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【アメコミ】フラッシュポイント【感想】

フラッシュポイント

見ろよ、お前のせいだぜ

アメリカ2011年5月〜2011年9月アメリカ


そしてNEW52の幕が上がる

1986年からつづいたニューアース。
グラント・モリソンが描く
『ファイナル・クライシス』にて、

2代目フラッシュことバリー・アレンの復活により終焉を迎える。

1986年に塵と化したバリー。
2009年にまさかの復活。

そんな彼が主役の衝撃のイベント
『フラッシュポイント』読み直しました。

先日『ファイナル・クライシス』も読み終わり、
NEW52から始まった自分のアメコミの歴史を
再度やり直したいなぁと思い。
読み直すと前よりも断然楽しめたなぁと。

初見は残酷過ぎてびっくりした

ネタバレですが、
今作のイベント後DC世界は刷新され、
数多の次元が存在したDCの世界が
またもたった一つの世界に再統合され、
歴史がリセットされるNEW52が幕を開ける。

裏事情としてはヒーロー映画勃興に合わせ、
DCも新規読者層を拡大しようとして、
0からDCの世界をやり直したというわけ。

正直新たに52出たどれもこれもが個性的で、
非常に面白く、
日本では『バットマン』と
『ジャスティス・リーグ』の邦訳は成功し、
NEW52以降は時差はあるがしっかり邦訳されて
日本では大成功したと思うし、
自分もやはり遅れてはいるが、
ほとんど購入している。

そんな『フラッシュポイント』ですが、
初見はグロすぎてびっくりした。

his
超上級者向けだなぁって思ってしまったよ。

まぁフラッシュが能力を失っている
という点はわかるが、
能力復活描写が血みどろで衝撃的、
そして中盤でもいちいち著名DCキャラが惨殺。
終盤でも人気キャラがぐちゃぐちゃにされる様は、
衝撃的過ぎだった。

今ならどのキャラがどうなってて等わかるが、
当初はまだ駆け出しアメコミ好きだったから、
このグロリョナ要素の味付けは口に合わなかった。

ファンならたまらない設定

今作のバットマンはまさかのトーマス。
アクアマンとワンダーウーマンが闇落ちして
世界を滅ぼすほどの戦いをしている。

さらにはヴィランたちがヒーローだったり、
グリーンランタンやスーパーマンは存在
していないなどこれまでのパラレルワールドとは
違う独特なヤバさが癖になる。

そのような細かな設定を
邦訳コミック添付の冊子が網羅していて、
なかなかに濃くて面白かった。

今ではもっとスピンオフ読みたかったなぁ
って思う。

his
それぞれの力を自己のために振るう
ヒーローたちの暴走の悪夢っぷりがやばい。

また複数のアメコミを読んだ経験と
今回の冊子で理解したのだが、
今回のフラッシュ自体がパラレル設定で、
そもそもの設定と母親の死の設定に違いがあり、

今作から既にNEW52が始まっていたと言っても過言ではないのかも

フラッシュ自体既にリニューアルされた設定を
持っており、一新されていたのは、
今回読み直してみて知った。

ジョフ・ジョーンズすげぇ

DCの社長まで上り詰めたジョフ・ジョーンズ。
日本では複数の作品が邦訳されており、
それぞれが非常に面白かった。

2004年の『グリーンランタン:リバース』

2005年の『インフィニット・クライシス』
2009年の『ブラッケスト・ナイト』
そして
2011年の『フラッシュポイント』
その後のNEW52では
『ジャスティス・リーグ』を担当。
さらに『アクアマン』も担当し、
2017年では『ウォッチメン』との
クロスオーバー『ドゥームズデイ・クロック』
も担当し、邦訳化が期待される。
邦訳化決定!2020年12月発売!

また人気海外ドラマの
『アロー』と『フラッシュ』の
脚本も一部担当し、
人気作の影にジョフ・ジョーンズ有り状態。

衝撃的な描写とオチのある壮大なプロローグとして
『DCユニバース:リバース』以上に面白いので是非とも読んでください。

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