2014年40本目 3月6日2D字幕版劇場鑑賞
ありのままでいられたら
本作は原作のアンデルセン童話『氷の女王』を大幅にアレンジした、ディズニープリンセス映画。
『塔の上のラプンツェル』同様にディズニーのお家芸であったミュージカル要素をセル2Dアニメから3DCGアニメに流用し、お家芸を最新技術でやってのけた。
そして本作はその第二弾ともあって、映像、音楽、というか楽曲が大変素晴らしい。
特に劇中歌のlet it goは映像と共に素晴らしく、エルサのそれまで鬱屈した精神ストレスをすべて解き放ち、本当の自分をパワー全快で解放する、素晴らしいシークエンス。
また楽曲も海外ドラマ『glee』などにも数話出演したレイチェルの母親役の人で『rent』なども経験しており、ものすごくパワフルで感情がこもっており、素晴らしい。
俳優さんは結構ババアだが、20代のエルサをうまく演じきっている。
また本作はディズニー初のダブルプリンセスになっており、映画自体のテイストも序盤から男の子が出て来て、いつもの王道ラブコメかと思いきや、ラストには意外な展開が待っており、全ての人がハッピーになり、変わって行く世界のルールにピッタリな王道かと思ったら意外な展開に落とし込む、真の愛の物語だった。
そこは驚いたよ。うん。
雪だるまがジャージャービンクスっぽかった。
でも彼のミュージカルシーンが素晴らしかったので非難できない。
話は全体的にロジカルさが足りない?
オチこそは真実味を感じ、あ。いつもと違うなぁーと思ったけども全体的にちょっと強引かな?
冒頭から親が死んでしまって、エルサの境遇が最悪だったりさ。
ハンス王子とアナの展開はちょっと強引だったような…。
冒頭の歌もなんかあるのかな?と思ったら特に無し、クリストフが王子枠に入るかなって思ったら、そこをひねる感じとか、都合のいい島と山の関係。
もうちょっとエルサが悪に堕ちて行く様があっても良いんだけどもなぁー。エルサが基本的に可哀想で、設定だからって言われてもやっぱりなんか理由とかあるといいなぁーとか思ったり。
本当になんかごめんなさい。
でも映像凄かった。
まぁ映像が凄いのは、いつものこと。
でも3Dで見れば良かった…
今作結構映像のレイヤー数多くて、3Dで見たら楽しかっただろうな…。
特に冒頭の短編の映像がさ、ディズニーランドにあるミッキーのフィルハーマジックっぽいんだよね。
もしこの映画4Dとかで見たら、凄いんだろうなぁーって思った。
冷たい風とか雪とか、あとは水とか凄いんだろうぁーそんなこと考えながら見てたよ。
エルサとアナどっちが性的に好きか?
これまじで悩むと思う。
自身の強大な魔力に心を蝕まれてしまったが、力を解き放って、自分らしく生きようとするエルサ(ヤンデレ)
天真爛漫で常識知らずの元気娘のアナ(ちょっとバカ)
どっちも一緒にいたら絶対楽しい。
どっちが女性として抱きたいか、恋人にしたいか。
エルサなんて髪の毛金髪で、しかも無造作ヘアー。
多分溜まったストレスを氷の城の如く解き放って、s◯Xの時は…。
アナは多分お願いごと全部聞いてくれるし、一緒にいても常に楽しいんじゃないかな、太陽のような女性…アナとは月と太陽ぐらい違う。
というわけで、甲乙付けがたい。
そんな魅力的なダブルプリンセスにノックアウトされた映画狂の25歳のhis0809なのでした。
得点
物語 7/10
キャラクターの魅力 9/10
監督の映画に対するビジョン 8/10
音楽 10/10
俺の趣味 7/10
76点
ちなみに俺はlet it goを二種類ダウンロードしました。
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