何度見ても化け物級の凄さ
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに
「千と千尋の神隠し」のアニメ映画の公開日はいつでしたか?
製作
2001年日本映画
マジすっご!
監督
宮崎駿
・となりのトトロ
・ハウルの動く城
・もののけ姫
ネタバレ あらすじ
2007年3月鑑賞
2012年7月6日再鑑賞
2012年度43本目
2023年7月8日自宅Blu-ray鑑賞
2023年31本目
まずは2007年の3月に書いた感想を改訂したのを残すと。
ここから2012年の10月に書いた感想です
もう11年前の映画か…。
勉強がてらに再鑑賞。
昔見てからもう5年か…。
あのときはまだ若かったなぁー。
しかもジブリ批判するとあんた死ぬよ。とコメント貰ったかな?
怖いなぁー『エンジェル・ウォーズ』批判しただけで、中傷いただくしね。
当時はジブリに対して
偏見を持っていましたが
それは今でも持っていることは事実。
しかしこの『千と千尋』程
宮崎駿様の方向性を明確に
示している映画も無いかと。
不思議の国のアリスの
日本版ということで良いですかね。
しかも風俗旅館を舞台にして
純粋無垢な少女が真っ黒な世界を
その心の綺麗さでどうにかしていくという。
少女の心の綺麗さこそが
希望という駿さんの考え方が
ちょっとわかるようになりました。
汚い世界を救えるのは
少女の可憐さなんだ。
と曲解してみましたが
これまでの作品の主人公が性に
目覚める前の少女が基本
(ん?違うか?)だと
思ったし、その男でも女でもない
母性的でない女子に対して
夢や希望を駿様が
投影や期待している気がしてしょうがない。
ハウルとか逆に
おばあちゃんを主人公にして
難解な映画にしちゃったし
『ポニョ』に至っては
世界が滅ぶ話しだし
駿様もちゃんとした稀代の
日本のアニメ作家ですな。
世界が滅んじゃうアニメ映画を作れるのは
やはり鬼才なわけですよね。ふむふむ。
それでもこのジブリアニメの
心意気はやはりすごい。
カラフルさも言うことなしだし
世界観の海外の
ディズニー映画と一線を書く
日本独特の温泉街という
雰囲気を見事に再現し
メイドインジャパンとして
クールにそして暖かく描いている。
登場するキャラクターが
全て日本的というのもやはり良い。
何度でも見たくなるよね。
ディズニーと比べてたけど
確かにコンセプトプリンセスストーリーや
不思議の国のアリスに近いものがあるけど
差別化されているね。
でも終盤物語を見失っているんだよね。
いや幻想的で見応え十分なんだけどもね
千尋の成長もどっかいなくなってしまって
脚本が迷走している
けどもこれはこれで良いと思う。
まぁー娯楽作品色がやや強いような。
でもきっと2001年に劇場で
鑑賞した暁には
年間ベスト1位になっていたんだろうな。
あとDVD、Blu-rayでの鑑賞に際して
問題があることも有名だよね。
色が異常に赤い。
これはスタジオジブリが
家庭内での鑑賞に際して
配慮してこうしたらしいのだけど
それは家庭内のモニターが
ブラウン管モニターであることを
前提としていて
公開から10年以上もたち
家庭内のモニターが性能が良い
液晶モニターに変わったことによって
それが徒になってしまったようです。
しかもジブリ側は
正しい色調の映画を販売する気は内容です。
一応TVの色温度を変えることによって
正常に見ることが出来るようです!!
でもその後戻すのめんどくさいよね。
ジブリのは全部それのよう。
天下のジブリさんも駿の息子以外に
問題を抱えているようですね。
あ。後継者が育っていないから絶望的なのか?
千と千尋の神隠し (通常版) [DVD] 3701円
海外版のDVDは赤くないらしいぞ!!
あと2011年に放映した
やつは赤くないらしい。
っておい!!買う意味ないじゃないか!!
海外のやつを買うのも良いかもね。
リージョンやpal方式のせいで
見れるかは怪しいが。
見直して凄さに驚嘆
アニメは地上波や
劇場映画を2023年でも見続けていて
近年の海外マネーのVODサイトの
おかげなのか作品の品質も爆上がりで
上質なデジタル作画の数々が
量産化されまくりそれを見て
驚嘆し続けているし
UHDの4KHDRにも興奮している
わけでして
今回前回鑑賞から10年の
月日が経ったので
Blu-rayを入手して
再鑑賞を行いました。
流石にBlu-rayは赤くねぇ!
まぁBlu-rayなので
2KのHD画質で
4K画質ではないわけですが
それでも
映像むちゃくちゃ綺麗
最初から発色もすっごくいいし
4K画質級に綺麗ですわ。
手書き感がめちゃめちゃ伝わる
美麗な作画が堪能できる
まじでこれインク塗ってるなぁとか
描いてるなぁっての
ワンシーンワンシーンの背景とか
書き込みすごくて何回見ても
びっくりする。
作品の物語自体はすっごくシンプル
だけども旅館の芸術的な内装の
数々が非常に優れてるし
湯ばあばの部屋は
西洋寄りの骨頂品の部屋の感じで
すっごくいい。
ただ相変わらず
カオナシの設定よくわからんし
調べるのもなんか面倒だなぁと。
今作以降も宮崎駿監督は
映画制作をして
オリジナル脚本以外にも原作
ありの作品の映像化も行なって
アニメーション作家として
絵力の部分でパワーがすごいが
やっぱりもののけ姫と千と千尋が
凄まじいなぁと思うのであった。
今回は34歳にて鑑賞。
次回は44歳にて鑑賞か。
子供と一緒に見れるかな?
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 10/10
・映画の美術面 10/10
・キャラクターの魅力 9/10
・音楽 9/10
・上映時間と個人的趣味 9/10
90点