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△ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年度45本目△

「続編というよりは、その2。という感じ。」

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-ハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越える

アメリカ2011年アメリカ制作アメリカ
監督
トッド・フィリップス
(デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ 、ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い)
出演
ブラッドリー・クーパー
(特攻野郎AチームTHE MOVIE)
エド・ヘルムズ
(ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い)
ザック・ガリフィアナキス
(デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ 、奇人たちの晩餐会USA)
ジェイミー・チャン
(エンジェル・ウォーズ、アダルトボーイズ青春白書)
ポール・ジアマッティ
(サイドウェイ)
予告編

メラメラあらすじメラメラ
ダグの結婚式前夜の一件から2年後。
タイのホテルの一角にいたフィルとアランとステュは頭を抱えていた。
話は少しさかのぼる。
フィルはステュの所で歯石を取ってもらっていた。そこでフィルはステュの結婚前の旅についての話をするが、ステュは断固拒否していた。ステュは自分の結婚では、ラスベガスのような悪夢を見たくないのだ。
そうしてレストランでダグと三人で会食をする。この白昼の中でのランチこそ今回のイベントだったのだ。
納得しないフィルだったが、仕方ない。だがダグがあることをお願いする。それはステュのタイで行われる結婚式に義理の弟であるアランも招いてほしいということだった。
断るステュだったが、ダグの願いを聞かないわけにも行かず、アラン宅へ。
引きこもりのアランに会いに行った三人。彼の部屋を入るとあのラスベガスの惨事の写真が壁一面に張られていた。
不安を感じる三人だが、仕方なくアランを招き、タイへ!!
タイへ行き前夜の家族の会食のなか、花嫁の父に馬鹿にされるステュと暴走するアランだった。
そして4人は独身最後の杯をビーチでかわす事にするが、花嫁ローレンの頼みで、彼女の弟であるテディも交えることにする。
そんな新入りのテディにアランは不快に思っていたのだった。
そしてビール一瓶だけの杯を約束し、ビールを飲んだ5人。
×××
目が覚めるとそこは知らないホテルだった。
フィルはその光景に覚えがあった。「またやっちまった!!」
付近には、坊主になったアランがいた風呂場に行くとそこには…。
そしてお猿さんと切られた指が。
しかもステュの義理の弟のテディがいない!!(ダグは普通にホテルにいた。)
翌日は結婚式!!タイムリミットまでにテディを見つけて戻ることは出来るのだろうか?
2011年7月7日鑑賞



メラメラ感想メラメラ
前作「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」が世界的に大ヒット、アメリカでの興行成績を覆し、アメリカにブラザー・ロマンティック・コメディなるジャンルを生み出した。
前作を真似た作品が09年以降数多くアメリカで作られてきたが、前作に及ぶ作品は生まれなかった。
あれから2年ついにその続編が完成し、無事に日本公開もされることになった。規模も大きくね。
前作は、署名活動まで起こったが、結局ゴールデン・グローブ賞を受賞したことにより、公開を決定したわけで、日本の配給の無能さに辟易させられる。
そして本作は、前作の評判もあって、見事に初週で大きな興行成績を上げ、コメディ史上では大きな成績を残した。
監督は前作同様、俳優陣も一緒だ。
さて本作の感想を書く。
正直言えば、続編としてはあんまり良くなかった。
その2。とかだったら納得できたけど、まさか構成が1と全く一緒
だとは思わなかった。
日本公開前から、本作は1のフィルムの焼き直しと話題ではあったけど、まさか1の構成をそのまま2年後に新作として出すとは思わなかった。
1同様最初にうなだれるキャラクター達、そして話は戻る。
そして記憶喪失と。1と全く一緒です。
それを一概に悪いとは言えなかったけど、全てが一緒となると流石に喜べないな。
その2、または別バージョンでしかなく、映画の驚きがそうでもない。
またキャリアアップした監督の嗜好が、前作よりも増え、ブラックユーモアも随所に盛り込まれている。
特に切断された指やタバコを吸う猿。いきなり死ぬチャウなど。監督の前作のデューデート同様、手放しでは笑えない、ブラックさが多くなっている。
また舞台を北米からアジア圏にしたせいか、下ネタのレベルも上がっており、ほとんどが下ネタだった気がする。
また勿論本作も前作同様謎解き要素がある。
無くなってしまった記憶を探し、テディを見つけるという件だ。
それが正直前作よりパワーダウンしている気がする。
例えば「ペイチェック」のように謎を解き明かすパーツが身の回りにあるような、例えば「メメント」のように体に刻まれるような、そういったヒントありきのような構図が1には上手く存在していた。
だが本作は、ヒントだけで謎を解くのではなく、合間合間に、昨日の記憶を知るものに見せてもらったり、またはアラン自身が思い出してしまうという件になっている。
それでは前作の好評の起因が本作では損なわれているため、今作では、ただ単に前作のファン向けのキャラクター映画と言っても過言ではない。
また前作よりアクションも増えているが、制作費の増加のせいだろう、この点ではありがちな映画になってしまったと思える。
またテディの居場所なども前作と全く一緒だったりと熱心なファンなら気づいてしまうと思う。
だけど笑えることは確かだし、無駄な要素は増えたけど、単純に見たいなら見ても問題はない。
ラストの写真は相変わらずに爆笑できるし。
そういえばDVDで発売するときは無修正なのだろうか?
一応無修正版を見たけど、結構ひいたかな。でもおっぱいにもモザイクするのは謎過ぎる。
序盤の椎茸にはモザイクが無いらしいからあれは作り物かしら?
そうそうチャウってあれは一体必要だったのかしら。(苦笑)彼いなくてもよくね。
んーそれでも正直本作は好きな映画です。でも2としては認めたくないかな。
各キャラクターの新たな一面が見れたり、新メンバーが加入したりするけど結局は1以下の作品でしかないわけでして、パワーアップも下品さや悪質さが増した感じでして、そんなに良いことではなかったかな。
次作るとしたらヨーロッパとかだったら良いな。
あとリーアム・ニーソンが降板したらしいけど、見て分かる通り入れ墨屋の人でした。(笑)
メモ得点メモ
6
1ありきの2でもあるし、単純に本作も天丼として楽しめますが、それにしても大掛かりな天丼なことで。
でもまぁー面白いと思うので、オススメです。

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