「〈編集部よりお詫び〉トイレットペーパーに関する冗談を消去いたしました」
とりあえずニコニコ大百科からデッドプール
というわけで、アメコミの歴史の中では比較的最近になって生み出されたキャラクターであるデッドプールの初邦訳コミックが出たので購入した。
てか最初はスパイダーマンの邦訳コミック買いに行ったのに、読みたくなってしまって、そっちを止めて、こっちを買った。
超面白かった!
動画やニコニコ大百科を読めば、デッドプールがだいたいどういうやつかわかると思うけど、正にこういうやつです。
類似キャラクターは口数の多い、スパイダーマンですが、こっちのデッドプールは、完全に頭が実験の後遺症でおかしくなっているし、更には自分がコミックの世界の住人であることも理解しており、まじでエキサイティングクレイジーなキャラクター。
映画のXメンの番外編『ウルヴァリンXMEN:ZERO』の悪役だった人がまさにデッド・プールだったわけです。(ファンは怒っている様子)
そのデッドプールさんの初邦訳作品が本作『マーク・ウィズ・ア・マウス(冗舌な傭兵)』なのでげす。
ゾンビ、恐竜、宇宙、時空移動、パラレルワールド、エロ、グロ、ギャグ何でもありのテンコ盛り!!
もうそれに尽きる。
このコミックはぎりぎりの部分をやりたい放題な漫画だ。
もうそれ以上もそれ以下もない。
デッド・プールは最高だ!!
どうやら基本このテンションで、ずっと続いているようで、とりあえず他のコミックも読んでみたい。
長く感想を書くのは難しいけども、本作は話が根本的に面白いし、バカっぽいデッドプールだが、根本的には凄腕の傭兵。つまりいかれているけどもできる奴なのだ。
劇中では太ったり、下心丸出しで着替えたり、すぐに復活するから自分の腕を切断したりと、初見読者の想像をかるく上回る展開が、強烈に面白い。
更には映画ネタもあり。
のような斬新なギャグがてんこもり。
そしてそして、扉絵が何故か、往年の名作映画のポスターをだいたんにアレンジしたものになっており、そのようなアートワークも非常に面白い。
あとニルヴァーナのネヴァーマインドを意識したものなどもある。
どうよ。欲しくなってきた?
正直『バットマン』『バットマン』追い続けて来たおれですが、これは本当に面白かったぜ!
マーベルのコミックはちょっと苦手だったけども、こいつならどんな展開でも笑ってごまかせる。
あと絵もかなり自由に書かれているのが、違和感ないのもいい感じ。
オススメです!
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