物もなく
野垂れ死にそうだった。

通りすがった高校1年生の麻中蓬に
残飯をもらったことでガウマは復活し
恩返しをするために蓬に連れそう。

そんな中蓬は同じクラスの
ミステリアスな少女、南夢芽に
夜に会えないか?の待ち合わせの依頼を受ける。
彼女はそれをすっぽかす前科を先輩に行い
まくっていた。
蓬はわかりつつも承諾し、
その夜雨の中ガウマが連れそう中、
夢芽を待つ。

しかし夢芽は約束をわざとすっぽかし
近くから蓬を見守る。
それを見つけたガウマは彼女を叱咤。
その矢先、
対岸の街に巨大怪獣が出現。
元怪獣使いとして暴れる怪獣を
止めようとするガウマだったが、
できなかった。

何もできない自分にやるせなさを感じた中、
ガウマが死ぬ前に託された人形が力を放ち、
ガウマはそれを掲げた。
それは近くにいたガウマと夢芽、
そして蓬と見物に来てたニートの山中暦を
取り込み、巨大ロボット
ダイナゼノンになるのだった。

乗り込んだ彼らは街を救うべく、
とりあえずパイロットして
ガウマの指示に従いダイナゼノンを
恐竜形態に変形させて撃退に成功する!

翌日多数の犠牲を払った街。
それでも同じ日常を過ごす蓬と夢芽。
彼らはガウマの指示の下、
訓練を行う。

そして怪獣の登場と共に
復活した元ガウマの部下の
怪獣優生思想が現れ、
新たな怪獣の登場とともに
彼らを使役し、
人類を滅ぼそうとする。
彼らの野望を妨げるため、
蓬たち一般人は
ガウマとともに
ダイナゼノンを操り立ち向かう!

2021年6月18日
Amazon primevideoにて鑑賞完了




ロボットアニメの無い退屈な日常を壊しに来てくれた!

2018年に放映された『SSSS.GRIDMAN』。
リメイク元の円谷プロの特撮ドラマ
『電光超人グリッドマン』の
ガジェットの一つダイナドラゴンを
モチーフにしたロボットアニメが
2021年に放映開始。
製作は前回同様TRIGGER。
監督も続投。

最新作は感想書くのはスルーしていたが、
個人的にドツボなロボットアニメだったので
感想を書いておこうと思った。

合体表現が最高だった

恐竜タイプのヒューマノイド機と
飛行機、車、潜水艦が
合体するとダイナゼノンになるシステム。

こいつが毎回合体表現あるんです。
これがなかなかの勇者王シリーズだったり
コンバトラーVだったりと
往年の合体ロボットアニメの
合体描写を彷彿させる
テンション爆上げ映像
乗っているのは戦闘服に身を包んだ人
なんかではなく、
制服姿の少年少女と私服の兄ちゃん。

それなのに戦う時は、
ちゃんと必殺技の名前を叫んだり、
それっぽく操縦したりと

生々しい日常とロボットアニメが調和していて興奮

ロボットアニメとして毎回楽しめて最高

元ネタは特撮ドラマで、
前回は変身巨人vs怪獣だった作風が
合体ロボットVS怪獣に完全にシフト。

しかも毎回しっかりと
人間パートとロボットパートで
配分されており

近年にあった1話丸々人間ドラマで準備回を
やりやがった某ガンダムとは違う

毎回バランスよくロボットアニメのカタルシスを描いてくれてマジ感謝

また回を追うごとに
ダイナゼノンのバリエーションとして
小型ヒューマノイド形態と飛行機
及び車との合体などで
バリエーションとしての魅力も
ドラマ面に不都合なく描いたり
中盤以降では
前作の『SSSS.GRIDMAN』の終盤で
登場したグリッドナイトが参加し、
最終的には合体。

そのデザインがグレート・マイトガイン
だったので感動。
大幅にパワーアップした必殺技の応酬や
最終回ではTRIGGER作品らしい
劇画タッチな描写や
さらなるフォーメーションでの
超必殺技を披露し

スーパーロボット大戦に参加する準備が整い過ぎている

his
とりあえずダイナゼノンのプラモデルは予約してしまったよね

日常パートの人間ドラマも個人的にはよかった

夢芽の亡くなった姉の真実を探すのが
裏ストーリーとして進行。
蓬のさり気ない下心もありながら
徐々に近づいていく2人の心の距離感が
現代的な視点で描かれているのか
なかなかの斬新で、
友達なのか?恋人なのか?
友情と恋の絶妙な狭間の感じが
現代はユニセックス的思考の浸透か
いまいち割り切れない感じが
妙に心地よく生々しい。

また別パートで日常に帰ろうとする
暦、日常に戻りたく無いちせ。

それぞれの物語にも見応えがあって
30代のおっさんの自分めっちゃ楽しめました。

そんなことよりカイゼル・グリッドナイトというネーミングが好きすぎる

作中設定については描かなかった

この手のやつは劇中設定などを重視
することも作品の魅力なのだが、
その辺りには全く触れてなかった。

どうやらナイトくんと2代目は
別世界から来たハイパーエージェントとして
別次元のワープを最終話で使用していた。

『SSSS.GRIDMAN』は新条 アカネの
作り出した電脳世界を舞台にした
虚構の世界を舞台にした物語で
アカネを救うために
グリッドマンたちハイパーエージェントが
やってきたという設定だったが、
今作ではその要素はなく、
何者かが怪獣の元となる真珠みたいなのを巻いた
全ての怪獣は打倒できたわけだが、
その正体は明かされることなく
ナイトくんたちもそれについては知るよしもなかった。

この世界が誰かの電脳世界だったのか?
それとも現実という設定だったのかは
全くわからずじまい。
ただエピローグの1シーンを見る限り
新たなる戦いにそなえダイナゼノンが
電脳世界で格納されており、
映画化の可能性もあるのかなぁと思う。

ダイナゼノンとは?
姫とは?
5000年前の世界とは?
色々不明なことが多いが、
面白かったのでよかった。

通販

ムジナの足はフェチすぎるよな。

his0809
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