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◎【80点】機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ【解説 考察:脱ガンダムという最高峰のSF作品 超人気記事】◎

14000PV達成しました!ガンダムのこと大好きなのですっごく嬉しいです!

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2021年日本映画

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
時代は遥か未来。
地球を中心とした宇宙での物語。
増えすぎた人口を宇宙に
移民させるようになってから
100年以上が経った世界。

人類は地球と宇宙で対立し、
度重なる戦争を起こしていた。
しかしその宇宙戦争の根源となる
ジオン共和国が解体され、
宇宙規模の戦争は姿を消して、
10年以上が経っていた。

しかし世界に平穏は訪れていなかった。

マフティー・ナビーユ・エリンを名乗る
テロリストたちが
地球圏を混沌とさせる。

彼らは地球に住む軍の地球連邦軍、
その高官を襲撃殺害するテロ行為を行い、
人類に住む人々を宇宙に移民させ、
地球を人類から
解放させようと考えている。

地球では地球連邦軍が、
地球への居住資格を持たない人々を
強制的に宇宙に送還する政策を行い、
地球には特権階級のみが住むことが
許される階級社会が露呈し始め、
戦争のなくなった世界で
地球連邦軍は圧政を担う存在として
腐敗化が進行していた。

だがマフティーの行為は
多くの一般市民を巻き込む
とても恐ろしいことだ。

そしてマフティーの思想は、
かつて地球に人が
居住不能にしようと
隕石落としを行なった
ジオン公国創始者とも言える
ジオン・ズム・ダイクンの息子の
シャア・アズナブルの
思想と類似していた。

マフティーを名乗るのは
シャア・アズナブルの惑星落としに
立ち向かった地球連邦軍の独立軍
ロンド・ベルの長官の
ブライト・ノアの息子
ハサウェイ・ノアなのだ。

ハサウェイは月から地球のホンコンへ
の帰還の際に、地球軍の高官たちが
乗るシャトルに同乗するが、
自分の偽物のマフティーを
名乗る組織にシャトルを
ハイジャックされる。

居合わせた謎の10代の女性
ギギ・アンダルシアの言動に
かつて恋し、自分が戦争に介入する
きっかけとなり、
自分のミスで死んでしまった
クェス・パラヤの面影を呼び起こされ、
テロリストに立ち向かってしまう。
それに呼応するように同席した軍人の
ケネスとともに彼らを撃退する。
元フィリピンのダバオに降り立った
ハサウェイは
ギギに好かれ側にいることを強要され
滞在先が同室の
スイートルームになった。

計画が狂ったハサウェイ。
ギギとケネスと親しくなる彼は、
ケネスがマフティー討伐のための
新任のダバオの空軍基地司令官で
あることを知るのであった。

ハサウェイは予定通り、
ダバオの連邦軍高官の
襲撃を決行。
しかしハサウェイは、
クェス同様にニュータイプ能力の
素養を持つギギに惹かれ、
さらにはハサウェイがマフティーで
あることもバレてしまい、
自己の感情を優先してしまい、
襲撃の最中の街中でギギと共に
逃げ惑い窮地に陥るのであった。

2021年6月12日ドルビーシアター鑑賞
2021年30本目
2021年11月25日自宅UHD鑑賞
2021年66本目



30年以上の時を超えて映像化

『機動戦士ガンダムUC』の成功により
今なお需要の高く
本流ガンダムとも言える
宇宙世紀のガンダムシリーズ。

その最新作として、
『機動戦士ガンダムF91』から18年前、
そして
『機動戦士ガンダムNT』から8年後。
宇宙世紀105年を舞台とした本作は

機動戦士ガンダムシリーズで
司令官として常にリーダーだった
ブライト・ノア。
そして本作ではその息子
ハサウェイ・ノアが主人公の本作。

偉大な親を持った彼が、
地球を救うため、
人類を地球から解放することを
名目としているが、
その実情は腐敗した地球連邦軍に
テロ行為を行い
多くの一般人を巻き込む大虐殺を行う
テロリストのリーダなのだ。

ガンダムシリーズかつてない
ヒール主人公に落ち果てた
ハサウェイの物語は
バッドエンドが待ち受けるであろう
悲しい物語だ。

内容からして映像化が難しかった

『機動戦士ガンダム』の
生みの親の1人富野監督の
原作小説の映像化作品だが、
人類に対しテロ行為を行うという

英雄の息子の叛逆というあまりにも悲劇性に満ちた作品。

原作は全3冊であり、
映像化の前にSRPGの
『Gジェネレーション』にて複数回
シナリオは再現されているが、
いずれもステージ数は多くなく、
MSの登場数も非常に少なく、
どちらかといえば、
悪行に傾倒してしまった
ハサウェイのクェスとの悪夢の
葛藤やギギに揺れるハサウェイの弱さ。
そして不思議なケネスとの対立関係の
人間ドラマがメインになっており
ガンダムの醍醐味であるMSが
活躍する機会はとても少ないし
話自体も短い。

今作は不思議な感覚で
人間模様を神話的に描く
富野の悲しいガンダムの
宇宙世紀のシャアとアムロと
ブライトのエピローグが描かれていた。

しかしこの度UC NexT 0100として
原作小説同様3部作として
ついに映像化。

今回は序章とも言える1作目だ。

his
サブタイトルがなかったので、3部作であることは公開予定直後に明かされた

また感染症の影響で
映画興行が
ストップしてしまった影響で
公開が1年遅れてしまった。

his
おそらくいつものOVAの制作スピードならもう完結まで制作完了していると思う

劇場公開作品なのだが、
特別興行価格だし、
公開と同時にBlu-rayも販売したので、
根本的には
OVAなのではないか?と思う。

先にUHDについて

UHDについてはタブを開いてください
his
正直UHD微妙

UHDを鑑賞し
劇場に足を運ばなかった嫁と再鑑賞。

UHDはやはり音の厚みがすごい!劇場鑑賞の質を味わえる

まずこれが1つ。
Blu-rayとの容量差を実感させる。
感動的

映像は暗すぎる

4K画質を期待したのだが
そこまで綺麗とは言えず。
最高の体験は
ドルビーシアターで間違いなかったと
実感するのであった。

また終盤の戦闘がやはり暗すぎる。
再生機器によって
白味が強ければまだましだが
PS5は黒味が強いため
暗さが際立ってしまった。

家の照明を消しての鑑賞なら
また違ったかもしれないが。

そしてNetflix配信と見比べて

his
Netflixの方が明るかった
まぁアプリの機能なのかもしれないが
一枚フィルターを取ったように
明るくて見やすかった。

ビームライフルや
ビームサーベルの閃光も明るい!
UHDはHDR効果のせいで
より一層暗くなっている???

しかしよくよくみれば
映像がやや潰れたような
平坦な感じがあり
UHDの方が線が細かく
より写実的でアニメの向こう側を見たようにも
思える。

暗いという最悪な部分もあるが
音と質感については
より優れていると実感した。

続編がすぐ公開すると思ったら
かなり先なのには正直がっかりした。

また一緒に鑑賞した嫁もガンダムという
ロボットアニメとは違う
戦後の空虚な人間ドラマとして
とても楽しめていたので
脱ガンダムの成功と
ガンダムファン以外の人が
楽しめる作品として
大成功だったんだなと思う。

脱ガンダムの1作目

テロ行為に及ぶ主人公が描かれる本作。
ガンダムこそ登場するが、
その存在は悪逆の代行者だ。
その禍々しさを体現する
クスィーガンダムは
とてつもなく大きく
そしてガンダムフェイスも
崩されており
どこか怪物を彷彿させる。
特徴的な腕のマニュピレータも
ガンダム離れしている。

作品の特徴としては、
ミノフスキークラフト一体の機体、
変形機構なしで高速移動ができる
コンセプト。

飛行機とガンダムが一体化された
特殊な機体

ここまでの機体が巨大化の一途を
辿っており、
今作が宇宙世紀最大のMSの
到達点である。

地球を舞台にしていることもあり
高速滑空戦闘が見所で、
またもアナハイムが秘密裏に制作した
ペーネロペーは飛行ユニットを
ガンダムに背負わせており、
コンセプト的にはクスィーの方が
次世代機として成功している。

二体とジェガンの発展機と
ギラドーガ系列の発展機の
4機体しか本作には新MSが登場しない
と思われる。

ガンダム作品としては
異色の作風であり
映像化も人間描写メインの
可能性があり、
少年がガンダムに乗り成長し、
少年の未来と時代を
切り開いていくという
冒険活劇の側面も削除され、
鬱屈した青年の道程という
閉塞感に満ちた本作は

ロボットアニメの見どころと
少年と戦争と成長物語の構造もない

まさに脱ガンダムと
言えるのではないかと思う。

また描写としてこれまで
宇宙戦艦のドッグに格納される
MSの構図は見かけていたが、
今回の隠匿してクスィーを輸送する
船のタイニーな収め方など
これまでになくて
宇宙世紀の軍縮から
カモフラージュ手法に伴う
選択というので
小型船に鮨詰めというのが
面白かった。

色気のあるキャラクターたち

これまで見てきたガンダムよりも
キャラクターたちの
色気にびっくりした。
特にギギについては、
前作『ガンダムNT』での
異常な顔面崩壊リベンジのように終始
吸い込まれそうな透明感が異常でいて
富野節合間って、
ガンダムらしい
エキセントリックだけど

少女らしさとはっとする色気
を持ち合わせた
人を狂わす魔性のヒロインが爆誕

デザインしたPABLO UCHIDAさんが
大きなエッセンスな印象。

もともと『逆襲のシャア』の時から
ぶれぶれのハサウェイは、
彼女との出会いでさらにブレまくり
仲間達の危機を招くことになり
それを自分の弱さとして
肯定しているとこもあって
困ったやつだなという印象。

またケネスも非常に色気たっぷり。
FF-Xのシーモアや
テニプリの跡部を演じた
諏訪部さんが演じているが、
あの独特な色気とケネスの大人の
処世術に満ちた高効率な言動の数々が
またなかなかにいやらしく、

ギギとケネスとハサウェイという
立ちまくった
キャラクターたちの存在に
見応えたっぷり

濃厚なSFアプローチ

今作では、
早川書房のSF小説の表紙を飾る
PABLO UCHIDAさんが参加し、
作中のイメージボードを
多数手掛けている
ことがパンフレットから読み取れる。
それが劇中のシーンの
ビジュアルになって
アニメに連なっていることが
垣間見られるが、
そういった制作背景って個人的には
ディズニーのピクサー作品や
スターウォーズやMCU
ぐらいでしか見たこと
がなかったが、
こういったアニメ作品、
特にガンダムにて
このようなアプローチが
されるんだなぁと

ガンダムというシリーズの質の
底上げを実感した

そしてPABLO UCHIDAさんの
多数のSF作品の経験が、
随所に冴え渡って、
作品全体が生々しさと
ハイセンスなSFとして
洗練されていた印象。

ダバオでの日常の
宇宙世紀だが戦争がなくなり残された
未来の世界らしいハイテク感と
スラムっぽいゴチャゴチャ感の
共存は、SF映画で見かける構図で、
『チャッピー』などを彷彿させる。
そういったことが
『ガンダム』で起きるのが、
ガンダムファンとして
すっごく嬉しかった。

ガンダムでありながらSFの骨組みがしっかり浸透されているので、
SFの血というものがめちゃめちゃ通ってて嬉しい。

PABLO UCHIDAさんの参加により
SF映画好きも心底楽しめる
作品になったのではないか?
と思ったのです。
あとギギがやばい。
ドレスもやばいが、
軍服揃えたやつがやばい。
女の子としてファッションを
楽しんでる感の表現が秀逸でした。

本当にガンダムでそれ味わえるのか!と感動を何度もした

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