奇人たちの晩餐会USA 2010年度140本目

「スティーブ・カレルの映画ってなかなか『コメディ一辺倒』という感じではないよね。」

A Little his REDEMPTION.~seasonⅤ~-奇人たちの晩餐会USA

アメリカ2010年アメリカ制作アメリカ
監督
ジェイ・ローチ
(ミート・ザ・ペアレンツ)
出演
ポール・ラッド
(40男のバージンロード)
スティーブ・カレル
(デート&ナイト)
ザック・ガリフィアナキス
(デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~)
予告

ねずみ2STORYねずみ2
1998年に制作されたフランス映画の奇人たちの晩餐会をアメリカがリメイク。
NY近郊の投資会社で働くティム(ポール・ラッド)は出世欲があった。
上層部の一人が解雇されたことを知ったティムはこのチャンスを手に入れようとする。
プレゼンをほのかに成功した彼は、上層部に気に入られるのだが、上層部に入るには一つの条件があったのだった。
それは、この会社の上層部が定期的に開催する食事会に、面白いやつを連れてくることだ。
その食事会ではそのような人を冷笑的に馬鹿にして楽しむのが目的なのだ。
出世のチャンスに出会ったティムはその食事会に参加することを決める。
それを期に最愛の彼女(何度もプロポーズするけど断られる)に報告するが、「そんな最低な会に参加するなんて言語道断だ!!」と彼女は憤慨する。
そしてある日、偶然ティムは車で人(スティーブ・カレル)を弾いてしまうが、彼は飛び出した自分が悪いとティムに主張。
彼の名前はバリー。彼が車道に飛び出した理由は、「ネズミの死体を見つけたから!!」
戸惑うティムだが、バリーの荷物を見るとネズミの死体を利用して作られたドールハウス風な作品集が多々。
それに感銘を受けたティムだが、これを利用すれば食事会で活躍できると画策し、バリーに食事会に来る事を依頼する。
何も知らないバリーはそれに参加することを了承するが…。
翌日。彼女に食事会に参加することがばれてしまい喧嘩をしてしまう、彼女が出た直後になんとバリーが現れる。
彼は、食事会の日程を間違えてしまったのだった。バリーが自宅に来た所為で、ティムは思わぬトラブルに襲われるのだった…。
2010年2月21日鑑賞
ねずみ2感想ねずみ2
もともとは、1997年にフランスで作られた「奇人たちの晩餐会」を10年以上の月日が経った2010年にアメリカが映画化。
7 月の月末の全米チャート初登場2位と好記録を打ち立てたものの、日本では勿論DVDスルーとなり2011年2月に日本でレンタル開始したという感じだろうか。
主演には、知る人ぞ知る、コメディ俳優のスティーブ・カレルと評価の高いコメディというかバディ(相棒)映画に出ている俳優、ポール・ラッドの二人を迎えている。
リメイク元のフランス版とは、がらりと内容が変わっているため、最初の設定のみ流用という形だろうか?
フランス版の方は、バリーという奇人がマッチ棒で人形を作るのに際して、アメリカ側はもっと奇抜な、ネズミの死体を剥製にして人形にするというイカレた設定になっている。
またフランス版の真面目さを拭い捨て、とことん知能指数まで下げてたような、頭の弱いキャラクターになっている。
終盤の展開も変更されていて、こちらはハリウッドテイストになっているようだ。
まぁーオレ、フランス版は見てないんだけどね!!
勿論自分は、この映画が全米公開された時から、気になっていたので、レンタル店にあったので衝動借りという感じです。タイトルのアホさに退いたけど、もともとのフランス版がこの邦題だったので、ファニーゲームと一緒ということにしましょう。(苦笑)
実際の主役はポール・ラッド演じるティム。そんでまた40男のバージンロードと同じく、ヒロインが素敵なんだな。
そしてティムに幸運か不幸を招くのが、気違いのバリーとなっていて、彼を利用しようとしたティムだけど、彼の所為で物事がどんどん悪い方に進んで行ってしまうという、まぁーありがちな展開。
だがバリーがシンプルにオバカさんなので、素直に笑える仕様になっています。
ただそのバリーにも心に傷を抱えているという、意外と一筋縄で行かない内容で。
またその他にも困った登場人物が数多く登場する、色々と頑張っている映画。
と、ここまで読んで気づいたかもしれないけど、この映画晩餐会が笑えるシーンのメインかと思いきや、晩餐会のシーンは映画を違った方向性に持って行く終盤のイベントになっている。
タイトルや予告などで、晩餐会が全面に出ているが、その部分は終盤の大円団への布石にあたる。
なので、そのシーンまではティムがバリーの所為で色んな騒動に被害にあう物語になっている。
だがそれがなかなかの苦難の連続だったりする。
思いのほか登場人物が多かったりするが、バリーのトラウマだったり、ティムの恋愛事情だったりと忙しい。
だがバリーの勤務先が国税庁という衝撃の要素にも注目したい。
世界は馬鹿が回していると皮肉にも混じっている作品でもあるのだ。
まぁーそれより自分は、本作で泣かされてしまったことを言いたい。
この映画で、ネズミの人形がオープニングで使われているが、それに意味があるというのがすごい。
正直冒頭で、ネズミの人形のジオラマという気違いぶりで、馬鹿さ加減にワクワクしながら笑っていたのだが、あれ自体に意味があり、それ自体にバリーの問題の投影だったりする。
物語はありきたりで一本道で、バリーに酷い事を要求しているのをティムはバリーに言うのだが、バリーは勿論、晩餐会に来るのだった。
その晩餐会のシーンが自分はとても感動してしまい泣いてしまった。
これは美術さんの努力の賜物だと思う。あれには驚いた。
だが物語はハリウッドコメディであることを忘れずに大円団ならぬ大暴走を始める。
その後の顛末は自分の目で確かめて欲しい。
エピローグは、勿論ネズミの人形で描かれている。そのアイデアだけで充分驚きと興奮を味わえるし、スティーブカレルやザック・ガリフィアナキスのオバカっぷりも様になっていて、個性的な登場人物も多数登場するので、とても楽しめる映画になっている。
ただリメイクとしてはフランス版の面影が薄くなっていて良くないらしいが、自分はこの映画好きだ。
確かにラストは荒唐無稽だったが。
メモ得点メモ
9
意外性のあるオススメな映画です良かったらどうぞ。

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