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◎ビッグ・ボーイズ 幸せの鳥を探して 2013年20本目「意味ない夢でも良い。」(感想篇)◎

$『A Little his REDEMPTION.』自称映画オタクの映画感想部~season 7~-ビッグ・ボーイズ

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感想
というわけで、新機軸に感想とあらすじを分けてみた。だるいとか、不愉快とかあったらコメントくれると助かります。だいたい12時間ずらしてアップしようかな?ちょっと不快か?
というわけで、『ビッグ・ボーイズ』を見ました。
原題は『ビッグ・イヤー』で、普通にそっちの方が映画として成り立っているから、邦題もそれで『ビッグ・イヤー 大人になれない大人たち』とかで良かったんだけどなー。
本来はあんまり評判もよくなくて、鑑賞する気なかったんだけども、根本的にコメディ映画が好きだからやっぱり見てしまった。
まぁー北米メディアの評価は100点満点中、50点代となかなかの酷評。見た人の平均も6点だしね。
そういうわけで、映画の紹介でもしながら感想でも。
まずは、内容。ビッグ・イヤーという北米で行われる1年間を通して行う鳥観察の映画。
観察と言っても年間を通して見た鳥の数を競う、しかも審査員などはいなく、自己申告制だからすごい。でも専用のホットラインなんかも設けられてて、鶴の一声で、多くの人がその鳥を見る為に移動するからすごい。
しかも舞台が北米大陸を中心に全世界なんだから、金も時間もかかり、選ばれしものしか極められない、まさにどうしようもない大人の趣味だ。
しかもそれを優勝したとしても別に賞金も出るわけではない。
つまりは、価値のない名誉の為に、情熱を注ぐ。
もうそれだけで、オレは心撃たれてしまったわけでもある。(笑)
監督は、実は『プラダを着た悪魔』や『マーリー』などの感動作を生み出した人。
だから実際、そんなに駄作というわけでもない。
内容自体は、コメディというわけでもなく、そのどうしようもない競技の為に奮闘する貧乏な独身デブのジャック・ブラック、会社社長のステューや、実際に自殺までしたことある、笑えないナイーブなコメディ俳優のオーウェン・ウィルソン(本当にウディ・アレンだよな)の3名が夢の為に代償を払い乍らも1年間奮闘する姿が描かれる。
これが実際(私には)なかなか面白い。
まず1年間という枠組み、見る鳥の数は700を超える。
その為に、人里離れた島に行ったり、ジャングルに行ったりの珍道中。
ライバルだから敵対したり、時には手を組んだり。
夢の道中で出会った境遇の違う二人が、わかりあって、親友が出来たり。
結果的にその夢に多くの人が巻き込まれたりと、実際は無難な感動作品に仕上がっていた。
伝説の一匹を見る為に奮闘する姿に心撃たれ、最終的に彼らの手に入れた価値のない栄誉。いや自分だけの誇り、つまり自信に満ちた姿を見たときには、羨ましくも思い、誰にも理解されなくても頑張ることに意味ないことはないと思った。
そういうことを緩く、そして優しく、教えてくるこの映画は自分には良作だった。
また至る所に飛んでって、結構奥行きのあるショットもありますしね。
オススメですえ。
メモ得点メモ
78
こんなに素敵なジャック・ブラックは初めて見た。(笑)
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2012年2月22日鑑賞

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