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【短評】みなさんさようなら【忘備録シリーズ 10】

2013年84本目 2013年7月8日鑑賞

みなさん、さようなら [DVD]
日の丸2012年日本映画日の丸

団地で生きると決めた12歳。それから17年間の物語。
とりまツィッターの感想をどうぞ。
『みなさん、さようなら』失って、更に失って、全てを失って一つだけ得て、また失う。見ていて辛い。きっと誰かの人生もこれぐらいビター。でも最後の悟ならどこに行っても大丈夫は、悟だけの為の言葉とは思えない…。#映画 #感想部 #movie http://t.co/wbW3k2AMdK
07-09 03:03
『みなさん、さようなら』17年間も失い続ける人生は、辛過ぎる。でも彼の周りはきっと得たものも多かった。彼が得た自由は、17年以上の価値があると信じたい。#映画 #感想部 #movie http://t.co/wbW3k2AMdK
07-09 03:06
彼は自分を不幸とも失っているとも思っていないだろう。強い。そんな人間いるのだろうか…。おれは弱いから無理だ。
07-09 03:07
『みなさん、さようなら』団地の出入り口に滑り台を作ろうとしなかった主人公には疑問を感じた。#映画 #感想部 #movie http://t.co/wbW3k2AMdK
07-09 03:10
正直ね。終盤は飽きてきて早送りで見た。だって、失い続けるんだもん。ひでぇーよー。濱田岳さんの演技とか存在感とかが良くて、自分にも重なってきて、ずっと苦しくて、しかも異常に長々としていてね。でも最後には、苦しくて泣いてしまった。おれは全然大丈夫じゃない。
ツィッターでの感想がかなりうまくまとまっていたので、転載した。
アメリカの低予算映画のインディーズ映画のように、団地から出ないということをプラスに置き換えた思考から、徐々にそれがマイナスになっていき、団地から出るようなそんなハートウォーミングな映画じゃない。
昔ライアン・ゴズリングが出演した『ラースとその彼女』とは全然違う。
小学生の卒業式前日に小学校に忍び込んできた中学生によって隣の席の友人を殺された悟は、それ以来恐怖で団地から出られなくなったのだ。
この映画は全く知らなかったのだが、心に病気を抱えた青年が団地にとらわれ、何もかも失いながら、最後にはそこから旅立つという非常に重いダウナーな映画なのだ。
その分救いなのか、妙にエロい部分が何個もあるし、なぜかエロい悪いやつが出てくる。
えぐいくてアダルトな映画だ。
この難産のような映画体験は、決してよかったとは言えないのだが、見応えはあった。
ただあまりにもかわいそうなので、知らないで見ると後悔するかもしれない一本。
真夜中に世界に自分しかいないとか思えるようなときに見ると効果的。

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