「最終話:最後の選択」
監督
フランシス・ローレンス
(『コンスタンティン』『アイ・アム・レジェンド』)
2012年から続いていた『ハンガー・ゲーム』もついに完結
海外での評価は、ティーン小説の映画化なのに相変わらず評価の高い本作。『トワイライト』の時は批評家、観客がボロクソに評価してたのに、ハンガー・ゲームはずっと評価高い。
やっぱりジェニファー・ローレンスのおかげなのかな。
作品の質もそこまで落ちることなく、普通に完結した印象。
前作が前編で今作が後編兼完結編。ラスト半分に分けたけど、ハリポタよりはメリハリあったと思う。
また勿論、日本の強引な前後編よりもメリハリあった。
今作は後編なので、起承転結の転と結がきっちり描かれてた。
その分、前作は盛り上がりに欠けたとは思うが、後編はこうでなくては、終始ハイテンションでなくてはならない!!という自分の欲求を満たしていた。
そういうわけで、近年の日本映画の前後編詐欺にお困りの方は、安心してください。
ただ前作のラストでぶっ壊れたピーターが再生のために、ちょこちょこ出てきます。
あと前作で完全に近未来ディストピア戦争映画になりましたが、今作は、隠密行動がメインになる。
そこで、前作では薄れていた、「ハンガー・ゲーム」のゲーム感がトラップなどを駆使することで、増しており、終盤には、びっくりなこともあったりする。
ただ最近やっている『メイズ・ランナー』とかに被っているかな、ミュットとかちょっと違うジャンルの映画の要素だから、若干作品を陳腐にしてしまった印象。
全体的に無慈悲で、やっぱ『バトルロワイヤル』のパクリでも変わんねぇなあとは思うが、露骨な恋愛要素もなく、あっけなさもあったりと、そのディストピア感が、バトロワなんだなと改めて思った。
若干駆け足なとこもあったけど、作風を壊すことなく、終わった印象。結構綺麗だったかな。
ラストは『ターンエー・ガンダム』ぽかった。
物語としてもひねりがあったのだと思う。
あとハンガー・ゲームっぽいど派手で悪趣味なトラップの数々が、映画の迫力を高めていて、飽きずに見てられるし、荒廃した世界観のおかげで、メロドラマも飽きずに見てられる。
あと俳優陣がブスなのも熱い。
フィリップ・シーモア・ホフマンの遺作。最後らへんは映像出展な印象。最初に出てきた時は、感動した。
得点
物語の面白さと上映時間 7/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 7.5/10
キャラクターの魅力 7/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 7/10
音楽 6.5/10
俺の趣味 7/10
71点
シリーズを楽しく観れてよかった。
思い出話。
そういえば、最初は金曜日に見ようと思ったんだけど、いい時間がなくて、池袋で見ようと思ったら、あっさりムビチケが使えなくて断念、結局翌朝TOHO新宿で鑑賞。
前作は日本橋で会社帰りに見たんだけども。
映画館としては、TOHOとイオンとかでね。
一作目はかなり多くのシネコンでやっていたと思うけど、2から大幅縮小で、シネマロサで見たなぁ。
IMAXで撮影されていたのに惜しかった。
また3と4はIMAX撮影なくなってた。なぜかTOHO新宿ではIMAXバージョンあるけど。笑
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おさらいしなくても、本編直前にあらすじダイジェストありますよ。笑
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