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◎【81点】ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット【解説 考察:待ち望み終焉したDCEUの『アベンジャーズ』】◎

・サイボーグの人物背景が追加

通常版ではとりあえずサイボーグに
なったビクターがアメフトのシーンやら
事故のシーンやら復活のシーンやらと
VFXを使いまくり追加。
その他アーサーVSステッペンウルフもあったり
J・Kシモンズの登場
ジャスティス・リーグの1人である
マーシャン・マンハンターも登場。

his0809
映画ってより海外ドラマなんよ。

・チェルノブイリ近郊に住む一家はカット

通常版に存在するチェルノブイリ近郊に住む
一家のシークエンスは全て丸ごとカット。
一応近郊には団地のようなものもあり
他の人も住んでいる後付けもあり
それをスーパーマンが運ぶ
クソ萎えるフラッシュとの比較ショットが
あるがそのあたりも丸々カット。

・終盤の戦闘シーン大幅変更

スーパーマン復活のシーンは
そこまで変更はなかったように
思えたが
終盤の戦闘シーンは大幅変更。
ザック版ではマザーボックス起動地点が
要塞化されているが
通常版ではそういうこともなく
バットモービルの蹂躙で
パラデーモンを薙ぎ倒して
一気にステッペンウルフとの戦い。
バリーは周辺住民を救うポジションで
ゲル化したパラデーモンを対処する
ギャグポジだったり
スーパーマンにいじられるポジだったり。

スーパーマンは過去作であった
氷の息や怪力を披露して
ユーモアを披露するが
ザック版では正義のために
暴力を振るう地球の守護者として

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悪を圧倒する神の1人のような扱い。

要塞ということもあり
バットマンは要塞攻略要因で
パラデーモンたちと戦う。

ザック版では残念ながら
作戦が失敗し
マザーボックスが起動してしまい
地球がダークサイドの住みやすい地域に
なってしまうのだが
バリーの高速移動により
過去に時間を戻す
スピードフォースに触れる展開が追加。

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his0809
この要素は続編の『ザ・フラッシュ』にも繋がっているので通常版が非公式扱いです。

時間が戻りステッペンウルフを
倒す時間変更。

飛びかかったワンダー・ウーマンは
ステッペンウルフの武器ではなく
首を切り落とすに変更など

ダークサイドへの喧嘩を大胆に売る
ジャスティス・リーグが描かれる。

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・BVSから続く謎のエピローグが追加

BVSでブルースの見る
ロイスが死んだことで
スーパーマンが敵になってしまう未来
その悪夢の続きが
エピローグとして描かれる。

アンチライフ方程式というものを
地球にあると考えたダークサイドは
結局地球に襲来し
ロイスが死んでしまう。
結果スーパーマンはアクアマンと
ワンダーウーマンを殺害し
バットマンは残ったサイボーグと
アクアマンの妻のメラと
デス・ストロークと
なんとジョーカーと協力して
スーパーマンを殺しに向かうわけ。

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ここではジョーカーの描写が長く
一時的な共闘で
いつでも殺し合いをしたいと話す。

まぁ結局夢で
そこにマーシャン・マンハンターが現れ
協力するよ。と言って映画は終わる。

his0809
この続きは『ザ・フラッシュ』の時空改変描写によりベンアフバットマンが消えてしまったので無くなりましたが。

IMAXサイズでちょっと見づらい

UHDは製作意図の関係で1:43:1で
収録されているようなことが冒頭にでる。

IMAXの正方形に近いスクリーンでの
公開をザック・スナイダーが望んでいた
と考えるならば納得できる。
BVSも同様にフィルムの粒子の荒い映像と
IMAXフィルムの美麗な映像が
交互に映し出され
そのギャップ含めて
映像美に圧倒されるが
ずっと一緒だと流石になれちゃうなぁと。
あと正直もっと大画面いっぱいに
広がって欲しいなぁと思うところも
あったわけで。
IMAXGTとかでもちろん見たいけども
さすがに4時間はきついなぁと。

ザック、ディレクターズカット多過ぎ

監督作品
1作目『ドーン・オブ・ザ・デッド』
3作目『ウォッチメン』
4作目『エンジェル・ウォーズ』
7作目『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
そして今作
『ジャスティス・リーグ』!!

4作も劇場版とは違う
ディレクターズカットを作る監督
その中でも
『ウォッチメン』に関しては
2バージョンあり
劇場版自体163分もあったのに
ディレクターズカットでは186分。
また
「黒の船」〜海賊船ブラック・フレイターの物語
を本編に盛り込んだ
215分のアルティメット・カット版も存在。

海外では早々に販売されたが
日本では香港版ぐらいしか視聴方法が
なかったが
2019年には国内でもUHDと一緒に販売され
10年の月日を経て鑑賞することが
できるようになった。

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』
も劇場版が152分だが
アルティメットエディションが
183分の3時間越え。

数あるディレクターズカットでも
30分以上
そして尺が3時間を超える
映画監督の作品はおそらく
ザック・スナイダーだけなのでは?と
思ってしまうところがある。

his0809
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの話は無しだ!

※調べたらいっぱいあり過ぎて。。。

ただ今作の公開に際してはいわくつき。
そもそもの劇場版が予告編に
あったシーンが全然なかったり
これまでのトーンと違い過ぎたりと
問題が多すぎるわけでした。

そもそもマン・スティやBVSの
ザックが撮るから見たかった
というわけですが
製作中に難航したり
BVSの評判から怪しい感じはあったが
まさか降板とは。

しかし多くのファンは
この存在するはずだった
スナイダーカットの完成を希望
署名活動や
キャストたちも望んだり
キャストから製作のゴタゴタの
リークだったりと
しかもザック版の望む声を出した
SNSのアカウントの13%が
偽物だったりと
作為的な陰謀があったとか
なかったとか。

いやまぁ見たかったものが
見れて個人的には満足です。

続編がないのでエピローグがクソ

とザック・スナイダーが担い手になった
DCエクステンデッド・ユニバース。
今作がMCUのアベンジャーズだったが
見事に失敗してしまい
BVSの中でDC作品のオマージュとも
言えた悪夢の世界が
今作でもエピローグで
しっかり描き
いつか到来するであろう
ダークサイドとの決戦を
感じられるものになりそうだったが

ワーナーブラザーズのごたごたにより
ジェームズ・ガンが新たなDC映画の
ボスになったことで
リセットされることに決定
今作のフラッシュが主役の
『ザ・フラッシュ』にて
世界改変が起こり
ベン・アフはクビが確定。
ジェイソン・モモアは続投。

そして『ブルービート』と
『アクアマン2』にて完結を迎える。

今作で描かれた
エピローグは全くもって不要だった。

まとめ

と4時間の映画作品として
自宅でしか見る方法はないわけで
海外ドラマなれをしている自分としては
休み休み鑑賞することで
全然見ることができた。

劇場公開版の
しょぼいイベントで
世界の危機も感じないまま終わった
残念なお祭りに比べれば
本作は各キャラの背景や活躍を
しっかりリッチに描いていて
ダークサイドや
グリーンランタンも登場し
大満足でした。

hisSCORE

・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 8/10
・映像のアプローチ 8/10
・映画の美術面 8/10
・キャラクターの魅力 8/10
・音楽 7/10
・上映時間と個人的趣味 8.6/10

81点

出た時はすごく面白かったのに
2023年の現在はまぁ
バットマン好きの私としては
マスターピースですが
再視聴するかは微妙。

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his0809
育児で更新頻度落ちてます。

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