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◎ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 【IMAX版】2012年度33本目◎

「トム・クルーズはアクション・スター!!」

$『A Little his REDEMPTION.』映画オタクの映画批評~season Ⅶ~-ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
アメリカ2011年アメリカ制作アメリカ

製作
トム・クルーズ
(彼が主演の大作映画のほとんどが彼の製作)
J・J・エイブラムス
(『クローバー・フィールド』『恋とニュースの作り方』『SUPER8 スーパー8』『LOST』 『フリンジ』)
監督
ブラッド・バード
(『レミーのおいしいレストラン』『Mr.インクレディブル』)
出演
トム・クルーズ
(『ナイト&デイ』『ワル・キューレ』『トロピック・サンダー史上最低の作戦』『トップガン』『ラストサムライ』)
ジェレミー・レナー
(『ハート・ロッカー』『ザ・タウン』)
サイモン・ペグ
(『宇宙人ポール』『スター・トレック』『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!』『ミッション:インポッシブル3』)
トム・ウィルキンソン
(『フィクサー』)
走る人真面目なあらすじネタバレ走る人
現代のブタペスト。
CIAの特殊チームIMF(インポッシブル・ミッション・フォース=架空のアメリカが所持する特別不可避任務実行隊と思われる。)のエージェントの一人が敵に追われている。辛くも逃げ延びた彼を待っていたのは、美人暗殺者の魔の手だった…。
そして舞台はロシアの収容所へ移る。
IMFの工作員のジェーンとベンジー(サイモン・ペグ)は、ある囚人を脱出させるべく、収容所の地下に潜入。
ネットワーク回線に侵入したベンジーは収容所を混沌へと誘い、ターゲットである男を脱出させようとするのだが、その男は、計画を勝手に変更。
部外者を連れて脱獄をしたのだ。
その男の正体は、勿論イーサン・ハント(トム・クルーズ)。IMFの最高のベテランエージェントだ。
作戦の一部始終と脱獄の目的を把握したイーサンは、次の任務を受注。
それは、ブタペストで失敗した任務の後始末に思われた。
ロシアの赤絨毯のクレムリンに侵入した彼らだったが、作戦は事前に何者かに妨害されていた。
自分たちの無線が利用され、クレムリン爆破事件が起きてしまい、イーサンたちは濡れ衣を着せられてしまう。
アメリカ側のテロ行動を疑われたIMF。ロシアとの戦争の危機が迫る。
爆発事件の犯人の目論みは、アメリカとロシアの核戦争だったのだ!!
ロシアに狙われるという最悪の展開に陥ったイーサン。
IMF長官(トム・ウィルキンソン)はうっかり殺されてしまうし、代わりに分析官のウィリアム(ジェレミー・レナー)と行動することになったイーサンは、長官に託されたこの事件の裏側にいる核戦争を目論むカート・ヘンドリックスの陰謀を阻む不可能なミッションを遂行するのだ!!
そして最初の事件で手に入れるのを逃したファイルの受け渡し場所であるドバイへチーム・イーサンは向かうのだった!!
2011年1月17日鑑賞(2011年度132本目)
2012年6月16日再鑑賞
走る人感想走る人
トム・クルーズの大人気スパイ映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作!!
トム・クルーズが初めてプロデュースをした1996年の作品『ミッション:インポッシブル』から早くも15年の月日が経ち、ついに4作目となる本作を鑑賞した。
製作には、前回監督を務めたJ・J・エイブラムスが参加し、今作では監督はアメリカ最高のプロダクションだったピクサーで『レミーのおいしいレストラン』と『Mr.インクレディブル』というどう考えても大人向けのシニカルな傑作を監督したブラッド・バードにバトンタッチ。
自分的には前作の『M:i:3』がかなりツボだったわけで、あそこで見られたトム・クルーズの爆走が公開当時の自分には賞賛ものの感激だったのが印象的な記憶だ。
展開的にも好きだったしね。
なのでその監督が製作に参加している時点で、それなりに期待していた本作。全米公開でも大幅に好評だったし、IMAXカメラで30分も撮影しているという情報を得ていたので、IMAXで鑑賞した!!
ふと思えば、製作ってトム・クルーズなんだなぁー。
だからなんかワンマン的に彼だけ目立っているのねー。
でもそれだったらなんだか当たり前だなぁー。とも思えるし、
そもそも彼のワンマンさは別に悪くないワンマンさがあると思うんだよね。良い人感がより強く感じられる。
きっとちょっと頭悪いんだろう。(笑)
それでも前作で監督にエイブラムスを迎えたし、これから公開のミュージカル映画で自らロックスターを演じる為にホテルで大声で歌を歌ったりしているわけで、映画に対しての情熱は絶対人一倍あるだろうし、本作を見る限り、彼の頑張りようはひしひしとスクリーンから伝わってくるし、彼自身、どうやって肥えた映画鑑賞者の気持ちを高めようか考えているし、映画界の愛すべきトップスターだね。
4作目にもなると、流石にマンネリだとか、前作などとの辻褄が合わなかったりするという問題点があるかもしれないが、すごいことにそこに関しては問題無し。
正直言えば、筆者は1は認めるが2は好きじゃなく、3では結構興奮したというわけです。
そもそも2はスパイ関係無しのアクション映画で、1は古典的過ぎるような。
3は現代的でいて非常に今時、じゃあー4はどうなったかと言えば、自虐的になったというのがベストなのではないか?
全体的なニュアンスで言うと、4はスパイあるあるを自らネタにした。むしろ
『ミッション:インポッシブル』をネタにした。
マンネリ感を自ら武器に変えて、シリーズ愛に変えたとも言える、勝負に出た作品になった。
そういう体裁ではあるものの、3で見つけた人間の限界のみに迫ったアクション構成は崩す事なく、練りに練られたアクションが多く披露される。
そういう意味ではトム・クルーズの魅力たっぷりだ!!
アニメ映画出身のテクニック!!
監督のブラッド・バードの起用は、アクション映画の何かを変えたとも思える。
彼らしい細やかなネタの詰め込み方は、アニメらしいテンポがあった。
あれは多分彼自身が絵コンテを作ったと思えるぐらい、アニメ的で印象的だった。アクション映画となるとかなり大味になりがちなのに、本作は小回りが効いているとも思える。(笑)
宣伝でおなじみのドバイの高層ビルのシーンについて!!
このシーンは本当に凄い。
トム・クルーズ自身がビルを登ったという衝撃のノースタントも凄いことなのだが、カメラの撮影技術もなかなか凄い。
きっとCGでスタッフだとか命綱は消去しているのだと思うが、映画を見る限りでは、本当にトム・クルーズがビルを登っているのだ。
だが残念なことにそのシーンの迫力は凄いのだが、別にそのシーンが重要じゃないのだ。
だがそのドバイのシーンは濃密で色々な事象が砂嵐のごとく迫ってくる。
キャラクターたちの内情も絡んできたり「トム・クルーズは辛いよ」とつぶやくトム・クルーズもいたり、なかなか凄い。
しかもそのシーンが長い長い。これでもかと続く連続したアクションに驚愕の砂嵐描写に、筆者は大満足。
いや映画がここで終われば良かった…。(笑)
映画の舞台が結構異色。
最初の舞台は、ブタペスト、そんでロシア行って、次はドバイ…んでラストはインドー。
アメリカ映画なのに、アメリカが舞台じゃないワールド・ワイドさが凄く印象的。
映画の産業が移動しているという象徴なのか?アメリカは終わりなのか?不況と無関係な地域が多いような?これもむしろ製作のトムの手腕なのか?
しかし…
核戦争を阻止せよ!!
本作の悪い奴の狙いは、核戦争。
え。(笑)いやなんだろ久しぶりに驚いたし、これがまた全然現実味がないというか、もうロシアを敵にしている時点で、個人的には、「やばくね?」な感じなのに、これでイーサンがアメリカ側からも追われたとかだったら良かったんだけどねー。
んでその一番悪い奴が、核戦争支持する大学教授とかなんだよね。
それの凶行というのが多分映画内の敵の役回りだと思うんだけど、これが良い意味では古典的な007という感じ?でもそれを『ミッション』には期待していなかったんだよなぁ。
しかもその大学教授が異様に強いというのが筆者的には微妙。
彼の部下がめちゃめちゃ強いとかだったら結構ツボだったんだけど、彼が最強でしかも普通の初老のおっさんなんだよねー。前作でフィリップ・シーモア・ホフマンにしたのに、彼になるとかなり役不足だったと思うし、彼が武闘派となるとねぇー。しかも大学教授がここまでやるのがちょっと変。
もう少しどうにかしてほしかった。
ドバイのシーンが頑張り過ぎた…。
ハイライトは確実に中盤だった。多くの人が言うように、筆者も映画の終盤は疲労困憊だったし、しかも終盤がそんなに印象的じゃない。
舞台がインドはおいといても、車工場を駆け巡るのは、ちょっと微妙。
ここは正直言えば、ブラッド・バードの起用のミスだったのではないか?と思える。
彼らしいギミックの富んだごちゃごちゃしたシーンだったが、スーツケースを巡る戦いとしてはパンチが薄いし、スケールが小さ過ぎたと思われる。
残念。
しかし終盤のアメリカでの件は嬉しいサプライズが続き、非常に好感が持てた。
「ミッション・コンプリート!!」
(笑)
主役交代説。
そういえば、映画公開前に多くの映画サイトで「主役交代」というのが流れていたのだが、映画本編を見終えるとその要素が一切無かった事に今は戸惑いを覚える。
そもそもジェレミー・レナーのポジションはなんだか微妙なポジションだった。もし5があったら活躍を期待出来るのだが…。
またサイモン・ペグなどのキャラクターがパワフルになり過ぎている印象もあった。
きっとボケ担当になっているのだと思うが、もう少し抑えてくれも良かったのでは?
ヒロインとしての凄腕エージェントのジェーンが参加したと思われる。彼女の役柄は良かったが、やはり終盤では微妙だったのと、この映画にヒロインが必要か?ということ。
一番嬉しかったのは、冒頭に活躍する工作員がLOSTのソーヤなのだ。
もうLOSTファンとしては嬉しい展開だった。とても短い時間しか出てこないし、ハーリーも出てこなかったのだが、それでも最高だった。吹き替えでは藤原啓治を期待しています。(笑)
最後に、忘れてはいけないスパイ道具!!
本作でも多くのスパイ道具の数々が大活躍する。
冒頭から出てくるクッションだったり、穴掘り掃除機だったり、鉄道に広がる基地だったり。
勿論を忘れては行けない、映画のハイライトのビルシーンで観客とトム・クルーズをびくびくさせる手袋なども、本作ならではの面白さ。
そういう凝ったギミックがある程多くの映画オタクのテンションは上がるもので『バットマンビギンズ』や『ダークナイト』が傑作であるのは、そういうギミックがしっかりしていたからで、もちろん『スターウォーズ』のライトセイバーだって、忘れちゃ行けない傑作の所以。(笑)
この映画を見て楽しめれば、これからもトム・クルーズの映画は楽しめる!!
そういうことでよろしいかと!!
メモ得点メモ
8
トム・クルーズが出てきただけで楽しくなる。
トム様は、自分が何者かを良くわかっている。
気づかなかったけどシリーズが進むごとにチーム系の映画になりつつあるね。
あとオープニングの楽しさは逸脱!!あの古典的な感じが嬉しい!!
「トム・クルーズとエイブラムスは判っていた。」
そういうことです。
あとの問題は、終盤がやや微妙に感じたかな。凄く長く感じてしまった。中盤が面白過ぎた。
あとは、映画のネタの核戦争がちょっと個人的に微妙『ウォッチメン』ぐらいの規模じゃないとアメリカとロシアの話は惹かれないな。
ブログパーツ
☆ここから2回目の鑑賞の感想☆(2012年7月25日記載)
と言っても、前に書いた感想が自分で読んでも見事過ぎて、特に書くことないんだよね。
とりあえず普通に面白かった。2回目でもやっぱりドバイのビルのシーンは見応えがあったし、「これどうやって撮ってんだろう?トム・クルーズ命がけ!!ってビルの窓、走ってるよ!!」って興奮したかな。
敵が外見のわりにしぶといと思ったら、特殊部隊出身の核戦争信者で、元教授とか…異色過ぎる経歴だろう!!(笑)
でも作品としてバランスが良くて、是非ともBlu-rayとかが安価で出たら購入したいと思うんだよね。
☆トム・クルーズ映画自ブログ感想記事☆
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