その傷を癒したい
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2023年日本映画
TRIGGERといえばてんこ盛り!
ネタバレ あらすじ
2023年3月25日劇場鑑賞
2023年17本目
傑作アニメの続編が映画化!
1993年の特撮テレビドラマ
『電光超人グリッドマン』が
2018年にアニメ作品として
『SSSS.GRIDMAN』として再誕。
また『電光超人グリッドマン』の
後半で登場したドラゴンフォートレスこと
合体超竜ダイナドラゴンは
『SSSS.GRIDMAN』に
登場しなかったが
2021年にロボットとして
『SSSS.DYNAZENON』という
スピンオフ作品として
テレビアニメ化。
『SSSS.DYNAZENON』には
『SSSS.GRIDMAN』にて
終盤まで敵だった
グリッドナイトが登場し
別世界を舞台にしながらも
事後の世界であることを明確化。
そしてついに
2023年、『電光超人グリッドマン』
から30年の月日を経て
二つの作品の続編
『GRIDMAN UNIVERSE』が公開。
当時5歳だった自分も
『電光超人グリッドマン』が
大好きで敵怪獣が
再び強化されて再登場したり
とても好きだったし
グリッドマンが
アシストウエポンと合体するのも
最高に好きだった。
5歳ながらも
ロボットの合体は
忘れられない魅力があった。
むしろグリッドマンのおかげで
ロボットアニメ好きになった
と言っても過言ではない。
当時ミニプラも作った。
今作の制作はとても嬉しかった。
もちろん制作や監督たちは一緒で
『プロメア』の制作したTRIGGER。
アニメの舞台は
相変わらずの母校の井草高校。
ホクホクした気持ちで
前売り券もしっかり購入し劇場へ
足を運ぶ。
ただ自分としては『SSSS.GRIDMAN』
より『SSSS.DYNAZENON』
の方がドツボ。
特によもゆめがたまらんです。
▼個人的関連記事
感想リンク:【感想】SSSS.DYNAZENON
目を醒ませ僕らの世界が何者かに侵略されてるぞ
実際問題『電光超人グリッドマン』の
アニメ化として
最終盤の唐突なメタ構成など
作品自体にメタさが強いのが
苦手だったわけで
あと創造主たる新条あかねが
結構闇落ちしていて
DV要素とかもあるし
苦手なトーンだった。
逆に『SSSS.DYNAZENON』については
リアル高校生感のような
人間関係に対して
ゴリゴリの熱血ロボットアニメの
アンバランスさが絶妙で
明るめの鬱っぽさと
それを乗り越えた青春って感じが
くっそ好きでした。
ただやはりベースは
『SSSS.GRIDMAN』でして
そこにゲスト的に
チーム・ダイナゼノンが
やってくるというわけでして
そもそもこっちは
ロボットアニメというよりは
特撮ヒーローものなんだよなぁと
いうところでそこまで。
しかし裕太と六花が
ついにカップルに向かうというのが
またとてもとてもいい。
しかし裕太くんまさかの
グリッドマン期の記憶がないとかで
もはや新キャラ状態。
そしてサクサク仲間が増えてくるし
世界が合体して破滅しそうってのに
1時間くらいだらだらと続いて
なんだかキッツイなぁと思ったわけだが
まさかのメタ展開再び!
ほげぇ!
思い返してみれば1期のアニメの歌詞が
普通に展開になってるやんと
見て3ヶ月経って思うのでした。
てかわざとだと思うけどここまであんまり面白くないんよね。
ただ新規物語として
記憶のなかった裕太を
救うというのは
いいロジックだなと思った。
そしてそれが心残りだった
グリッドマンというのも
癒したい系ヒーローとしても
グッドだよなぁ。
そこが敵につけ込まれるのもいい。
普通に再開して普通にエモい。だがそれが良い。
と早々に登場し
中盤でがっつり合流する
よもゆめたち。
そして普通に再開して
普通にお別れの件話し合って
絶妙な湿度が良くて泣けた。
そしてガウマはガウマで
唐突にアニメ内で悲恋だった姫も登場し
転生しても終わったこととして
それぞれの人生をもう一度楽しもうと
大分温度差がある展開もあって
ただそれはそれで面白くて
あますことなく描くの最高かよ
正直メタ過ぎて意味わからんが
見たの3ヶ月前で
得る覚えというクソ状態
交流したことでその存在に憧れ
またヒーローとしての自分の意義を
確立させるために多数の世界を
無意識に生み出していた。
それは宇宙規模で別宇宙なので
本来混ざることのない世界らしいのだが
そこをかつて倒した敵に
利用されたようでして
その宇宙を合体させようと
してしまったようで
次元が一つになってしまったようです。
その危機を知った
電脳世界外のアカネが
今回は何故か味方することにした
囚われていたアレクシス
創造主の力で裕太に力を与え
裕太が再びグリッドマンと
合体することで
新形態のグリッドマンとして爆誕し
陰謀を画策していた
マッドオリジンをみんなでボコす。
メタが濃すぎてついてけないっす!
サービス精神が天元突破
と意味わからんながらも
終盤になっていく最中で
怒涛のサービス精神。
まぁこの映画の企画からして
絶対あるだろうなぁと思った
ダイナゼノンとグリッドマンの合体。
カイゼルグリッドナイトと同様で
キンググリッドマン的なのが
出るかなぁと思ったら
流石に玩具メーカーに配慮してか
新形態が爆誕!
ゴルドバーンが巨大化して
カイゼルグリッドマンではなく
ローグカイゼルグリッドマン。
足もダイナレックスのタイプに
なっており
全体的に巨体に。
さらにはレックスの部分に
ゴルドバーンの頭が合体し
槍のような武器へ
それを振り回す巨人のような
形状が
カイゼルグリッドナイトの
スタイリッシュな感じとは違う
無骨なモードが登場。
じゃあグリッドナイトは
フルパワーグリッドナイト?
と思ったら
アシストウエポンたちの
色が紫に変わり
別バージョン化。
玩具業界への目配せがエグい!
しかもちょっとだけ
フルパワーグリッドマンより
でかくなるやつ。
また新規にパワードナイトゼノンも
登場したりグリッドマンのデザインが
変わったりとかもあるのだが
2代目アノシラスさんが
巨大戦艦と合体???
彼女自身も人形のまま巨大化して参戦。
別宇宙では
アカネが再びアニメ化し
魔法戦士のようなコスチュームで
大暴れしたり
アレクシスも別形態で
アカネをフォローしたりと
TRIGGERらしいてんこ盛り
近年の洋画とかさぁ
終盤一個前の戦いが
ハイライトで
最終戦はなんか消化試合というか
とんち利かせて倒したり
何故か盛り上がりが
山構造過ぎるの多い中
最後の最後まで
頂点目掛けて
ぶち上げてくの
本当に最高。
エンディング後もたまらん
ガウマからの貰ったカニを
堂々と彼氏の家でむしゃむしゃ食う
ゆめさんはダイナゼノンの
初期では考えられないぐらい
面白い子に成長してほっこりです。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.7/10
・映像のアプローチ 9/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 8.5/10
・上映時間と個人的趣味 9.6/10
88点
レンタル
通販
早くUHD欲しいよぉ。