祝:5000PV突破 閲覧ありがとうございます。
★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2009年アメリカ映画
このhis0809は
10年待ったのだ!
監督
ザック・スナイダー
・300 〈スリーハンドレッド〉
・マン・オブ・スティール
・バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
・ドーン・オブ・ザ・デッド
キャスト
ネタバレ あらすじ
2020年4月4日自宅UHD鑑賞 2020年19本目感想リンク:【海外ドラマ】ウォッチメン【感想】
映画感想リンク:◯【75点】バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生【アルティメットアルティメットエディション アップグレード版】○
映画感想リンク:◎【81点】ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット【解説 考察:待ち望み終焉したDCEUの『アベンジャーズ』】◎
10年の時を経てアルティメット・カットがついに日本販売
ついにとしか言えない。
ついについに『ウォッチメン』の
アルティメット・カットが
日本語版入りで国内流通!UHDも同時販売!
さらにさらにスチールブック版も同時発売!!
ということで速攻予約して、
無事届き、4月に自宅にて鑑賞しました。
ついに日本で、
日本語字幕付きで鑑賞できたよ。
アルティメット・カットについては、
216分もあるクソ長いバージョンですが、
これには、『ウォッチメン
DVDコレクターズBOX』の特典2の
『「黒の船」〜海賊船ブラック・フレイターの物語』というアニメーションがあるが、
それが本編にそのまま打ち込まれているので、凄まじい長さになってしまっている
また本編に追加ではなく日本では
正規に見ることができなかった
通常版163分より長い186分の
ディレクターズ・カット版に追加なのだ
2009年当初から海外ではアルティメット・カットもディレクターズ・カットも
Blu-rayやDVDには特典として挿入されていたが、日本では未挿入。
字幕については香港版Blu-rayのみ実装されていたが、早々に売り切れになり廃盤
当時は日本語字幕吹き替えの
中での鑑賞は困難となってしまったわけだが、
それがようやくお目見え、
本来のザック・スナイダーが描いた
彼の『ウォッチメン』の完全版が、
鑑賞できるのだ。ありがたい。
しかしそこは惜しいことに
アルティメット・カット版のみの挿入のため、
劇場版とディレクターズ・カット版、
はたまた
「黒の船〜海賊船ブラック・フレイターの物語」
単体での鑑賞はできない。
もちろん過去の特典も未実装なため、
コレクターの方はBlu-rayやDVDの中古買取は
おすすめしない結論に。
自分は映画ファン程度なので、特典はあんまり
見ないので中古買取してしまった。
もう一度見たかったかも。。。
とりあえず感想
アルティメット版の感想というか映画
『ウォッチメン』の感想としては、
MCUを抜きにすれば、
映画として面白かったと思う。
というか結構大好きな映画。
終始感情を抑揚されるいけてる音楽が
なっていて、挿入歌の選曲が最高。
特に
オープニングのボブ・ディランとここまでの歴史のダイジェストが最高!
映画の最序盤のコメディアンの死闘からのオープニングでのボブ・ディランの楽曲1曲で、
1930年代から60年代そして80年代までの歴史の出来事にヒーローたちが介入し、
違うアメリカの歴史を送っていることをダイジェストで描くが、
そこの部分の映像のグラフィックノベル調でありながら、構図も時間も見事でキレがあり、
ザック・スナイダー監督のセンスが十二分に盛り込まれており、
ここだけ見るだけでも映画の満足度は違う。
そこからの全ての映像における構図も
コミックの細部を再現しており最高。
ヒーロー1人1人のコミックからの
デフォルメ具合も見事で自分は好き。
ロールシャハの顔マスクの再現も好き。
シルク・スペクターⅡ世のラバー感も好き。
Dr.マンハッタンも好き。
MCUが完成した現在と
遜色ない情熱があるわけです。
アクションもザック・スナイダー監督が
得意なスローモーションを用いて、
カンフー的な肉弾戦も熱見応えがあって好き。
特殊ガジェットの数々もあり
エンタメヒーロー映画として
見応え本当にありあり!
本編としての物語よりキャラクターの物語多めなので現代だと海外ドラマ向き
アルティメット・カットというか
ディレクターズ・カットにてそれぞれの
時間が増加しているが、
作品としては、本編が全然進まない。
その原因としては、フラッシュ・バックが多い。
映画の冒頭からコメディアンが死ぬ直後に、
これまでのウォッチメンというか
ヒーローたちの歴史がダイジェストで流れ、
そこからシークエンスが変わるたびに、
コメディアンと
ミニッツメンのメンバーの過去や、
過去を思い出すナイトオウルでの
過去の出来事。
Dr.マンハッタンが遠くに行った後の
自身の半生のフラッシュバックでモノローグ。
ロールシャハが自身での半生の
フラッシュバックでモノローグ。
フラッシュバックモノローグだらけで一向に話が進まない。
唯一のオジマンディアスだけは過去が描かれず、
自身の過去をセリフで説明するだけ、
それもそのはず、
彼がこのヒーロー殺人事件の黒幕であり、
世界を救うための壮大な
計画を画策した張本人であり、
Dr.マンハッタンという異次元の存在に
憧れた無力な存在というネタバレなのだから。
その真実のインパクトはさることながら、
そこにたどり着くまでが長い長い。
しかし監督のスキルを用いモノローグで
ダイジェスト調に描かれた
グラフィックノベル風な映像構成は
抜群にセンスあって、とても見応えがある。
むしろザック・スナイダーは通常の軽薄な
人間ドラマが全く描けない監督で、
人間ドラマや長回しなどの通常の映画は
とても苦手と言ってもいい。
監督の得意分野で構成されているのだ!!
しかしシナリオの元ネタは優れた原作のおかげ、映像の絵コンテに対しても
元ネタが優れているわけで、
優れた作品の映像化でしかない
またフラッシュバックにて人間を描くなら
映画である必要は希薄。
当時なら『LOST』が
この手のタイプの作風だった。
しかし当時は海外ドラマに
ハリウッドスタイルのビッグバジェットは
制作されていなかった為、今更のご意見。
しかし現在では『ゲーム・オブ・スローンズ』
『ストレンジャーシングス』
『マンダロリアン』etc..
テレビドラマの枠を超えた映像作品も多く、
せっかくなので『ウォッチメン』も
ドラマ化してほしいと思ったら
その後日談がドラマ化された。
全く知らない物語が現在紡がれている。
感想リンク:【海外ドラマ】ウォッチメン【感想】
映画感想リンク:◯【75点】バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生【アルティメットアルティメットエディション アップグレード版】○
映画感想リンク:◎【81点】ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット【解説 考察:待ち望み終焉したDCEUの『アベンジャーズ』】◎