Multiplex広告:記事は下部から

◎【映画】パシフィック・リム 【人類は巨大ロボットで怪獣と戦う!】85点◎

2013年97本目 8月9日IMAX3D劇場鑑賞
2013年135本目 11月21日IMAX3D劇場再鑑賞
2015年12月5日4DX劇場鑑賞
「戦え!!地球の未来のために!!」

パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray]
アメリカ2013年アメリカ映画アメリカ

あらすじはこちらのページから。
オレの誕生日に公開した映画!!
もちろん誕生日の初回に見たよ!IMAXで見たよ!
でもいまいち興奮しなかったからIMAX3Dでもう一度後ろの方から見たよ!!
期待無しで見たら面白かった!!
というわけで、感想書いてなかったのでもう一度見て、確かめた。
ロボットアニメの映画化ではなく、特撮の怪獣VSヒーローもののハリウッドの最強の映画化!!
「はい!みんな、ここ試験に出るから線引いて!!」ってぐらい重要。
おれは『ガンダム』が大好きで、その他のロボットは『スパロボ』を通して知って、見てファンになったタイプの人で、ロボットが活躍するならハイテンションになるようなタイプ。
そんで公開前日までは、本作を日本のロボットアニメをリスペクトした映画化だ!!って思い込んでいました。
それを考慮してか、鑑賞直後はあんまりハイテンションにはなれませんでした。
とりあえずものすごく丁寧な映画で、とても出来がよく、ギレルモ・デル・トロらしい、厚みと深みがある愛の詰まった映画だったけどもピンとこなかったのです。
そこで思ったのが、ロボットよりも怪獣に愛が詰まった映画であるということ。
ロボットはあんまり活躍しなかった印象を最初は受けたのです。
「ブレストファイヤー!」「ロケットパンチ」「ハイメガキャノン」を期待したのですが、最大でも「エルボーロケット点火」ぐらいでした。
あーオレ的には「ギガ!ドリル!!」ぐらい凄いもの見れると勘違いしていました。
IMAXで冴えていたのは、それよりも怪獣の鳴き声でした。
なんか間違えたなーと思った自分。
そうです。ギレルモ・デル・トロはガンダムとかよりもウルトラマンが好きでしょうがなかった人なのです。
彼が尊敬するのは特撮作品でした。円谷やゴジラ(監督の名前忘れたー)などの特撮なのです。
特撮展とかあったでしょ!あそこにあるものたちに愛があふれているんです。
というわけで、もう一度全貌を把握しながら見てみました。
するとどうでしょう。
面白いではないですか。
ロボットのイエーガーは、戦争用ではなく、あくまでも人類を脅かすカイジュウと戦うための兵器なのです。『ガンダム』などは対人形兵器をコンセプトにした軍事兵器として制作されたもので、強力な兵器が多数ありますが、イエーガーは、まだ見ぬカイジュウと戦うことをコンセプトにした、試作型の人形兵器であり、挙げ句に型は若干低いのです。
なので、強力な武器ではなく、機械としての馬力をメインとしているので、なので戦い方は主に殴る蹴る。更には拳を変形させて、プラズマ砲を放つというシンプルなものになっています。
また付近にあるものを武器にすることもあり、映画内では、コンテンナや戦艦などを武器にカイジュウを討伐しています。
またイエーガーの特徴ってでかい。ガンダムで言うところのサイコガンダムの二倍。
もうなんだかよくわからない大きさ。
まぁー高層ビルとおんなじくらい。倒れたら市街地は壊滅もののマシンです。
運用に問題はありそうですが、それくらいでかくないとカイジュウは倒せない。
てかそんな巨大なロボットに武器をつける方が難しい。
そういうリアル目線の非軍事用的魅力の詰まったのがイエーガーたち。
ぶっちゃけロボットとしてはでかいだけで、あんまり強くなさそう。
でもプラズマ砲とか当たったらガンダムは一撃死だと思う。
そういう目線でみると、凄く面白い。
戦闘シーンは魅力満載!よく映像にしてくれた!!3Dとも相性がよかったと思うし。作り込みも凄かった。
会話シーンがだるい吹き替え推奨!
この映画の欠点としては、会話シーンが面白くないこと。
会話があまりにもマニアックになっており、字幕では単調過ぎて盛り上がりに欠ける。
さらに無駄に長い。
中盤は会話シーンのみで40分ほどあり、そこからキャラクターが増えて、喜劇キャラも盛り込まれてくる。そこは良いのだが、見たいのはロボットの戦いなのだ。カイジュウなのだ。
会話シーンは致命的な翻訳の文字数制限により物足りなくなっており、聞くにしてもマニアック過ぎて、聞き取れないし、皆早口。会話に魅力を感じずきつい。
ただ無名キャストたちをギレルモ・デル・トロ監督はとても魅力的に見せており、キャストのパワー不足を全く感じさせない。
笑えるポイントの『ヘルボーイ』からの登場のロン・パールマンなど嬉しい。
また全体的に展開は鉄板に走っている。
凄い意外な展開などは、なく。ちょっとありきたりな展開になっている。
それをうまくごまかして魅力的なアクションCGでカバーしていて、気にならない!
あらすじを書いて、話はちょっとだけ微妙だったなーと思うくらい。
まぁーもう少しキャラの内面を整理してくれるともう少し面白くなった?もしくは上映時間が短くなって、エンタメ性が高まったと思うが、監督は人間よりも怪物が大好きな人なので、そういうことが苦手なのかもしれない。
総じて言うなら、上映時間がちょっと長かった。
でも丁寧でよく出来たエンタメ特撮映画だった。


3Dは冒頭とか結構やばかった。進化するカイジュウが強過ぎる。
あとイエーガーたちって動きめっちゃ早いよね。シンクロシステムがロボットを凄く高機動にしているのかな?舞台裏とか見たらやばそうな映画だね!ギレルモ・デル・トロありがとう!!
4DXで劇場再鑑賞!!


2015年12月、近所の映画館ユナイテッドシネマに4DXの施設が導入。
オープニング記念として上映されたパシリムを鑑賞!!
4DXと相性バッチリだね!
映画の内容もそうだけど舞台も海とあって、風やら水しぶきやら空気砲やら相性抜群。
また巨大なロボットのダイナミックなアクション!そして振動する操縦席!
その映画のアクション1つ1つが、4DXを通して、見てる側に伝わってくる!!
映画の登場人物、ロボット、怪獣たちの気持ちになれる!!この臨場感!!さすが4DX!!
MX4Dと比べても激しさが高い!というかMX4Dって貧弱だなと改めても思う。
あと3回目の鑑賞だからか、アクションの構図が前よりも把握できた、あれ?この映画こんなに面白くて、こんなにカット割りも素晴らしかったっけ?と思ってしまった。
あと多分劇場が3Dだけど4Kだったと思う。画質綺麗だった!IMAXで見た時は、でかすぎるのとアクションが早すぎて、理解できてなかったかなぁと。
また複数回を通して、あーこの出撃シーンは、パトレイバーやエヴァのオマージュなのかぁ。だとか、マコの髪型とかは綾波レイ意識してるんだなぁーとか、それでも森マコのキャラクターはちょっとアニメっぽくて不
ロシアのやつは、ボトムス意識してんなだなと。パイロットスーツがまんまボトムス
自然だなと思ったけども、何度も見ていると味になるなぁと。
長官のキャラとかだんだんツボ。日本語もうまく聞えてくる。
すごい映画だなと。
まぁー上映時間がちょっと長いのは相変わらず。
4DX次回はマッドマックスみようかなぁー?とりま年末にはスターウオーズを見ようと思う。
メモ得点メモ
物語の面白さと上映時間 7.5/10
映画の奥深さと世界観とオリジナリティ 9/10
キャラクターの魅力 8.5/10
監督の映像演出と印象的なシーン、映像を使った話の描き方 10/10
音楽 9/10
俺の趣味 8/10

85
Amazon通販紹介

パシフィック・リム ブルーレイ スチールブック仕様(3枚組) [Blu-ray]
ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2014-12-17)
売り上げランキング: 3,017

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA