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◯ウェイバック – 脱出 6500km- 2013年56本目 「シベリアからインドへ」65点◯

「逃亡から巡礼へ…。」

$『A Little his REDEMPTION.』自称映画オタクの映画感想部~season 7~-ウェイバック-脱出6500km-
アメリカ2010年アメリカ映画アメリカ

見た理由
TSUTAYAの宅配レンタルに加入しているが、見たい映画はそんなにない…。
しかし月額料金は変わらない…。しかも旧作は新作借り終わってからは無料でレンタル出来る…。
つまり新作を見なければ損なのだ…。
ということで、せっかく見るならつまんない新作映画より面白い映画が見たい。
そういうわけでIMDBのメタスコアで評価の高いを探した所、本作『ウェイバック』は66点というメタスコアにしては評価が高かったので、この度鑑賞にいたりました。
感想
本作が公開されていたことさえ知らなかったわけで、存在さえも知らなかった。
まず見ろよ、この絶妙にギャラが高く無さそうで、そこそこの演技力を必要とされる映画の経験者の揃い踏みを!!!!!

もうこのメンバーだけで、なんか妙に映画に奥行きを感じる。
しかも主役がジム・スタージェス。代表作は『アクロス・ザ・ユニバース』と『ラスベガスをぶっつぶせ』ちなみにクラウドアトラスで最高の格闘シーン披露してます、顔面があれだったけど…。
それで助演にはエド・ハリスやらコリン・ファースというなんかビックリ。
むしろ逆だろう!?ってな具合。
しかもコリン・ファースの演じる役が、スターリンを敬愛するギャングみたいな奴で、おらおらしてうがうがしている。
正直面白かった。
この映画、面白かったです。
でもアクション映画の興奮的面白さや、人間ドラマらしい感動的で泣いちゃうような面白さではなかったです。
ソ連からインドまで歩いて行っちゃうという、行動が感動的でした。(笑)
その道程の最中が、妙にクリーンで、元々囚人で、自由が欲しかっただけの彼らがいつからか、聖人のように見えない意思に動かされる姿が、狂っていて面白い。
途中で少女が仲間になるけど、誰とも肉体関係を結ばず、むしろ娘的立ち位置になったりする異常さ…。
さらには、獰猛な囚人がメンバーにいるのも関わらず、誰も殺さず、ただ歩くという矛盾。
むしろロシアの極寒の大地から緑のある大地に向かう道程ではそんな欲望や野心よりも一番の恐怖は一人でいることなのかもしれない…。
それを描いているわけではないが、妙に皆が誠実過ぎる姿が神々しくて、神秘的な映画で面白かった。(笑)
今更概要
元々は1950年代に出版された本がベースになっている物語で、実際にインドに行ったらしい。
実話の映画化ではあるが、監督自身はフィクションの映画化のつもり(Wikipedia鵜呑み)
つか原案あるにしてもちょっと疑問が浮かぶ映画ではあるよね。あまりにも聖人過ぎる。
道中必死に泥水を飲む姿などには俳優魂を感じて面白かった!!
監督は『トゥルーマン・ショー』を撮った監督。
彼の映画はあんまり見たこと無いけど、本作では、広角の多用などがあって、非常に見応えがあった。
冒頭は雪国。中盤は緑溢れる平原と水辺、終盤に入ると砂漠、更に雪国とすごい過酷なロケが感じられる。
特殊メイクが逸脱で、砂漠でのキャラクターの表情が素晴らしい(笑)
監督の技量は非常に高く、非常に良かった。
むしろ映画館で味わえたらもっと面白かったと思う。映像がとても気持ち良かった!!
メモ得点メモ
65
楽しめました。オススメです。
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