4年の月日を経て完成した映画
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2017年アメリカ映画
242分脅威の4時間で超高画質で俺得な逸品
この記事は2ページあります。
監督
ザック・スナイダー
・300〈スリーハンドレッド〉
・ウォッチメン
・バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
・マン・オブ・スティール
キャスト
「ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット」とは、どのようなストーリーですか?
ネタバレ あらすじ
2023年6月11日自宅UHD版鑑賞
2023年26本目
本当の『ジャスティス・リーグ』の映画
2016年に撮影自体は終了し
編集やVFXなど
デスク作業中心だった本作は
監督をしていた
ザック・スナイダーの娘が
自殺してしまったことがきっかけに
ザック・スナイダーが降板。
ワーナーブラザーズは
よりMCUのような
軽快でユーモアに富んだ作風に
変更し多くの人から
愛される映画にしようと考え
MCUの『アベンジャーズ』
1と2を監督した功労者の
ジョス・ウィードンを召喚し
当初4時間近くあると考えられていた
作品を半分の2時間に修正し
映画館で2倍上映させることに
成功するのであったが
尺を短くしエモい映画にする為に
チェルノブイリ近郊に住む謎の家族を生み出し
クソみたいな映画に仕上げてくれた
DC映画の集大成だったはずの本作。
本来のザック・スナイダーが撮ろうと
した『ジャスティス・リーグ』は
もう2度と見れないのか。
ネット上では署名活動も行われ
絶対見れないだろうなぁと思っていたが
まさかの2020年に再製作が発表。
追加編集に予算が尽き
海外でサービスを行っている
ワーナーブラザーズの傘下の
定額有料VODのHBOMAXにて
公開とソフト化が決定。
日本でもそれぞれの動画サイトで
有料コンテンツとしてレンタル開始
そしてU-NEXTでも定額見放題に追加。
ただ4時間という驚愕の内容は
幕構成にされており
ドラマのようにして
見ることも隠喩されているのではないか?
と思える部分もある。
もちろんチェルノブイリ一家は出てこない!
ステッペンウルフも大幅にVFXが追加され
ゴージャスに。
1000年前の戦いや
サイボーグの活躍なども多数増えて
編集というか追加VFXなども
予算が設けられていると思われる。
通常版には登場しなかった
今後のDC映画に登場する
ウィリアム・デフォーや
幻のJ・Kシモンズなども多数登場し
完全版としての趣が強い。
自分はソフト発売日にUHDの
スチールブックを購入し
DISC1を見たがその後は
再生する機会がなかったが
この度『ザ・フラッシュ』の公開
の予習として本作を完走した。
?な部分はあるがこれが見たかった!!
と思うのでした。
ここが違うよザック・スナイダーカット
映画配信時代。
ソフト持ってなくても確認できるので
通常版はネットフリックス。
スナイダー・カットはU-NEXTで
ざっと確認。
ちなみに全体的に陽気な会話が多いのは変わりません。
・冒頭からの展開が違う
○通常版は視聴者にわかりやすく追加。
オープニングにはポップに歌手の歌が入り
ゴッサムシティにてマザーボックスを探す
パラデーモンに襲われる人を
バットマンが救い
ダークサイドの存在を感知。
世界の危機に備えて
ジャスティス・リーグ結成のために
スカウトを始める。
○スナイダー・カットでは
BVSのラストでスーパーマンが
死ぬところから描き
その衝撃でマザーボックスが
起動してしまうところから始まる。
その状況を
BVSでスーパーマンの意思を継いだからの
連続でアクアマンを早速スカウトに行く
ところから始まる。
通常版だとも少し後ろ。
音楽もホワイト・ストライプスの
イッキー・サンプは流れない。
・画面も少し黒が強くなり暗くなってる
通常版の方が映像はだいぶ明るいです。
・ワンダーウーマンのシークエンス増加
イギリスでの銀行強盗のシーン
犯人の思想などもスナイダーカットでは
感じられる仕組みだが
通常版では正義の味方のワンダー・ウーマンが
神の力で大活躍程度に収まっている。
・セミッシラのシーンやステッペンウルフの活躍大幅追加
通常版だと大幅短縮されているが
スナイダーカットでは丁寧に描写
初登場するステッペンウルフも
鎧がアップデートされ
禍々しさも大幅アップ。
通常版だとRPGゲームの序盤に出てくる
キャラクターのような貧相な装備で
強力さが大幅にアップし
ジャスティス・リーグの敵として
ふさわしい存在に。
この時点でだいぶ映画としての風格が違う
・1000年前の戦い大幅追加
通常版だと1分程度だった過去の戦いも
グリーンランタンの参戦など
見どころたっぷりの戦いが披露。
ダークサイドの部下もステッペンウルフ以外に
登場しMCUのサノスに匹敵する
恐ろしい敵が地球を狙っていることが
実感できる。
・パラデーモンの設定変更
通常版だとダークサイドとの戦いで
恐怖した人間などがパラデーモンに
変貌してしまい
倒されると緑のゲル状態になる
ゴアギャグ要素も通常版はあり
恐怖に対して反応する下等生物で
映画のラストでは恐怖した
ステッペンウルフを食べまくるという
何とも言えないギャグ要素に
なっているが
ザック・スナイダーカットでは
ダークサイドの配下という感じです。
・フラッシュの描写大幅追加
スナイダーカットでは
中盤の下水処理場のようなところで
初めて超能力を使うが
今作では序盤にバリーの力を
使いアイリスを救う超スローモーション
シーンが追加。
おそらくVFXがめちゃめちゃ過多なシーン
だったので元の方はカットになったが
今作で完成したのでは??
バリーのアルバイト面接シーンなど
愛嬌ある展開が垣間見られるが
同時に家族がいない中で
安定的な仕事にも就く気がなく
その時その時の感情だけで
生きる無気力な存在であることも
伺える人物描写とアクションを
兼ねた素敵なシーン。
追加要素後半とディレクターズカット問題については
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