◯【66点】ゼーガペインADP【解説考察:完全新作？？総集編？？変な作品】○

★この記事をまとめるとこんな感じ★

1 製作
2 ネタバレあらすじ
3 テレビアニメ放映10周年記念作品
4 青春鬱ドラマ系アニメ化
5 声優の生々しい演技消失
6 映像は作り直し?再編集とは思えない綺麗さ
7 新要素未回収過ぎてあれでは？
8 hisSCORE

製作

2016年日本映画

総集編かと思いきや新作だったやつ

ゼーガペインADP【Blu-ray】 [ 浅沼晋太郎 ]

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ネタバレあらすじ

現代の千葉県舞浜市。
この地で高校へ進学したキョウは、
廃部寸前の水泳部に
入部し部員募集のために奔走する。

キョウの幼馴染や中学の同級生で
水泳部だった人もこの学校にいるが、
彼が水泳の大会にて暴力事件を
起こしてしまったため、彼らは
水泳部に来ることはなかった。

人類はガルズオルムにより絶滅されており、
生き延びるために存在データを
コンピューターサーバーに保存。
データの幻体となり
ゼーガペインを操り、
ガルズオルムを倒した暁には、
人類を復活させることが
生徒会長たちの狙いだった。

世界各地には同様にサーバーがあり、
そこから幻体となり解放軍として
戦っているのであった。

そしてサーバ内の一部の人が
覚醒し、戦うのであったが、
戦闘中に死亡しデータ転送を失敗すれば、
存在が消滅してしまう。

覚醒した幻体のキョウは混乱しながらも
ガルズオルムから舞浜サーバーの人々の
日常を守るために戦うことを決意。

しかし彼が操るとされるゼーガペインは
未完成で鋭意製作中だった。
8月31日になるとデータサーバーの容量を
保つために4月1日にリセットされる
サーバー内で生きる世界は
精神をすり減らしていくのであった。

2021年4月29日iTunesにて自宅レンタル鑑賞
2021年24本目

テレビアニメ放映10周年記念作品

先日TVシリーズを鑑賞したので、
劇場版にあたる本作をレンタルして鑑賞。

10年の歳月を経て
ゼーガペインが復活。

それまでにも企画として何度か
総集編をイベント上映などしているが、
レンタル等で出回っているのは
聞いたことない。

当時の状況について全く知らなかったが、
新作劇場版として総集編が
制作されたのかと思いきや、
(確かに特報が完全に総集編)
第一話の冒頭で自爆した主人公の
過去が描かれる完全新作エピソード作品。

新キャラや
本編では名前だけ登場していたが、
不在だった映画部の先輩とハヤセの
存在が消えた彼女が登場。

青春鬱ドラマ系アニメ化

ロボットアニメとしての
前日譚なわけだが、
後半まではロボットがそんなに出てこない。

それは主人公のキョウのロボットが
開発中という設定なのだ。

結果キョウがループする日々に
だんだんと鬱屈していく様が詳細に
描かれていく。

そりゃまぁ第一話の性格だと
この記憶を消したいとか言ってたし
自分に嫌がらせのような日記送りつけてきたし

メインヒロインのカミナギが
全くもってヒロインじゃないし、
シズノは中盤からの登場で、
なんかコレジャナイ感が強い。

そして新キャラとして燃えを意識したのが、
幼児頭身のAIも登場し、
あざとくなっているが、
唐突に中盤に消える。

また注目の映画部のカノウ先輩も出てくるが
なかなかの電波系の痛いやつだった。
それならまだしも唐突に事故に巻き込まれ
ダメージを受けて、存在が消失。
そのあたり詳細に描くかと思いきや
そういう細かな説明描写は
極力排除されていて、
先程の幼児AI含めて
なんか不親切な描写が多い。
新キャラの理事長も唐突に死んだし。

さらになんだかんだ重要な
1話冒頭に繋がる自爆への
展開も結構強引。

強敵を倒した直後で
そのまま離脱すればいいのに、
何故か敵雑魚の集団に立ち向かう。