「男の子はステイサムが大好き?」
2011年アメリカ制作
監督
サイモン・ウエスト
(コン・エアー、トゥーム・レイダー、エクスペンダブルズ2)
出演
ジェイソン・ステイサム
(トランスポーター、ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ、スナッチ、エクスペンダブルズ)
ベン・フォスター
(3時10分、決断のとき)
ドナルド・サザーランド
(赤い影)
予告編
あらすじ
完璧な殺し屋のアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)。
彼の次なる依頼は、恩師であるハリー・マッケンナ(ドナルド・サザーランド)だった。
疑いながらも依頼人であるハリーとの共同経営者であるディーンに理由を問い、納得したアーサー。
そして今回も完璧な殺人を決行。ハリーは覚悟を決めた。
後日のこと、ハリーの墓の前でうなだれて悪態をつく男がいた。彼はスティーブ(ジョン・フォスター)。ハリーの一人息子で、ドラ息子で問題児だ。
酒に溺れて父親の仇を撃つべく黒人街で悪事を働く黒人を無作為に殺そうとする彼を見兼ねたアーサーは、彼を止め、自身とハリーの正体をスティーブにばらし、スティーブを有能な暗殺者に変えるべく行動を起こす。
しかしそれは、最終的には自分の命を失う危険なことだった。
2012年3月1日鑑賞
感想
1972年に制作されたアメリカ映画『メカニック』のリメイクである。
今のハリウッドはネタ切れが酷いので、リメイクだらけだぜ。
監督は、有名ではないが、日本ではお世話になっている方も多い方だ。
まぁー娯楽映画方面の監督なので賞レースには無関係なので、基本無名だろう。評価もいまいち繋がらないし。
評価も不評に近いのも印象的だ。
ジェイソン・ステイサムが主演の殺し屋映画。が見たいむしろジェイソン・ステイサムの映画は面白いに決まっていると思っている人なら是非見てほしい映画だ。アクションシーン。特にジェイソン・ステイサムが出ているシーンは凝っているしカッコイイ。
しかし弟子となる恩師のバカ息子のキャラクターが典型的になっており、彼が絡むと物語も典型的になってしまっているように思えた。全体に物語はテンプレートな感じで終盤はひねっていると思うが。
それを救っていたのが、普通にジェイソン・ステイサムのキャリアであり経験であり存在である。彼はニコラス・ケイジに並ぶすばらしい禿だ。しかも現在全盛期。彼の出てくるシーンは「不意打ち」のオンパレードで非常に見応えがあった。
ジェイソン・ステイサムが好きならちょっとグロいが是非レンタルして見てほしい。映画館だと金返せって思うと思うが。
期待通りのラストになること請け合い。
得点
6点
冒頭は微妙だけど、中盤や終盤のアクション、特にジェイソン・ステイサムのアクションは素敵だった。ちょっとオススメ。
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