色褪せぬエポックメイキング
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
製作
2012年アメリカ映画
即席異能者チーム大進撃!
監督
ジョス・ウェドン
・バフィー 〜恋する十字架〜
・キャビン
・エンジェル
・アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
キャスト
ネタバレ あらすじ
2012年8月25日劇場IMAX3D鑑賞
2012年12月19日自宅DVD再鑑賞
2012年度112本目
2022年7月23日自宅
Disney+IMAX版鑑賞
2022年31本目
2012年初鑑賞時の感想
これ見たら今年のおれの夏は
終わってしまうのではないか!?と
思い敬遠しながらも、
ようやく見たよ『アベンジャーズ』
2010年の『アイアンマン2』で起動した
『アベンジャーズ』映画化計画が
2012年ついに実現したのです。
それまで多くの予告編
(本編のことだよ。)を
生み出してきたわけですが
それも全部劇場でチェックしてちゃんと
Blu-rayを買って
コツコツ投資してきたわけで
それはもうゆだれが
出るぐらい嬉しい公開です。
まぁーアメリカでは5月に公開して
日本は8月というちょっと不快ですが
そんなことは『アベンジャーズ』
を前にしたオレには問題にならない。
アベンジャーズと言えば
実際Xメンだとか
スパイダーマンとかも参加している
マーベル社のコミック作品ですが
映画会社の都合上
Xメンとスパイダーマンは
不参加が濃厚だね。
→2018年にはソニーと協賛して
まさかのスパイダーマン合流!!
最強の映画化
そんで今作の『アベンジャーズ』には
アイアンマンとハルクと
マイティー・ソーと
キャプテン・アメリカが出てくる!!
この4人の紹介のために
映画を作ったとも言える
前人未到の映画プロジェクトだなぁ!!と
今でも思う。
そのやり方が功をそうし
『アベンジャーズ』は結果的に
全米興行成績の歴代で
当時第3位になってしまった
結果になるんだから
このプロジェクトは
凄い価値を生んだよね!!
キャラクターの映画個々においても
一つの映画を作る為の映画などに
とどまることなく
独立した作品として興行成績的に普通に
大成功もし一部の作品は
高い評価も得ている。
『アベンジャーズ』計画の為のやっつけ
というよりは映画一本一本ちゃんと
質を保っている。それもそれで凄い!!
後年の『ジャスティス・リーグ』の出来よ!
補足だが『アベンジャーズ』においても
重要な悪役は『マイティー・ソー』から
引き続きだったりすることも
忘れては行けない。
総合的に話しを見てみるとゲームの
『スーパーロボット大戦』に似ている。
『スーパーロボット大戦』も
既存のロボットアニメが
複数登場してクロスオーバーし
それぞれのアニメに登場する敵と戦い
最終的にゲームオリジナルの敵と戦う
体裁なのだが
本作『アベンジャーズ』もまさに。
映画オリジナルの強大な敵の指揮官として
『マイティー・ソー』の
悪役ロキが登場して
終盤はオリジナルの
敵が大量に登場し
それをアベンジャーズがボコボコにする。
スパロボ好きのオレとしては
嬉しい展開。
また物語の発端のキューブは
『キャプテンアメリカ』で初登場。
もともとは『マイティー・ソー』の
世界のものなんだけどね。というか
『マイティー・ソー』って本当に
困った奴しかいないわな。
オリジナルの敵をボコボコに
しまくるということで
アベンジャーズが
圧倒的なのは言うまでもなく
また彼らの個性が良い感じに
他作品のキャラクターに影響を与えて
さらに笑わせてくれる。
個人的にパーティー映画として
最高に楽しいし
ここまでのものを
生み出してくれただけ大成功。
スパロボの魅力である他作品との
掛け合いがやはり今作にもあって
特に同じ天才同士の
ブルースとトニーの会話
などはワクワクする。
その他の本作ならではの興奮と言えば
アイアンマンとソーが殴り合いを
披露するシーンは驚愕。
アイアンマンスーツを生身の体で
圧倒するソーがとてもやばい。
神々の前では
兵器も圧倒されてしまう。
そんな描写が見れるのも
本作ならでは!!
またハルクと殴り合いをするソーもいい!
チート性能を持つソーだから出来る描写
これを見れるのもやはり本作ならでは
コミック映画はこうでなくちゃいけない!!
という要素をちゃんと
網羅してくれているのだ!!
脇役キャラも大活躍
また本作で初めて活躍する
キャラクターも多い。
ホークアイは
冒頭で洗脳されて敵に回ってしまう。
またブラックウイドウも
主要キャラクターだ。
そしてキャプテン・アメリカに至って
前作はまさに序章で
設定を描いたに過ぎない。
本当のキャプテン・アメリカは
ここから始まる!!
これだけ豪華キャストを大量に大活躍させる
映画も本当に珍しい。
さりげなく名優ステラン・スカルスガルドが
助演しているのも熱いよな。
絶妙なキャラ描き配分
また本作の良い所は
均等に見所が配分されている。
ちょっと『マイティー・ソー』は
話しの辻褄が合っていないような
気がしたけれども
全ての関係作品の関係者が均等に活躍しており
偏りも無く皆均等に輝いている。
正直凄い。そしてキャラクターが
本作の交流や戦いを通して
さりげなく成長している点も非常に凄い。
アイアンマンは本作で
初めてヒーローとして自己の欲を超えた
世界を守りたいという気持ちで行動をしたし
ソーはロキへの人情を捨て去ることに
成功し初めて地球の守護者であることを
行動で示し雷を豪快に披露した。
ハルクは見事にハルク状態で
行動することに利点を見い
だせるようになったかもしれない。
キャプテンアメリカは70年の時を超えても
もう一度立ち上がりアメリカの為に
いや人々の為に戦うことを選んだ。
そしてホークアイに至っては素晴らしい弓や
技術をジェレミーレナーが見せてくれて
とても格好良かった。
あと展開的に、協力する理由が
おれたちを怒らせたからみたいな感じが
一番少年の気持ちをくすぐってくれる。(笑)
そしてそれぞれの物語へ続く
また忘れてはならないのが
本作がそれぞれの単発作品の
続編につづくこと。
これが続編へつづく過程であるのも
ちょっとやばいよね。
そしてそれぞれの続編が完結した先には
『アベンジャーズ2』が待っている。
今度は一体どんなヒーローが
集まるのだろうか?
ハルクはどうなるんだろうか?(笑)
もしかしたら
『キャプテンアメリカ』の
敵とか帰ってくるのか?
コールソンって死んでないよね?
あと色々設定があれ?だったなぁーと
思ったけども特に突然現れる
スタークタワーに困惑したけど
『アイアンマン』の舞台が西海岸で
『アベンジャーズ』の舞台が
東海岸だったから
そういう辻褄合わせなんだね。
まぁー後始末がマジ鬼畜で
人に希望は与えたものの
絶望と恐怖を与えたまま終了したけれど
映画のエンディング後のあの皆で
黙々と飯を食う姿コミコミで
この映画全部出し切っていたと思う。
そんな映画が今のハリウッドで
生み出してくれたのだから、もう感謝です。
夏の最高の思い出は『アベンジャーズ』が
くれました!!
ちなみにブルース・バナーが
エドワード・ノートンから
マーク・ラファロに変わったのは
極度のストレスにより老けてしまって
太ったと解釈。
だってセックスも出来ないんだぜ。
うっかりオ◯ってしまったら
町一つなくなる可能性もある
マジで賢者なんだよブルースは!!
IMAX3Dに関しては
空飛ぶ魚がやばかった。
あとアイアンマンの
ビームがうほだった。
前日譚はコミックで。
2012年12月早くも再鑑賞
ここに来て2回目のDVDでの鑑賞の
感想を書く。
母親がDVDをレンタルして来てくれたので
再鑑賞した。
『アルティメッツ』
というアメコミを購入しました。
これは最高に面白かった。
言える作品なんですよねぇ。
んで2回目の感想なのだが、
根本的に1回目の感想がとてもよく
書けているからいまいち
それを凌駕する文章が
書けるというのは無理な話し。
とりあえず総評をすると
一個一個のエピソードを拾い上げて行くと
映画としてはマニア向けな面白さがあるが
本編の総合を見ると中盤が
中だるみをしている印象を受ける。
しかし終盤のヒーローたちの合体攻撃の
数々が映画で実写化に大成功しているのを
見るとその40分の
驚愕の戦闘シーンの数々を
拝んだだけでも昇天出来る程の
ご機嫌な映画だと思う。
キャラクター1人1人の個性も
終盤のバトルでより際立っており
映画の歴史に残されても問題ではない。
まぁー2時間半の長丁場は、
再鑑賞には少しばかり煩わしいものだ。
次回作は『アイアンマン3』が
5月公開になっており
それで『アイアンマン』が完結してしまう
ようなのでちょっと物寂しいが
『アベンジャーズ』シリーズでの活躍を
期待したい。
10年の時を経て再鑑賞
コロナ禍によりMCUも停止してしまい
つまんないなぁと思い
2021年からMCUをまた1から見直そうと
しているわけですが
1年の時を経てついに
『アベンジャーズ』に辿り着きました。
面白い!
具体的にどう感動したかは
結局2012年の感想と一緒。
また今回は
Disney+にてIMAX版を鑑賞し
画面サイズもテレビフル画面の
最高画質での鑑賞。
本当に大迫力で最高。
IMAXはやっぱりすごい!!
一部設定的に
ロキがいつサノスの部下になったのか?
サノスの目的とロキの目的は
一緒だったのか?と
悪役周りは疑問に残る部分もあるが
最後の最後にサノスまで登場する
今後の6年を支配する強敵の登場も
やはり最高だったりするわけで
どんだけこの映画最高なんだよ!
と改めて思うのでした。
序盤の内乱のミニマムな感じと
中盤の人間不信による中弛みからの
終盤の怒涛の戦闘ラッシュが
本当に最高で。
各キャラの持ち味のある
アクションを交えてシーンそれぞれが
秀逸すぎる。
ハルクの巨体と怪力を生かした
大画面映えするジェノサイドやら
それでも共闘できちゃう
ソーの神様っぷりとかも
改めて見るとめちゃめちゃ面白いし。
紅一点のナターシャも普通に
レギュラーしているのがすごい。
今ではセクハラ問題で
業界から干されてしまった
ジョス・ウェドンの才覚を
堪能できるし
ファブローが生み出した
このシリーズは何一つ
間違いはなかったと
改めて思いました。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8.5/10
・映像のアプローチ 9/10
・映画の美術面 8.3/10
・キャラクターの魅力 10/10
・音楽 9.5/10
・上映時間と個人的趣味 9/10
89点
劇伴がなんだかんだ最高なんよね。
アベンジャーズのテーマ最高よ。