45年の月日を経て1作目の続編
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2024年アメリカ映画
ティーン向け殺戮ホラーとして再誕
監督
フェデ・アルバレス
・死霊のはらわた
・ドント・ブリーズ
・蜘蛛の巣を払う女
ネタバレ あらすじ
2024年9月6日IMAX版鑑賞
2024年42本目
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終わることないエイリアンサーガ
2017年の生みの親の1人である
リドリー・スコットが監督した
『エイリアン: コヴェナント』から
7年の月日を経て
リドリー・スコットも制作側に回り
2024年に新作が登場。
監督は
サム・ライミの下で
『死霊のはらわた』をリメイクし
サム・ライミの下で
オリジナル作品
『ドント・ブリーズ』を2作作り
自ら『悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-』
として『悪魔のいけにえ』をリメイクした
ホラー映画のDNAを紡ぐ逸材の
ウルグアイ出身のフェデ・アルバレスさん。
その彼が再び紡ぐのは
『エイリアン』!
1997年〜2012年の間には休止期間とも
言える期間こそあったが
2004年と2007年にはジェイソンシリーズの
ごときお祭り映画である
『エイリアンVSプレデター』として
20世紀FOX版権夢の共演となって
その中身のB級っぷりのアレさが
際立ってエイリアンの
カルチュアルなむごさはどこかへ
吹っ飛んでしまった。
だが2012年に生みの親の1人の
リドリー・スコットが
まさかの創造主として
世界を再び拡張させ
前日譚を2作も作ったというわけ
そんなわけで
今回は新生とも言え
シガニー・ウィーバーも
マイケル・ファスベンダーも不在の
今作はまさかの
『エイリアン』後の物語
1作目が2122年の設定で
今作は20年後。
老化もしない
外国人(エイリアン)ことゼノモーフさん
しっかり大暴れして
2のような大量発生。
地獄と化した宇宙船に
地獄のような植民地で
奴隷のように
ウェイランド・ユタニ社に
搾取され尽くす若者たちが
更なる地獄へと堕ちていく。。
世界観の紡ぎっぷり最高
先日1作目を見直したが
やはり宇宙船内の美術の素晴らしさ
独特な世界観に感動したが
45年を経てもその世界観を踏襲。
映画的とも言える素晴らしい
美術デザインをとてもとても
堪能し映画的カタルシス爆増。
映画的に宇宙船内を彷徨う
縦構造的な移動展開も
気持ちよく個人的な趣味に
バッチリハマった。
1作目のアンドロイドが
今作も登場し
主人公たちを鬼畜の所業で
利用しまくるの
資本主義の闇を垣間見て最高。
リドリー・スコット『エイリアン』の
アンドロイドが暗躍するという
いつもの展開が7年ぶりのエイリアン
あるあるとしてやはり心地いい。
しかも今作は2体いて
そこのギミックとしても
面白くなっていた。
無名俳優しかいないのに面白い爆裂ティーンホラーらしさ!
前作では
マイケル・ファスベンダーやら
キャサリン・ウォーターストンやら
その前では
ノオミ・ラパスやら
イドリス・エルバやら
シャーリーズ・セロンやらと
超豪華なキャストもいたが
今作では10代にも20代序盤にも
見えるキャラクターたちが
エイリアンとアンドロイドの画策に
巻き込まれていく。
一応主演のヒロインである
ケイリー・スピーニーは20代後半で
『パシフィック・リム: アップライジング』
の主役や『プリシラ』『シビル・ウォー アメリカ最後の日』
にて主役を張る勢いのある
若手俳優で今作もその一つ。
しかしどう見てもティーンにしか
見えないあどけなさが抜群に魅力的で
初代『エイリアン』のリプリーのような
か弱い女性が戦うという
ジェームズ・キャメロン的な
強い女性への変貌という伝統芸が
見事に爆発しているが
やはりゴアよりのホラー映画で
活躍しているフェデ・アルバレスだけあって
登場するキャラクターへの仕打ちは
オーバーダメージ。
ほぼ無名であることを逆手にとってか
全体的に酷い殺し方をしてくれる。
エンジニアの才能のある同性愛
っぽい雰囲気のある女性に
エイリアンの幼体を規制させ
胸からの強制出産という
クソレイプ展開。
しかもそれを絶賛妊娠中の
妊婦に見せつけるという
惨たらしさ2倍の素晴らしさ。
怨恨もあるが差別野郎は
終始怪我を負いながらも
最終的には
硫酸で顔面と心臓を溶かされ死亡。
イケメン枠も敢え無く
顔をめっちゃめっちゃにされ殺害される。
か弱き妊婦系妹枠は
体が変態してしまう黒い液体を
胎児と自らを治すために使用した
結果対峙が化け物になり
生まれたての子供に食い殺される
という酷すぎる死に方。
ラストに登場する巨人一歩手前の
エイリアンと人間の合成体が
めちゃめちゃにキモくてやばく
トラウマ級のキモさで
ホラー映画として素晴らしい
そしてこの惨たらしく
スプラッターしてくれるホラー
まさにティーン向け!
ティーン向けでありながらエイリアンの様式をしっかり見せつけてくれ
新規ファン層の開拓に大成功しているのでは???
ジャンプスケアで
とびっくりな映像で
驚かせまくり
今作の鑑賞に際して
シーンへのアイデアがいっぱい!
全く復習を行わなかったが
各シーンへの力の注ぎ方は
とても素晴らしかった。
美術やCGの質の高さもすごいが
各シーンのアイデアがいろいろあって
終始楽しめた。
冒頭の無駄なオペ着を着た人の
立ち並ぶ構図だったり
序盤の劣悪な環境の植民地だったり
宇宙船のディテールや
わざわざテレビゲームしたり。
新設定な気もするが
温度を調整してエイリアンの幼体に
気づかれないようにするとか
エイリアンの大群をヘッドショット
した後の無重力を用いた移動や
エレベータを用いた戦い。
エピローグとも言える
『エイリアン』を彷彿させる
延長線などなど
SFホラーとして
過去作の様式美を感じさせてくれる。
音楽も特徴的でシリーズとは一線をかくが
新時代な感じを醸し出して
非常に好みでした。
エピローグの怪物キモすぎ
エピローグに登場する
胎児とゼノモーフが合体した生物
流石にキモすぎだった。
2m近くあるし
口の中にさらに口あるし
宇宙空間の熱もない真空化でも
普通に生きてたし恐ろしい。
しかし感情というものがなく
ただ捕食するだけの
生物兵器として強過ぎだった。
しかしデザインした人本当に頭やばいわ。
その他に3とか4とかの
オマージュなどもあったらしいが
どっちも見たことないし
復習予習せずに鑑賞したので
読み取れず。
IMAXで鑑賞
全体的に暗いシーンが
多めだったからか
IMAXでの鑑賞は明るさが
高まるので効果ありと思われる。
また画角も
IMAXにより拡張されているので
その効果もあったと思う。
おそらくIMAX版は
MCUなどと同様に
Disney+で配信されると思われる。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 7.3/10
・映像のアプローチ 9/10
・映画の美術面 9.5/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 8.8/10
84点
このしっかりしたビジュアルで
低予算映画の部類に入るのだから
驚愕です。
結構黒字っぽくて
エイリアンシリーズ大復活と
思えてしまいます。
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45年の月日を経てもまだ
新作が生まれるんだから本当にすごい。