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◎路上のソリスト 2009年度51本目◎

「ジョー・ライトアメリカに立つ。」
2009年米
監督
ジョー・ライト
(つぐない)
出演
ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン)
ジェイミー・フォックス(レイ)
story
NYタイムズの記者のロペス(ロバート・ダウニー・Jr)はネタ探しに困っていた。だがある時移動中に耳にしたバイオリンの音をたどるとホームレスのナサニエル(ジェイミー・フォックス)が二本の弦のバイオリンで音楽を奏でてた彼の経歴を調べるとなんと名門の音大に在学していた。それをネタにすると記事は大盛況で彼のもとにナサニエルが元来やっていたチェロが届く。
早速彼のもとに走るロペス。道路が交差する所にいた彼にチェロを渡すと、雑踏を躊躇させる程の演奏を奏でた。
ロペスは彼の才能を育てようと決心するが…。
2009年6月17日鑑賞
感想
ジョー・ライトがアメリカに来て撮った初作品。
彼のかなりのファンになってしまったので、かなり楽しみにしてたらまさかの東京は一館だけ。いやいや。
ミシェル・ゴンドリーもそうだったけど、アメリカ人じゃない監督の初アメリカ作品ってのは、妙に黒人のスラム街をフューチャーしたいみたい。
でそんなこんなでフューチャーして起用したのが凄腕のジェイミー・フォックスで共演がロバート・ダウニー・Jrだったりする。
この二人の熱演とお得意の静かなドラマをとても壮大にしてしまう技術が恐ろしい程のハーモニーを生み出してしまい簡単に傑作をうみだしていた。
だが今回は妙に挑戦的なジョー・ライト。
映像として気持ち良過ぎる変な航空とか、ジョン・ウー顔負けな鳩が飛んだり。
レミーもビックリな聴覚を映像で表してみたり。
デヴィド・リンチが顔負けな程の倒錯を画描いてみたりと、自分の天才ぶりを表してみたのだろうか、なんて思う。
たらドラマ部分も恐ろしくしっかりしていたの事実。
そして見終わってみると確かにロペスは人として変わったのを感じてしまい。
あぁーこれめちゃ見事やん。
って感じ。
恐ろしい。
あぁーDVD欲しい。
得点
8点
いかんせんちょっと長いのも事実。たんたんとしたドラマながらも映像の面白さで魅せたパワフルな一本。

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