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◎【78点】トランスフォーマー/ONE【解説 考察:世界の真理と怒り】◎

やり直そうトランスフォーマーの物語を

はじめに:ご訪問ありがとうございます

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

ちなみに直近のGoogleコアアップデートで
過疎ブログになりました!

製作

2024年アメリカ映画

ドラマ濃い目の決裂の刻

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
宇宙のどこかの
サイバトロン星。

この星は人の形をした
機械生命体が住んでいる。
体にコグというものを持つものは
変形をすることができるが
ないものは変形ができない。

ないもののほとんどは
労働階級として辛い仕事をする
運命があった。

この星を統治していたものは
マトリックスを所持していた。
それのおかげでエネルギー源の
エネルゴンが無限に生成されて
いたのだが彼らが
クインテッサ星人の侵略に
立ち向かったが犠牲になり
それと同時にマトリックスも
行方不明となってしまい
エネルゴンは枯渇し始めていた。

コグをもたない
オライオンパックスとD-16は
地下にてエネルゴンを含む
石を掘り出していた。

しかしそこはとても危険で
常に洞窟崩壊の危機に直面していた。

オライオンパックスは
好奇心旺盛で世界を探求していたが
それは不法侵入も厭わなく
D-16はそれに巻き込まれることも
多く迷惑しながらも彼を心許せる親友
としてとても大事にしていた。

2024年10月6日吹替版劇場鑑賞
2024年50本目

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概要:今度はアニメ映画だ!

アメリカのハズブロ社が
日本のおもちゃメーカーの
タカラトミーと協力し
設定をマーベルコミックに依頼して
生み出した変形玩具シリーズの
『トランスフォーマー』

映像作品としてはアニメ作品が
1984年9月から1年半北米で放送。

1987年には日本製の
アニメシリーズも制作され
タカラトミーとハズブロ社の
絶妙なすれ違いにファンとして
披露する面もあると思うが
同様に玩具と同時並行して生まれた
『機動戦士ガンダム』に比べ
日本でのファンは少ないが
世界的に浸透し
2007年には巨匠
スティーブン・スピルバーグ監督が
制作に入り、
ブロックバスター映画の申し子で
魔法の火薬使いのマイケル・ベイが
監督して実写映像化。

マイケル・ベイは現在では制作に
回っているが制作は途切れることなく
続いている。

アニメ映画については
1986年の
『トランスフォーマー ザ・ムービー』
と日本オリジナル総集編が2作。

今回は北米では2作目となる
アニメ映画作品となり

独立するタイムラインであり、0からのオプティマスとメガトロンの物語

his
結構複雑なシリーズだから起源を描いてくれるのはありがたいです!

また実写映画の元々の
見どころのあるシーンは
フルCGの作品なので
フルCGアニメ化で映画化というのは
違和感もない。

そもそも
1996年に
『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』
にてフルCGアニメをテレビシリーズで製作しており
30年程度の月日を経て漸く
受け継がれてきたDNAが開花したとも言える。

問題:宣伝広告に失敗か??

本編映像などは
YouTubeで複数散見するが
大事なチラシとポスターと本予告で
失敗したのではないかと思う。

結果的に今作は7500万ドルの制作費に対し
北米興行収入は5500万ドル程度。
世界興行収入を含めると1億1000万円だが
広告費を考えると十分大赤字になると思う。

また直前の実写映画の
『ビースト覚醒』が北米で1億5000万ドル程度
と考えると3分の1という結果はかなり悪いと思う。

個人的な見解では
・ポスターに魅力がなさすぎる
・前作の『ビースト覚醒』の出来が悪すぎて
ファンが来なかった。
・本予告も普通に面白くなかった。

というのが原因なのかなあ?と思う。

ポスターは黒ベースに
主要キャラの切り抜きが貼ってあるだけ、
もしくは彼らの立ち絵のみ。
上記の前作を鑑賞している人にとっては
アニメ化により対象年齢が低下し
変形ロボットアクションとして
スケールダウンしていることを危惧し
期待値が下がると思う。
さらにキャッチフレーズは
「新次元がはじまる」という
リブートのお知らせのみ。

his
客を呼ぶ気がないだろ

本予告では宇宙人なども登場させ
変形玩具よりも宇宙人同士の
戦いやメガトロンとオプティマスの
友情などをフューチャーし
かなりチグハグしている。

しかし口コミではディープな
ファンからかなりの好評を得ていた。

詰まるところの
宣伝側が本作の魅力を全く
わかっていなかったのではないか?

劇中内に登場する多数のアイコンを
全く調理せずに料理ができる前の
素材の画像だけで終わらしたような
もっとどうにかできなかったか?
劇中では大量のトランスフォーマーたちによる
レースアクションや
13人のプライム。
さらにはディズニー映画のように
物語の触りだけでもフレーズを盛り込めれば
しっかりした中身のある作品なので
非常に惜しかった。

爆誕:TF映画最高傑作

結局のところ今作は
トランスフォーマー映画の
最高傑作と言える。

テレビシリーズは複数の作品が高い評価を
得ているのだが
映画シリーズは製作者の
マイケル・ベイがスケール感と特殊効果の
魅力ばかりを全面に出してしまうからか
評価についてはあまり良くなかったが
今作は実写1作目のスピルバーグが関わった
『トランスフォーマー』を超える
高い評価を得た。

北米の映画データベースサイト
IMdbでは2024年10月20日時点で
10点中7.8点という比較的高評価。
次点は実写版1作目で7.1点。
ただ見ている人の数が少なく
ファンしか見ていないという問題点は
あるのだが
それでもファンお墨付きの
最高傑作と言える。

その魅力はやはり
キャラクターのドラマや
心境の変化の描写がとても
しっかりしているところだから
だと思う。

見どころ:世界の真理を求めて

サイバトロン星を舞台にした物語だが
クインテッサ星人なる宇宙人と十人である
機械生命体サイバトロン人は現在戦争中。
サイバトロン星人の始祖であり
指導者であった14人のプライムは
彼らとの戦いで死亡。
彼らの死によってサイバトロン人の
エネルギーにあたるエネルゴンは枯渇。

生き残ったセンチネル・プライムは
統治者としてサイバトロン星を統治し
クインテッサ星人と今も戦っていた。

鉱山労働者の
オライオン・パックスと
D-16は体にコグを持たないで生まれた為
変形することができない。

トランスフォーマーである
サイバトロン星人は本来
変形をして車両や飛行機、
もしくは恐竜などの四足歩行などに
なることができたのだが
鉱山労働者として働く彼らは
生まれながらの身体疾患があり
彼らができることは
地下深くに眠るエネルゴンのかけらを
掘り出すことだけだった。

しかしオライオン・パックスは
自らの直感を大事にする男。
彼は特にこの星の歴史を敬愛し
14人のプライムにまつわる伝説を愛し
その古文書をひっそりと閲覧するのが
大好きだったがそれは
政府によって厳しく管理された場所に
あり彼の行動は犯罪行動と一緒だった。

という実はめちゃめちゃディストピア世界

まオライオンは親友である仕事仲間のD-16を
敬愛し、彼の大好きなイベントである
トランスフォーマーたちのレース
ダイアコン1000を特等席で見るべく
レースコース付近の抜け道を発見するが
まさかの参加することになってしまう。

そのことが原因で
オライオンが嫌いな奴のせいで
D-16とオライオンは鉱山のさらに地下の
ゴミ廃棄施設に幽閉されるが
そこで14人のプライムの1人アルファトロンの
救難信号のデータを発見。
好奇心の収まらないオライオンは
D-16と新たな仲間のB-127と
かつての上司のエリータを巻き込み
都市の外の僻地にて
アルファトロンを救出するが
彼から衝撃的な事実

センチネルはプライムデアはなく秘書官で
彼が裏切りクインテッサ星人と取引をしている。
そしてコグがないトランスフォーマーなど
存在せずに生まれた瞬間に
センチネルはコグを奪い
一部のトランスフォーマーたちの
人生を狂わせていた

それを知ったD-16は敬愛する
伝説のプライムの1人
メガトロナスもまたセンチネルにより
殺害された事実。

via GIPHY

自分の人生の選択肢を奪われた事実に
怒り狂い
心優しい兄貴キャラだった彼は
怒りに支配され暴力的になってしまう。

そしてアルファトロンにより
プライムたちのコグを託された
彼らは遂に変形をすることができ
人体に武器を創出することもできるようになる。

プライムたちのかつての親衛隊
ハイガードと出会った彼らは
怒り狂ったD-16の指揮の元
センチネルからサイバトロン星を
解放するテロ作戦を始める。

というめちゃめちゃ濃い物語とドラマ

好奇心と行動力と直感だけが取り柄の
オライオンにより
人生が変わっていく同行者たち。
そして一変してしまうD-16。

実は圧政により多くの人々の可能性が
奪われていく世界を
センチネルにより作られていたという
またセンチネルの裏切りにより
プライムが奪われたことにより
サイバトロン星のエネルゴンは枯渇。
さらに枯渇したエネルギーを
D-16たちが採掘させられるし
超危険な場所に伴い日夜死亡者も多発。

しかしコグを手に入れて豹変した
D-16により世界はさらに変貌を迎える。

爆誕:オプティマス・プライムとメガトロン

暴走するD-16を止めセンチネル
殺害を止めようとした
オライオンだったが
D-16の凶弾に倒れ
挙句にD-16により見捨てられ
奈落の底へ捨てられる。

しかしその善なる心に
地下深くに眠るサイバトロン星の核
真トリック者彼を
新たなるプライムへと認め
若き好奇心の塊だったオライオンは
オプティマス・プライムへと生まれ変わる。

狂い果てたD-16は
メガトロナスのコグを回収し
より強大な力を手にし
オプティマスに立ち向かうが圧倒され
D-16は自らをメガトロンと名乗り
サイバトロン星をセンチネルから解放し
英雄に讃えられるかと思いきや
生まれ変わったオライオンにより
その立場を奪われ遂に追放されてしまう。
怒りだけにあらず嫉妬にも狂うことになった
メガトロンは彼への復讐を誓い
暴力的なプライムの親衛隊ハイガードを
部下として迎え入れて
新たにディセプティコンをエピローグで結成。
彼らの紋章はメガトロンの敬愛する
メガトロナスの顔を用いるのであった。

his
センチネルのD-16への拷問として
メガトロナスのマークを
体に切り刻みつけられることにより
更なる精神の歪みはあったよなぁ。

狂気:ビッグヤバトロン

実写映画シリーズで
主人公の相棒として君臨していた
バンブルビー。

いつもスピーカーシステムが故障しており
おしゃべりができない彼でしたが
今作ではおしゃべりとして登場。

いや

長期間の1人で幽閉され精神異常をきたしている

自分の中で憧れの存在として
ビッグヤバトロンという
自我を形成。

via GIPHY


コグという強大な力を
運良く手に入れた彼は
その人格を用いながら
武器をおもちゃのように利用し
敵対する同族を
切断しまくり。

根底には実写シリーズと変わらない人命軽視の精神流れててやばい

ビッグヤバトロンさん
うっかり人殺しちゃった
ごめんの精神で
生きててマジで怖い。

スターウォーズEP1の
敵ドロイドのような描き方で
センチネルの部下描かれてるけど
彼らもセンチネルに選ばれた
兵士の1人でしょうよ。

流石にギャグとにしては
ロジック壊れてるなぁって思った。

ここが凄い:ダイナコン1000面白い!

レースシーンは映画ではよくあるが
変形能力を持つ
キャラの登場や
急に現れるコースなど
見ごたあった。
それを脚力とジェットパックで
挑むオライオンとD-16のタッグなども
見応えあって
直近の『マイティ・ソー バトルロイヤル』とか
よりも面白かった。

その他映像としては
元々の実写シリーズがCG映像は優れているのだから
今作もまぁ面白いわけです。
クインテッサ星人が全然強そうじゃなかったりも
したりしましたが
その辺りは続編があれば描かれるのでしょうか?

上質:吹替版

吹替版で鑑賞しましたが
とても良かったです。
オライオンは中村悠一さん
D-16は木村崑さん

2人ともとても上手で良かったです。

また芸能人枠として
映画ではスカーレット・ヨハンソンが
演じるエリータ1を
女優の吉岡里帆さんが演じてましたが
めちゃめちゃ上手でした。
声の出し方がプロの声優と変わらず。

劇中でオライオンパックスが
何者であるかを言語化して
鼓舞するという超重要なシーンが
あるにも関わらず
見事に力強く演じていて
とても良かったです。
次回も吹替版で鑑賞してもいいなぁと
思うほどでした。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 7.6/10
・映画の美術面 7.7/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 8/10

78点

個人的には
メガトロンに親近感
沸かざるおえず
彼が怒りをコントロールできず
選択を間違えて
オライオンを傷つけ
そして嫉妬し
狂いに狂う様には
精神的に未熟な自分にとても
響くところがあり
アメリカから今作の変形フィギュアを
取り寄せることにしました。

また最終的にいなくなったD-16の
代わりに相棒をB-127に即座に変える
相変わらず人の気持ちを
あまり考えてない
オライオンが結構困ったやつ。

his0809
実写映画だと敵対者を残酷に殺すことが多いのも納得です

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his0809
育児の影響で更新頻度落ちてます。

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