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◎【85点】ラーヤと龍の王国【解説 考察:ドリームワークス+MCU?】◎

俺たちはガーディアンズ・○○・○○ラクシーだ!

製作

2021年アメリカ映画

やってることはドリームワークスなのだが

共同監督

ドン・ホール
ベイマックス
くまのプーさん

カルロス・ロペス・エストラーダ
ブラインドスポッティング
・レギオン

ネタバレ あらすじ

どっかの中世のアジアが舞台。
この地:クマンドラにはかつて龍がいた。

そしてドルーンという心なき煙状の
怪物が生物に触れると命を吸って
石に変え増殖してしまう。

世界壊滅の危機の中、
龍は彼らのエネルギーを石に封じ込め
その力を用いてドルーンを撃退し、
封じ込めることに成功したのだが、
その石をめぐり生き残った人類は
戦争を繰り広げていた。

それから500年後。
石の守護国のハートの首長ベンジャは
石を巡って戦争を仕掛ける4国と
協力をするために首長を招き
宴を開こうと考えた。
この憎み合いを終わらせ、
かつて一つだったクマンドラを
再興させてようと考えていた。

龍の伝説を愛するベンジャの娘
ラーヤは宴時に隣国の首長の娘の
ナマーリと親しくなる。
伝説の龍のシスーの話で盛り上がり、
ラーヤはお礼にシスーの石を彼女に
見せることにするが、
それはナマーリの首長の策略だった。
ナマーリの国ファングにより
石を奪われ、その場に立ち会った
各国の首長たちは一斉蜂起し、
殺し合いが始まってしまう。

その時、ドルーンが復活してしまい。
ハートは石化により壊滅してしまう。
ベンジャの犠牲により生き残った
ラーヤは国と家族を失うが、
ナマーリからの教わった伝承を信じ、
シスー復活のために6年間遺跡巡りを
していた。

そしてついに最果ての国テイルの
川の跡地にてシスーと出会う。

ラーヤは故郷をそして
世界を救うためにシスーとともに
石の力を取り戻すため、
各国の首長に会いに行くのだが、
ほぼ壊滅石が落ちているだけだった。

2021年6月6日Disney+
2021年29本目



お手頃アドベンチャーファンタジー映画

好評だったけどもその内Disney+で無料で
見れると思っていた本作が
無料に変わったので早速鑑賞。

面白かった

監督には異色な
カルロス・ロペス・エストラーダが
共同監督で参加。
若手ながら社会派娯楽映画を監督し
評判が高かった。

そんな彼が『ベイマックス』の監督と
タッグを組んで今作を監督している。

his
その効能があるかよくわからん。

古代アジアのクマンドラという
大陸を舞台に500年前の伝承と悪夢の復活。
そして竜の復活と世界の救世という
エンタメファンタジーとして手堅い

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アジアを意識したアメリカ映画

アジアを舞台にしているが、
監督はアメリカ人。
声優はアジア系が多く。
シスーというドラゴンを
ラッパー系俳優のオークワフィナが
演じていることに注目。
ついつい余計なこと言って
ほくそ笑んじゃう軟派な感じと
軽いノリと
世界の救世を担う存在の
バランス感覚が絶妙で楽しい。

中国での興行を狙っての
製作かもしれないが、
ドラゴンの描き方が独特な点
コスチュームデザインの多様さ
そもそもの映像表現技術の高さで
普通に面白い映画になっていた。

どんどんドリームワークス映画になっていくディズニー

via GIPHY

とここまで書いてみると
ドリームワークスが得意とする展開が
普通に描かれているわけで、
ノリのいいキャラや
待ち人系のプリンセス感から
アクティブに戦い人を憎む
プリンセスという
これまでの概念を確かに壊しているが、
むしろドリームワークスが
ずっとやっていたことに
どんどん似ていく。
多様性を描くために、
色々なコミカルな要素を盛り込むが、
そこにギャグが盛り込まれて
ますますドリームワークス化。

むしろドリームワークスが時代を
先取っていたと言っても過言ではなさそう。

MCUも大幅に影響を受けているか?

主人公のラーヤは故郷と家族を奪われ
故郷を取り戻すべく1人活動している。

いつか故郷に帰るべく、
自身の故郷を奪った隣国を嫌悪している。

そして隣国は繁栄した技術を独占している。

via GIPHY

この構図MCUのブラックパンサーに類似
しているのではないかと思う。
ラーヤはキルモンガーで、
ナマーリはティ・チャラに近いのではないか?

そしてキルモンガーとラーヤが違うのは、
人を信じる気持ちを取り戻せたことだ。
ビジュアル含めて似ているなぁと。

またナマーリが悪役かと思いきや、
意外とピュアで心情変化があるキャラで
よかったなぁ。
そこがティ・チャラっぽい。

終盤の展開もMCUチック

最終的に人を信じる気持ちを描くため、
彼らは石の力を他人に託す。
その時の構図が、
ドルーンの紫の色と合間って
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に
似ていたなぁと。

それぞれ喪失感を抱えた彼らが、
人を信じる気持ちに全てを賭けるわけで、
擬似家族の力で強大な力で
敵を倒し平和を手に入れる点も一緒。

そしてその造形が
ドリームワークスっぽいのが皮肉だ。

his
ディズニーの進化がドリームワークスって笑える。

まぁ大いに感動したのですがね。

また一部の空想シーンなどは、
CGからアニメ描写に変えたりと
色々な工夫をしているのも
『スパイダーバース』にも影響を
受けているのかなって思った。

via GIPHY

アクションシーンも面白いし、
上映時間も2時間未満で
さっくりエンタメを堪能できて

おすすめです

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 9.2/10
・映画の美術面 7.5/10
・キャラクターの魅力 8.5/10
・音楽 7.5/10
・上映時間と個人的趣味 9/10

85点

最近ディズニーアニメ映画は結構面白いけど
逆にピクサー映画が全然面白くないのが
すっごく気になる。

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his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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