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◎【79点】アイアンマン2 【解説 考察:君もアイアンマンのスーツでDJしたいだろ!?】◎

製作

2010年アメリカ映画

君もアイアンマンのスーツでDJしたいだろ!?

created by Rinker
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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監督

ジョン・ファヴロー
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
エルフ 〜サンタの国からやってきた〜
アイアンマン

キャスト

ロバート・ダウニー・Jr
シャーロック・ホームズ
アイアンマン3
アベンジャーズ
アイアンマン

グウィネス・パルトロー
・恋におちたシェイクスピア
・スライディング・ドア
・Emma エマ
アイアンマン3

ドン・チードル
・クラッシュ
・トレイター 大国の敵
・ザ・ガード〜西部の相棒〜
・ホテル・ルワンダ

スカーレット・ヨハンソン
・ロスト・イン・トランスレーション
her/世界でひとつの彼女
アベンジャーズ
・ゴーストワールド

サム・ロックウェル
・月に囚われた男
・スリー・ビルボード
・コンフェッション
セブン・サイコパス

ミッキー・ローク
・エクスペンダブルズ
・レスラー
・シン・シティ

ジョン・ファヴロー
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
・スウィンガーズ
40男のバージンロード

サミュエル・L・ジャクソン
パルプ・フィクション
ヘイトフル・エイト
キャプテン・マーベル
・スネーク・フライト

ネタバレ あらすじ

ロシアでのこと。
TVではスターク・インダストリーズの
CEOのトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)がアイアンマンが自分であることを世界に公表していた。
イワン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)は
自分の父親の死を看取り
そのニュースを見ていた。
イワンは父の持っていた
設計図をもとにアイアンマンを
作り出そうとしていた。

それから6ヶ月後。
トニー・スタークはアイアンマンを使い
世界平和を維持していた。

トニーは父親のハワードに続き再びアメリカのフラッシング・メドウズ・コロナ・パークでスターク・エキスポを開催した。
しかしトニーの体は、
体に直結した命綱のリアクターから発せられる
毒素によって蝕まれており余命が迫っていた。

舞台は公聴会に移る。
議員のセネターはトニーに
アイアンマンの技術を
政府に提供するように要求する。
トニーはそれを拒む。
他国では自身の産業の競争相手が
独自に兵器としてアイアンマンの
類似品を生み出そうとしていた。
それらは自分の生み出した発明には
及ばないことを公聴会で公表した。
アイアンマンは兵器ではなく
自身の所有物であることを強く強調した。

トニーの体調はますます悪化していく。
リアクターの別エネルギー源を
探し求めているトニーなのだが、
この世の物質全てを試したのだが、
当てはまらなかったのだ…。

ますます体調も精神も病んで行くトニーは
社長の座を秘書であるポッツ(グウィネス・パルトロー)に譲ることを勝手に決定。
トニーは暴走を始めてしまう。

そんな矢先、
勝手にモナコのF1レースに参戦した
トニーだったが、レース中にイワンが乱入。
イワンはリアクターを
開発に成功してしまったのだ。
イワンは装置を起動させ
周りの車をぶった切り始めた。

トニーは自分の残された寿命、
そして同等の能力を持った敵に遭遇し
アイアンマンとして最大の試練を迎える。

2012年8月13日鑑賞 2012年度65本目
2021年4月21日自宅UHD鑑賞
2021年23本目




2012年鑑賞時の感想

2008年に制作されたマーベルの
アメリカンコミックの『アイアンマン』の
映画化作品の続編。

主要スタッフ、キャストはほぼ変わっておらず
新しいキャラクターが敵役を中心に増えた形

his
監督のジョン・ファヴァローの出番が
前作より増えている。(笑)

また軍人でトニーの友人のローディー役は、
テレンス・ハワードからドン・チードルに
バトンタッチされている。

トニーを演じるロバート・ダウニー・Jr.は
前作で俳優として映画界に完全にカムバック。

また同じ境遇のミッキー・ロークに
本作の出演を持ち掛けた結果、
彼が出演することになったと逸話があり。

ミッキー・ロークがドル箱スターとして
カムバックした映画でもあるわけです。

アベンジャーズ計画が始動した映画

また忘れてはならないのが、
本作『アイアンマン2』を封切りに
『アベンジャーズ』の映画化が本格的に始動。
前作以上に『アベンジャーズ』の伏線が
本作の大筋に絡んできており、
『キャプテン・アメリカ』などとは
世界観を共有する部分が
非常に多くなっているのにも注目だ。

前述の通り『アベンジャーズ』
製作決定に伴い、そこに流れ着くための
ちょっとした要素も複合された作品。

1番はブラック・ウィドーの参戦。
後半にかけて、
ニック・フューリーも現れ、
終盤には
『インクレディブル・ハルク』の
大学での軍事行動が報じられている。

前作では、
トニー・スタークがアイアンマンを作るという
部屋にこもって好き勝手に自分のロボを
改造するのがなかなかの好印象で、
ヒーロ物語というよりは、
その異色過ぎるトニーの性格と
その改造魂が好感触だったのが印象的。

2として相応しい

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というわけで、感想。
あらすじを書いてみると、
映像を鑑賞している以上に意外にも
としてふさわしい
物語だったんだな。

スーパーヒーロ映画、
特にアメリカンコミックものの
ってだいたい、
1ではヒーローの誕生秘話が描かれる。

じゃあ2はと言うと、
ヒーローになることによって変わってしまった自身の世界の再構成だったり、ヒーローゆえの悩みに直面する物語がほとんど。

でもティム・バートン版のバットマンなんかは
1作目で誕生秘話とかやらない
スタンスだったりした。(笑)

それで『アイアンマン2』もそれなりに話しの
大筋は当てはまる。
トニーがアイアンマンになったことによって
起きる問題とそれの解決だ。

その方法がまさかの
今後のマーベルの映画に関する
『アベンジャーズ』要素だったりするんだから
洋画ファンとしては嬉しい。
まぁー堅い映画評論家たちは、
総スカンだったりすると思うが…。

スケール感が非常に向上している。

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サウンドトラックが往年のロックバンドの
ACDCが大幅に曲を貸していたりしているし。
またスケールがデカくなったおかげで、
前作の工作要素は、
元素を生み出すという奥の手を
披露するのに至っている。

悪ふざけが過ぎる程の娯楽映画

いや。まじでバカ映画
前作もわがままだったトニー・スタークだけど、
今作では、
死期が近いということもあって
アイアンマンのスーツを着用して
お酒を飲みながらDJを披露するという
ヒーローとしてあるまじき行為を披露。

ここまで行くとアンチヒーロ映画としても
享受できるだろ。(笑)

いやバカなだけか。(笑)

そんなバカ要素は監督が前回よりも
出演時間が多かったり、
美味しい所を持って行こうとする所からも
垣間見られる。

サム・ロックウェルのダンスも
忘れてはならない。

まぁー全てはトニーが悩み過ぎた結果、
馬鹿に走ったという
これまでにない苦悩ということで良いか。

しかしこの内容のハリウッド映画は、
なかなか稀に見る内容だ。

ちゃんと終盤では
アイアンマンが2体も出てきて
大活躍するのだから見事だ。
ラストはあっけないがね。

そのどこかオフビートな緩い感じが独特で、
さりげなく『アベンジャーズ』の主要キャラの
スカーレット・ヨハンソンも
出てきたりとなかなかアメコミ映画好きの
ツボにはまる要素も多い。

ジャービスが出てこないと思ったら
工作ルームに在中していた。(笑)

トニー・スタークとは何者なのか?

トニー・スタークは立場的には
バットマンと被ると思うのだが、
如何せん性格がわがまま過ぎる。

それをロバート・ダウニー・Jr.の
ちょっとアスペルガー症候群のような
喋り方だったり、表情で見事に演じていて、
全然違う。
使命感とかそんなもん一切ない。
独占してひけらかしたい、
自分こそが最強というナルシシズムを
体現しているのが、非常に歯切れ良い。

バットマンのDCコミックのように
アダルトな世界観で、
狂った犯罪者がいっぱい現れてしまっても
このトニーだったらミサイルで全部皆殺しか?

でも原作のトニーは『シービル・ウォー』で
人命を無視したヒーローを罰し、
個人情報を晒したり、
ヒーロー登録法を無視した
キャプテンアメリカと戦ったり、
市民の為に戦おうと
シールド長官にまで登り詰めたりしている。

そういった精神の成長は
『アイアンマン3』の頃には
描かれるのかもしれない。

とりあえず総評としては
バカ映画ロック映画と捉えて、
この映画は不真面目な快作だ!!

アイアンマン同士の殴り合いは
見応えたっぷりな不真面目さ!!
ラストには勿論次回予告の
『雷神様がやってくる』のちらみせがある!!

MCUの新作を心待ちして

2020年のハリウッド映画延期の連続に際して、
MCUを見直している今日この頃。

『アイアンマン』
『インクレディブル・ハルク』
を見て、今回は『アイアンマン2』

大体の感想が2012年に見た時と一緒で
むしろその頃の方が、
映画に対するワクワク感が強く、
情熱的に記事を書いている。

UHD購入に際して、
映像美や音楽に感動。

気になった点としては、
悪役のイワンが、
思ったよりも登場しない。

トニーを憎む存在だが、
序盤であっさり拘束され、
武器商人の悪事がなければ、
そのまま出番終了だったところを
部品を使ってアイアンスーツを作成し、
終盤にて再び登場というところ。

映画的には悪いシナリオであることは明白。

どちらかと言えば、
主人公たるトニーがぶち当たる、
延命という壁と
死に対する向き合いがメイン。
やっぱり前述の通り、
そこに同じ技術力を持つ存在、
アベンジャーズ計画が複合されたシナリオ。
スケール感のあるスタークエキスポの
展開なども面白く、
実際にそこを練り歩きたい程楽しそう。

しかしどっちらかってることは明白。

終盤の庭園でのアクションは
配置や色合いセット含めてマジ最高だし、
何度見ても興奮する。
軽薄なやりとりをするトニーとローズも最高。
しかしもう少し
ウィップラッシュとの死闘を見たかった。
それは前作
『アイアンマン』でも一緒なのだが。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6.8/10
・映像のアプローチ 8.5/10
・映画の美術面 9/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 9/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

79点
トニーのホログラムを使って
設計するシーンはいつ見ても
興奮する。
トム・クルーズより上手い。

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ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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