△【59点】アンブレイカブル【映画感想:続編鑑賞前に予習必須】△

製作

2000年アメリカ映画

監督

M・ナイト・シャマラン
・シックス・センス
・サイン
・ヴィレッジ
・レディ・イン・ザ・ウォーター

出演

ブルース・ウィリス
ダイ・ハード
パルプ・フィクション
・シックス・センス
・こちらブルームーン探偵社
サミュエル・L・ジャクソン
パルプ・フィクション
ヘイトフル・エイト
・スネーク・フライト
・ジャッキー・ブラウン
アベンジャーズ
ロビン・ライト
・フォレスト・ガンプ/一期一会
・ベオウルフ/呪われし勇者
・プリンセス・ブライド・ストーリー
・ハウス・オブ・カード 野望の階段

あらすじ

2000年のアメリカ北東部のペンシルバニア州のフィラデルフィア市。
乗客132名の中でたった131人が死亡する中1人ほぼ無傷だった生存者がいた。
彼の名はデヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)。職業は大学のフットボールチームが運営するスタジアムの警備員。
彼には嫁と小学生の息子がいるが、家族の関係は冷え切っており、デヴィッドは別居してニューヨークで違う仕事をしようと悩んでいたところだった。
しかし電車事故を無傷で生き残ったことをきっかけに、見ず知らずの男イライジャ・プライス(サミュエル・L・ジャクソン)から連絡が来るのだった。

彼もまたフィラデルフィア出身で、現在はニューヨークでアメリカン・コミックの原画などを収集するコレクターで、
希少性の高い絵を高値をつけて画廊で販売する、謎の金持ちだ。
しかし彼は先天性の難病を患っており、イライジャの骨はとても折れやすく、少しの衝撃でバラバラに骨折してしまう、いわばガラスのような体を持っている。
そんな彼は以前からずっとコミック・ブックは事実を元にした英雄譚であるとデヴィッドに主張する。
デヴィッドが列車事故を生き延びれたのは奇跡ではなく、彼自身が特殊な力を持っていると主張する。
一方的な主張に怯むデヴィッドだが、イライジャは職場まで押しかけ、普段からデヴィッドの行なっている警備の仕事での犯人の見分け方などを聞き、
その直感に確信を持つ。

またデヴィッド自身もこの方怪我をしたことがなかったのだ。
しかし彼は一度だけ大学時代に自動車事故を起こして、プロでの活躍も期待されていたのだが
怪我を原因にアメフトの選手としての活動をやめてしまった。

イライジャと出会ったことをキッカケに彼は、自分自身のアイデンティティがなくなっていることで、日々を無作為に過ごしていたことを自覚し始める。
また息子のジョセフの前で、160キロ以上の重さのウェイトを持ち上げてしまったことをきっかに自分は特別な力があることを自覚し、
イライジャの指示に従い、都市部に出かけ、ヒーローになろうと行動を起こす。。。

2019年1月19日 自宅Amazonビデオ鑑賞 2019年6本目



ヒーロー映画の冒頭30分くらいを105分に引き伸ばした映画

異才M・ナイト・シャマランの監督のまだ人に愛された頃の映画。
この度、19年ぶりの正当な続編で完結編の『ミスター・ガラス』の予習で自宅鑑賞。

2017年の『スプリット』でのシャマランどんでん返しで衝撃の『アンブレイカブル』の続編だったことが明かされたわけです。

その1作目である本作を自分見たことなかった。多分日曜洋画劇場で見たのかなと思うが、全然記憶になかった。

そして見てみて驚いたのが、終盤まで音楽もないし、退屈。
終盤になってようやく話が動くが、ヒーロー映画だったら30分ぐらいで終わる内容が本編という、壮大なプロローグ。
丁寧すぎるというか、冗長すぎだろという。
しかし本作にもシャマランどんでん返しが存在していて、それはそれでびっくりして面白かったりする。

ブルース・ウィリスの演技はよく喋るか寡黙渋顔の2パターン

最近ようやく気がついたのですが、ブルース・ウィリスって演技下手というか、
演技2パターンしかないなと。
『ダイ・ハード』のように悪態をつく、面白イケおじか、
寡黙な渋目の顔でなかなか喋らない。
今作は後者。
役柄上、自分の生きる意味というか生きてる実感がわかない男という設定で。
アイデンティティを失った彼は、変態コミック収集家の陰謀論を聞き、自分自身の過去と向き合い、
本当の自分を知る。
セリフの少ない映画的にはいいかもしれないが、好感が全くモテない。
あと寡黙決め込んだブルース・ウィリスの映画はあんまり面白くない。
トム・ハンクスを見習ってほしい。

むき出しの電球とハゲ頭のコントラストに脱帽

M・ナイト・シャマランの異才っぶりが凄まじい。
変な映像、変なシナリオ、びっくりなオチ。
今作でも謎の不思議な動きをするドリーの撮影や、むき出しの電球とブルース・ウィリスの頭部という、狙ってんだろ!というショットがあったり、
冒頭での電車の椅子と椅子の隙間で映像を巧みに振ったり、ドリーを斜めに動かしたりと異才過ぎてやばい。
それ本当にイケてるの?と学生映画の気持ちを今でも忘れてないような、むしろ凄腕たちが避けることを堂々とやる!
新鮮味があって非常にいい!

低予算すぎるだろ

冒頭の列車事故もおもちゃのような映像。
いったいどこに金かけてんだ?ってぐらいずっと地味に自分探しをし続ける主人公。
終始何も起きそうで起きず、終わる。
一体この映画どこに金つかってんだ?全体的に雨のシーンが多かったからそういうところに使っているのか?

陰謀論とヒーロー映画をミキシングした脚本が癖になる

もう1人の主人公であるコミック収集家の骨が折れやすいかわいそうな男イライジャ。
圧倒的センスのコミッション風の色入れ前の原画を収集し飾る、マジでセンスのいいキャラクター。
ファッションもどこかジョーカーを意識した服装と爆発した髪型がナイス。
またコミックがもとは歴史上に存在した超人の話をアレンジした物語だと独自の理論で語り、
もしかしたら世界には超人が存在するかもしれないと、奇跡の人としてデヴィッドと交流を持とうとするという、
スーパーヒーロー映画ファンには癖になる存在。
生まれた瞬間や、外に出るとコミックが母親からもらえるという展開が胸熱。
そんな彼の秘密が最後の最後でわかるのだが、それもコミック映画好きとしてはたまらん。
しかしお前何でそんなに金持ちなんだ。
多分シャマランの中で元ネタはレックス・ルーサーだと思う。
もちろんダンはスーパーマン。

あとコミック原画を息子の誕生日に送るとわかったあとのブチギレする姿がいけてる。
コミックはカートゥンじゃねぇ神話なんだ!!ザック・スナイダーと思考が一緒でいけてます。

息子いい顔し過ぎ問題

また癖になるのがこの息子の表情。
独特な目の持ち主で、父が自分自身を愛してないため、愛を感じられなくなり、やたら擦り寄ってくる息子という役。
父の存在を奇跡と信じ始めてからの2人のやりとりがやばい。
あと妻をロビン・ライトが演じるが、現在とは比べられないほどかよわい女性という役所で残念。ステレオタイプすぎる。

シャマランどんでん返しが熱い

いつもいつも映画の見方を変えるどんでん返しをするシャマラン。
もちろん最新作でもやってましたね。
今作では、イライジャが実は、デビッドを探すために連続テロリストであったことが最終盤に明かされる。
そこでイライジャ自身が「自分は悪役だったことをようやく気がついたんだ。」という。
ヒーローがいるからこそ悪者もいると雄弁に語る。
この物語が電車事故から幕をあけるが、物語はイライジャの物語はずっと前から始まっていたことが明かされる。
この映画の本当の主人公はイライジャであり、超人の存在を信じ続けた彼の本当の姿は宿敵だったという皮肉たっぷり。
いやいやでもこの映画終始退屈だからね!!

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6.5/10
・映像のアプローチ 6/10
・映画の美術面 6/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 4/10
・上映時間と個人的趣味 6/10
59点

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