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◎【映画レビュー】ネイバーズ2「したまちコメディ映画祭in台東(2016年)で鑑賞1」【78点】◎

「デルタサイからのUSAはめっちゃ笑った!!」

アメリカ2016年アメリカ映画作品アメリカ
監督
ニコラス・ストーラー
(『ネイバーズ』『伝説のロックスター再生計画!』)
出演
セス・ローゲン
(『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日』『スモーキング・ハイ』『スーパーバッド 童貞ウォーズ』『ザ・インタビュー』)
ザック・エフロン
(『セブンティーン・アゲイン』『ハイスクール・ミュージカル』『恋人まで1%』)
ローズ・バーン
(『ネイバーズ』『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』『インシディアス』『28週後…』)
クロエ・グレース・モレッツ
(『キック・アス』『ヒューゴの不思議な発明』『イコライザー』)
デイブ・フランコ
(『21ジャンプストリート』『グランド・イリュージョン』『ウォーム・ボディーズ』)
したまちコメディ映画祭のイベント上映で見てきました。
みんなでゲラゲラ笑って、これぞコメディ映画祭って感じでした!!
◯大学生のお隣さん戦争再び!!◯
前作で、子育てをしてたバカップルの夫婦のマックとケリー。(セス・ローゲンとローズ・バーン)
赤ちゃんが生まれ、昔よりも自由のない生活に疲れを感じ始めた矢先、空き家だった隣の家に、男子大学生たちグループがクラブハウスとして住み始める!!
初っ端からパーティーを始める彼らに最初は抱き込まれる夫婦だが、赤ちゃんに悪影響もあり、警察に通報するのだが、それを機に男子大学生たちと大バトル!!
車のエアバックは盗まれるは、夫婦の営みは覗かれるは、散々なことに!!
夫婦たちも負けじと、家を破壊したりとどんどんエスカレート!!
男子大学生たちもグループの伝統を守り偉大なことを成し遂げようとさらに暴走していくのだった。
結果、戦いは夫婦たちの勝利。
リーダーだったテディ(ザック・エフロン)は警察沙汰になった罪を自らかぶり退学になる。
そして月日は経ち…。
今度の敵は女子大生だ!!
相変わらずのバカップルのマックとケリー。
二人目の子供を妊娠したのをきっかけに家を売ることに決める。
無事に買い手が見つかったのだが、隣の家に買い手が見つかる。そのひとたちは…。
大学に入学したシェルビー(クロエ・モレッツ)は、女子学生のグループに入会を試みるのだが、パーティー禁止やマリファナ禁止、パーティーをしたければ男子グループのパーティーに参加するしかなく、そこでは体目的の男子に迫られるだけということに嫌気がさし、一生の友達を作るべく、意気投合したベスとノラと一緒に新たなグループを立ち上げる。しかしグループハウス探しに苦戦していたのだが…。
そして話は変わりテディ。
テディは前作のラストで学校を首になりアバクロに就職したのだが、自慢の上半身を駆使した仕事はなくなり、普通のショップ店員になるが、出世もできずにいた。
同居している親友のピートが結婚することになり、婚約者と一緒に住むため、ピートに出て行くように告げる。
仕事も私生活も上手くいかないテディは混乱し、家の外に飛び出し、彼が向かった先は、思い出のグループハウスだった。
翌朝彼が寝ていると三人組の女学生と出会う。
彼女たちはお金がなくて、グループハウス探しに苦戦していたのだった。
アドバイスをしたテディは彼女たちと一緒に暮らすことを条件にグループのアドバイザーとして助けることにする。
そして因縁のお隣さんマックとケリーに再会する。
そしてマックとケリーVSテディーとシェルビーチームの戦いが始まるのだが…。
◯ザック・エフロンを掘り下げたけどやばいぐらい馬鹿だった件◯
前作の学生軍団のリーダーであり、カリスマだったテディことザック・エフロン。
後輩も同級生も彼を崇拝し、ことある度に機転を利かせクラブを救い、最高のパーティーを繰り広げてきたわけだが。前作のラストで、大学中退になり、社会人としてのピラミッドは大学時代と真逆の底辺に堕ちた。
挙句に唯一の心の拠り所を失ったテディは、完全に自己崩壊。
20代後半にして自分探しをする羽目になるわけだが、パーティーやクラブ運営の知識以外は空っぽで、凄まじく馬鹿。
ウィル・フェレルもびっくりなアホっぷりを終始披露してくれる。
また前作で敵だったマックとも意気投合し、エアバックを使った驚きの展開に大笑いさせてくれた。
まさかザック・エフロンがここまでお馬鹿だったとは、前作のカリスマ性からは正反対の馬鹿っぷり。敵だったマックと触れ合い、大人というものに触れ、ようやく自立をしていく、そんなちょっとほろっとさせてくれる第三者になっている。
◯女子は男子よりも強敵!!◯
今作ではクロエたち女学生が、自由と友情のためにマックたちに立ちはだかる。
前作と同じテンションで繰り広げられる暴走パーティーは健在だが、根本が、人生を変えたい、友達と一緒にいたい、そこには強欲とは反対の、孤独が嫌だとか、楽しいことをしたいだとか。負と背反する喜びの物語。
その分、ラストの展開がちょっと真面目になっており、ほろっと感動させてくれるので、前作よりも作品のドラマ面を濃くすることに成功している。
また男子よりも女子の方が、社会の意見的にも優位ということで、男子たちにした嫌がらせができなかったりとかなり苦戦。
でも行き過ぎてしまったクロエたちにはそれ相応の罰があった。
☆前作のテンションそのままで新メンバーも増えて純粋に完結編としてパワーアップ!!☆
キャストも監督も続投で、かなり高い水準で描かれる本作。
ネタも前作から引き続いたものもあったり。
また前作と同じような展開もありで、安心して笑えるし、前作好きだともっともっと笑える。
早くソフト欲しい!!
メモ得点メモ
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど  8/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 5/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 8.5/10
78点
やっぱり学生時代はデルタサイまでで、大人になったらUSAって言っちゃう愛国心こそ
これぞアメリカ!!って感じで、最初からめっちゃ好きでした。
てかハッピーエンド過ぎてびっくり。下劣な下ネタも前回と同等でよかった。
骨肉の争い感は減って、華やかさが増えたかな。

したコメの上映前には、トークショウがありました。
プロデューサーの人とBlu-rayDVDデータの編集者と映画監督の松江さんで前作のおさらいなど。
前作を「コンドームを赤ちゃんが加える映画」と言ってましたが、それよりもおっぱいにトラウマを覚える映画じゃないか?とずっと思っていたが、さすがにあれはグロすぎるよね。
また終盤では、『俺たち〜』シリーズが終焉していた事実をさらっと紹介。
知らなかった。コメディ映画は一時期入ったが基本的に不入りで劇場公開は厳しいようで「テッド」ぐらいヒットしないと厳しいって。
でも『きっとうまくいく』とかは公開しているじゃないか…。
アメリカコメディの不遇の時代はまだまだ続きそう。
『ザ・インタビュー』の上映もソニー側に提案したが、断られたなどの話も聞く。
あんなに限定公開にぴったりなコンテンツなのに惜しい。
ソフト化も予定なしなので、署名活動も始まっている。

さすがに日本だと北朝鮮との外交問題に発展する可能性がありそうで、劇場公開はまずいかもしれないが、別にコメディ映画を家で見る自由ぐらいは尊重しても問題ないんじゃないだろうか。設置したツタヤが攻撃されるとかはないと思うが、せめてレンタルしなくて販売だけでもしてくれよと思う。
俺は今最高に脂ののったセス・ローゲンの映画が見たくてしょうがないだけなんだよ!!
署名のリンク先
『ザ・インタビュー(仮題)』(原題:The Interview)の日本版DVD・Blu-rayソフトのリリースを求めます。​
署名サイトに署名すると迷惑メールが大量に来るので、注意が必要だが、気持ちだけでも形にしたい。

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