★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2019年アメリカ映画
ごめんね。
ウォーザー映画。
監督
J・J・エイブラムス
・LOST
・スター・トレック
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
・SUPER8/スーパーエイト
キャスト
デイジー・リドリー
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
・スター・ウォーズ/最後のジェダイ
・オリエント急行殺人事件
アダム・ドライバー
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
・マリッジ・ストーリー
・パターソン
・スター・ウォーズ/最後のジェダイ
ジョン・ボイエガ
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
・アタック・ザ・ブロック
・パシフィック・リム: アップライジング
・スター・ウォーズ/最後のジェダイ
オスカー・アイザック
・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
・エクス・マキナ
・アメリカン・ドリーマー 理想の代償
・インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
イアン・マクダーミド
・スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
・スター・ウォーズ/ジェダイの帰還
・スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
・スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
キャリー・フィッシャー
・スター・ウォーズ
・スター・ウォーズ/帝国の逆襲
・スター・ウォーズ/ジェダイの帰還
・スター・ウォーズ/最後のジェダイ
リチャード・E・グラント
・ゴスフォード・パーク
・ある女流作家の罪と罰
・ハドソン・ホーク
・ウィズネイルと僕
ドーナル・グリーソン
・エクス・マキナ
・FRANK -フランク-
・アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
・アンナ・カレーニナ
あらすじ
30年前に死んだと思われたパルパティーン(イアン・マクダーミド)は生きていた!!
旧帝国軍の残党であるファースト・オーダーの最高指導者スノークを殺害したカイロ・レンは、
新たなる最高指導者として宇宙を支配しようと企むが、
ある日、ファースト・オーダーの誕生の裏に潜む、暗黒面のシスの資料を手に入れ、
その情報をもとにシスの故郷であるとされるエクセゴルへのルートを手にし、
そこに向かう。
そこではスノークのクローンが多数生成され、その最奥では30年前に死んだとされる銀河皇帝パルパティーンが延命装置を付けられて、
生きていたのだった。
彼の指示で、レイ(デイジー・リドリー)を捕ら殺害しようとする。
それを達成することでパルパティーンがエクセゴルで密かにダークサイドの信者たちで結成し無数のスター・デストロイヤ艦隊を用いたファイナルオーダーを発動し全宇宙を支配することが可能になるのだ!
1年前にファースト・オーダーの猛攻で壊滅したレジスタンスだが、またも組織を拡大。
中心人物のレイとポー(オスカー・アイザック)とフィン(ジョン・ボイエガ)はパルパティーンが生きていることを知り、
パルパティーンを倒すためにエクセゴルへのルートを手に入れるため、かつてシスの信奉者で彼が行方不明になった星へ旅立つ
2019年12月26日IMAX®レーザー/GTテクノロジー鑑賞 2019年103本目
『最後のジェダイ』でのヘイトに対しての大幅な軌道修正
自分ももれずにその1人。
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にて、
これまでの『スター・ウォーズ』というスカイウォーカー家のいざこざに終止符を打とうとしたが、
その前の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にて作り出した設定やキャラクター設定が、新キャラの登場などで、
ぶっ壊れてしまい、多くの『スター・ウォーズ』ファンのわくわくをぶっ壊して、『スター・ウォーズ』シリーズを破綻させてしまった。
特に酷かったのはローズというポリコレを意識したアジア系ヒロインが逆に非魅力的に描きながら、レイの彼氏候補だったフィンと妙に仲良くなる変な展開。急に出てきたアジア系の非魅力的キャラにがっかり。
またレイの出自など何かあるかと思いきや何もないぜ。
さらにはこれまで英雄としての前シリーズの主役であるルーク・スカイウォーカーが、ダメな老人として描かれ、
さらにはカイロ・レンの出自の理由にもなり、ヨーダもびっくりなボケ老人とかして、
挙句には過労死としてシリーズを処理するという、過去シリーズファンの気持ちを踏みつけて、強制卒業を促す始末だった。
自分もそれにより『スター・ウォーズ』への思い入れはなくなり、好き勝手やればいいんじゃない?
俺たちにはMCUがあるから大丈夫。もうグッズも買わないと思う。
そういう意味では新たなる『スター・ウォーズ』ファンへの新シリーズとして決定的でもあったのだが。。。。。。
今作は前作で見限ったファンへすり寄る普通な失敗作になってしまった。
生きていたよ銀河皇帝。諸悪の根源は彼だった。
というわけで、めっちゃがっかりしたんですが、
ここにきて、しかも最終作で新たなる設定が登場。
ウォーザーたちの顔色を伺ったエイブラムスとキャスリン・ケネディーの業務戦略には、がっかりした。
そもそも『ジュラシック・ワールド』の監督が監督するはずが、キャスリン・ケネディーとの確執で脱退。
いやそもそも3作をほぼ同時に製作すること自体に問題があった。
『最後のジェダイ』と『フォースの覚醒』の乖離については、製作時期が近かったことで、
方向性の打ち合わせが全くできてなかったのではないか?と疑う。
そしてここまできて思うのが、
ディズニー地獄の続編地獄
シリーズをそもそも復活させたディズニーの明確なビジョンがないままの金稼ぎのための新シリーズ。
確実で連続性のあるシナリオがないまま作ったけ結果が露骨に出てしまった。
1番悪いのはキャスリン・ケネディーで間違いない
ブレブレのシリーズの最終作が、ルーク編とアナキン編での暗躍者であるパルパティーンを死んだのに登場させるという酷すぎる展開。
ネタが尽きてしまった海外ドラマの続編ばりに酷い。
そんな彼がスノークを製作して操っていたという、誰も得のしない展開。
そして一気にスノークを雑魚にしてしまう怒涛の設定を描き、
物理的に無理があるのではないか?と思う無数のスター・デストロイヤを隠して作ってたのです!!という設定。
無数のスター・デストロイヤは絵面としてはありだ!
しかしその乗組員が7万人ぐらい必要であるとしたら、あの絵面では無数にあったように見えたから
700万人以上は絶対にいたわけで、
そんな人が銀河各地から隠れて生活していたという怒涛の設定を想像するだけで、
ゴミシナリオだと思えてきてしまう。
シスの神殿での無数の信者たちもどんな生活を送っていたのか?
そしてあの処理の仕方はスター・ウォーズらしいといえばらしいが、ちょっと雑すぎじゃないか?
でも1作目からデス・スターを爆破させた際に、数百万人があっさりと無に帰る作品なので、
ある意味ではお家芸でしかないんだよな。
その他でもレイのフォースを使った治癒とかもシリーズ初登場だったし、
レイアが実はルークによりジェダイの訓練を受けていたし、ルーク以上の力があったという設定など、
今作が最終作であるにもかかわらず今までに明かされていない設定が多数登場
風呂敷はさらに広がっていく。。。
『スター・ウォーズ』という映画祭り
最終作なのに、
やっていることはいつもの『スター・ウォーズ』なのはすごい。
今まで出てこなかった惑星と過去作で出てきた惑星を旅して、
ちょっとした文化に触れてスピーダーのレースがあって、
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大型の怪物に遭遇して、
後半ではライトセーバーでの戦いがあって、
終盤での決戦では地上ではライトセーバー、上空では艦隊戦。
『スター・ウォーズ』という枠組みの映画シナリオは問題なく描かれており、
『スター・ウォーズ』というお祭りは確かに映像化されており、
スペースオペラとして楽しい作品であることは間違いない。
そして同様にもう何度も見た『スター・ウォーズ』の別バージョンでしかないわけで、
最終作として全くもって相応しくない。
映画ファンにとっての3年に1度のお祭りがまた開催されたにすぎない。
そしてまた3年もすれば、また違う『スター・ウォーズ』のお祭りが始まる。
ディズニーは永遠にこのお祭りをやめない。
せめて今度のお祭りはまともなシナリオを最初から作って欲しいし、
大人のエゴでぐちゃぐちゃにしないで、ファンがちゃんと楽しめる上質なものにして欲しい。
映画ファンとして生がある限り自分は次回作を劇場鑑賞するであろう。
絶えることない設定の疑問
レイは結局銀河皇帝の孫だった。
アナキンの孫のカイロ・レンとの対比でフォースに安定をもたらしたと考えてもいいのかもしれない。
しかしレイの両親は絶大なフォースは使えなかったのか?
結局レイアもゴッド・マザーとしてシリーズ最強の存在になってたので、
前作で誰でもないものがフォースの使い手として最強になれるという設定は、今作では全く描かれず、
前作のラストで無数に生まれたフォースの使い手たちの設定は無に帰し、
選ばれしものたちの物語へと回帰。
正確にはフィンが誰でもないフォースの使い手となりつつあったが、
焦点があわなくなってしまった。
さらに前作の恋愛要素であるローズはヘイトを集めてしまったかほぼお留守番になるちぐはぐさ。
挙句に新たな他フィンの相手として同じ黒人で元ファーストオーダーのトルーパーだった女性が登場して、
困惑は止まらないし、ポリコレもクソもないさらに品性の落ちた作品へ。
レン騎士団がついに登場するが、扱いが酷い。
『フォースの覚醒』で設定だけ先行していたレン騎士団。
カイロ・レン直属の部下の彼らだが、
衝撃のカイロ・レンの裏切りに加えて、騎士団もパルパティーンの部下だったという設定にも困惑。
結局のところアクションの舞台装置でしかキャラクターを描かなかったあくまでもお祭り要員。
何もかもがお祭り要員で設定もクソもない。盛り上がりの装置でしかない。
そうなってくるとどうでもいいものだらけなのだ。
結局カイロ・レンはベン・ソロに戻り、
レイアの命をかけた妨害行為で不意をつかれてレイに敗北。
レイにカイロ・レンを殺害されベン・ソロに戻り、
2人でパルパティーンに立ち向かう。
パルパティーンを倒したけど、命をかけたレイに恩返しとして命をかえしてベン・ソロは絶命。
レイはレイアとルークに感謝し、ルークの故郷に2人のライトセーバーを沈め、自らをスカイウォーカーと名乗るという話も
お祭りとしてのフィナーレでしかない。
お粗末な物語はショウにおいての一つのプロットでしかない。
ビームがピューピュー飛び交い、
大きな戦艦が崩壊して、
勝利の美酒を分かち合う。
大団円が描かれて終わる。
シナリオはあれだがアダム・ドライバーが最高
本三部作の1番の成功点は俳優陣がスター・ウォーズ俳優のレッテルを張られることなく、
映画界に飛びったこと。
特にアダム・ドライバーは、恵まれた血筋を持った子としてグレて悪に落ちた聖人の子という深い葛藤の役どころを中2らしさ全開のキャラクター造形に貢献し、映画ネタとして大いに輝いた。
それ以降もアダム・ドライバーののっぺりとした持ち味と男らしさのバランスを多くの映画監督たちを魅了。
アカデミー賞主演男優賞候補まで登りめた。
カイロ・レンのアダム・ドライバーを目撃してから自分はずっと目が離せない。
そんな彼の末路がもったいないとも思えたが、功績だけは認めざる追えない。
ジョン・ボイエガも『パシフィック・リム』だけじゃなく『デトロイト』などの骨太な映画にも出演。
オスカー・アイザックは1作目がピークでそっからはどんどん嫌なやつになってたなぁ。残念。
死亡フラグシナリオも。。。
チューバッカとC3-POが酷いことに。
以上。
IMAXで撮影されたと思いきや全く関係なかった!
今作は『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』でIMAXカメラで撮影されていたので、
IMAX作品だと思ってい、グランドシネマサンシャインにてIMAX®レーザー/GTテクノロジーで鑑賞したのだ。
これで見るとIMAXシーンに正方形に近いぐらいまで映像が拡大して超迫力あって、
映画に入り込んだような感覚が味わえて至福なのだが、
見ていてそれが全く感じられずにびっっくりした。
それもそのはず、今になってようやく気がついたが、
製作時にIMAXカメラがつかわれていなかった。。。。。
知らなかった。。
金を無駄にしてしまった。
思い込みはおくないなぁと思った。
映像的には無数のスター・デストロイヤと戦うための『ダンケルク』な民間レジスタンスの無数に登場する映像が大スクリーン映えしていてよかった。
カイロ・レンが宇宙船で突撃してきたあと、2人でフォース合戦する中の変な構図が面白かった。
波打ち側の戦いも良かったし、
ハン・ソロがまた出てくるのもよかった。
映像は個人的にそこまで悪くなったな。
音楽はうるさかったけどスター・ウォーズらしくて良かったです。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 0/10
・映像のアプローチ 7/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 8/10
・上映時間と個人的趣味 6.9/10
51点
思えば1番このシリーズでいい扱いだったのはレイアだったな。。。
me too運動とか関係してんのかな???
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