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▲ロビン・フッド 2011年度119本目▲

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-ロビンフッド

アメリカ2010年アメリカイギリス共同制作イギリス
監督
リドリー・スコット
(エイリアン、ブレードランナー、グラディエーター、アメリカンギャングスター、ワールド・オブ・ライズ)
出演
ラッセル・クロウ
(スリー・デイズ3時10分、決断のとき、L.A.コンフィデンシャル、アメリカン・ギャングスタ)
ケイト・ブランシェット
(ベンジャミン・バトン数奇な人生、インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国、エリザベス:ゴールデン・エイジ)
ケヴィン・デュランド
(リアル・スティール、団塊ボーイズ、ウルヴァリン: X-MEN ZERO)
予告編

馬あらすじ馬
1199年。イギリスの十字軍の弓兵として従軍していたロビン・ストライド(ラッセル・クロウ)は、凄腕の弓の使い手であった。
だが戦の途中、イギリスの王が戦死してしまう、丁度その戦に参加していなかったロビンは、仲間と共に戦場を脱出。
だが道中で、自軍の王の親衛隊が何者かに襲われている現場に出くわしてしまう。それを撃退したロビン小隊は、親衛隊長だった男に、王冠の輸送と王の戦死の事実を告げるのと彼の形見でもある剣を父に返還することを遺言として託されるのであった。
仕方なく親衛隊として騎士に成り代わった彼らは、国へ戻るのだった。
無事国に帰った彼らは、上手い事その場をしのぐのだった。
しかし政府は窮地に立たされていた、次期王位を継いだ弟は、自身の悦楽の為に税を上げさせ、払わないものは殺すとい独裁を提案。政治のアドバイザーも解雇し、母親は遠ざけるのだった。
しかしそれはフランス軍の画策の一つだった。くそ野郎の弟を王位につかせ、弱り切ったイギリスを奪おうとしていたのだった。
その頃ロビンは、遺言を果たすため彼の故郷へと仲間と共に足を向けていた。だが暗殺計画を考えたフランス軍の追っ手が彼を追いかけていた。
そして彼の故郷についたロビンは、彼の父に対面、そしてその父はロビンの出生を知る人物だった。
また彼は、ロビンを自分の息子として成り代わらすことを決め、もともとの妻だったマリアン(ケイト・ブランシェット)は困惑を隠せないのだった…。
2011年12月14日鑑賞
馬感想馬
更新し出した。と思ったら更新しない。ふと見たら日記を書いていた。まぁーそういう人なのです。
自分はこの映画Blu-rayを持っているのですが、映画館では鑑賞しなかったのです、相当力を入れて宣伝していたのを自分は覚えていますが、それなのに対してヒットもしなかったと覚えています。
どう考えてもこの映画が面白いわけが無いとあの宣伝を見たら誰しも思ったのではないだろうか?
そもそもそんな映画のBlu-rayをなんでお前みたいな奴が持っている?とか思われたら、なんかamazonで本作のBlu-rayと抱き合わせで『グラディエーター』がついているみたいで、それはなんだかお得な感じじゃないか!!と思い、当時は廉価版もそこまで出てなかったと思うのです。それで、それを買って、なんと1年程寝かしていて、TSUTAYAのチャートに入っていたので、試しに鑑賞してみたわけです。
いや。本当に売れるパッケージってつまんない映画多いよね。
TSUTAYAのDVDの廉価版のセルのランキングを見ると毎度『バーレスク』などが入っているわけで、売れる理由は、勿論女性が買っているというのが検討つくし、あとは『アバター』だとかまぁーそれは買いだと思うけどね。そういう廉価版を買う人って、やっぱり映画中級者の女性とかなんだと思いますね。女性層はオタクとはちょっと違うから、なんとも言えん。
というわけで、『ロビン・フッド』を見たわけです。
監督、リドリー・スコット、主演、ラッセル・クロウ。そして舞台が19世紀と過去のヨーロッパを舞台にして、有名な義賊であるロビン・フッドの映画化。
ロビン・フッド自体は数多く映画化されているわけで、その時点で何とも言えない微妙さがあるが、監督と主演のコンビがどう考えても『グラディエーター』の組み合わせで、映画の無いようからして、その雰囲気がぷんぷん。
そんなフィルムの焼き直しのような映画が多くの人に求められているかとえいば、それは違うし、この映画の中身を見れば、『グラディエーター』に及びもし無い内容にがっかりしただろう。
冒頭は、十字軍遠征のシーンから始まる。
これがなかなか面白いというか、期待通りのリアリティ溢れる甲冑を来た中世の戦争なのだ。
銃ではなく弓矢が飛び交い、肉体がぶつかり合う。
そんな骨太の戦争シーンが実に面白い。
だがしかし主人公であるロビンは普通の兵士であり、別にヒロイックな要素はない。ちょっと兵隊同士でいざこざをしたり。
逆に王様がガンガン出てくるわけだが、その王様がうっかり死んでしまい、自体は急展開なのだ。
と正直言えば、ここが映画のハイライト。
その後は、フランス軍の策略やイギリスの王制内のいざこざ。
そしてロビンは少数の仲間を引き連れ、故郷に帰宅しようとしたのだが、トラブルにあってしまい、重要な任務を帯びてしまうわけだ。
そして映画のヒロインであるケイト・ブランシェット。
そもそもこのケイト・ブランシェットがなかなか謎だったりする。
そして急展開なのが、ロビンが何故かケイト・ブランシェットの夫に強制的に成り代わる展開。
そこからは中年同士のメロドラマがやや繰り広げられる。
一体オレは何が見たかったのか?
そもそもこのメロドラマもなかなか不条理で、ケイト・ブランシェットは夫を愛していたわけだ。
しかし戦死してしまった夫の代理として夫兼息子を演じることになったロビンとさりげなく心の交流を重ねる。なかなか簡単には受け入れ難い展開だ。
そして同時並行でイギリスの王の部下たちがフランス軍の入れ知恵で、村を襲ったりと虐殺を繰り返す。
そもそもラッセル・クロウのアクションを期待していたりするのだが、彼はおどけながらニヤニヤしているだけで、いっこうにそういうこともなく、なんとも言えない歴史の一端を垣間見ている。
そしてロビンの正体が判明し、いや全く感情移入できないし、フランス軍の策略を察知したイギリス人たちは、王に権利を頂く変わりに共闘することを宣言。
結果的に、イギリス軍はロビンの活躍により勝利を掴む。
うん。別に面白くもないあらすじだ。
そしてその後の義賊になるロビンのヒロイックぶりもいまいちだし、そもそも冒頭のアクションから一気に映画自体の方向性が定まっておらず、なんとも言えないちぐはぐ内容に仕上がっている。
冒頭は歴史大作的壮大なアクションと見せかけておいて、中盤から単純で滑稽なヒーロー冒険活劇にシフトするあたり、マジで駄作。
だったら最初からそういう方向にしてくれれば、良かったものの。
やはり『ロビン・フッド』という内容の方向性からこうなる運命だったのだろうか。
非常に残念な映画だ。
また序盤の魅力的なロビンの仲間も中盤の路線変更で、お笑い担当となってしまったり、終盤のバトルでケイト・ブランシェットが戦場にいたりと、なんとも混沌とした映画だ。
だから歴史ものなのか?ヒーローものなのか?恋愛ものなのか?
リドリー・スコットも老いてしまったと思う。
メモ得点メモ
4
王様の暴君ぷりもげんなりだが、映画が厚いんだか薄いんだかあやふやだったりもげんなり。
それでいて上映時間が2時間越えの超大作なのもまたげんなり!!
オススメはしない。

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-ロビンフッド

ロビン・フッド [Blu-ray]1374円

ロビン・フッド&グラディエーター セット [Blu-ray]3782円

ロビン・フッド [DVD]1167円

見た事無いけど、多分ケビン・コスナー版の方が面白い。
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