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【アメコミ】ホークアイ:リトル・ヒッツ【感想】

「ウソみたいだろ  マーベルコミックなんだぜ。」
ホークアイ:リトル・ヒッツ (ShoPro Books)
アメリカ2013年2月~8月連載アメリカ

ホークアイの第4期シリーズの6~11話を収録した単行本
嬉しいかな『マイ・ライフ・アズ・ウェポン』の続巻が無事邦訳化、しかも続きの3巻も発売日が決定。
ちなみに全22話で完結の本シリーズ、4巻も邦訳化されれば、シリーズまるごと読める。
期待せずにはいられない。
というわけで、前巻からの続き、絵もどこか他のコミックと違い味のあるシリーズ。
似た作風で言うと『バットマン: イヤーワン』に似ている。
アメコミらしい筋肉隆々なタッチとは無縁な、ちょっと無精で、女関係もルーズ、でも人としての温もりがあって、スーパーヒーローとは言い難い、等身大な人間のヒーロー物語。
てかホークアイとか、映画でも最早ネタぐらいになっているのに、そのコミックがここまで、最高だとやっぱやばいなと。
ええ。凄いんです。もう最高に小粋。
これが子供向けなマーベルコミックとは思えない。タッチのセリフを流用したくなるぐらい、意外です。
しかもおしゃれ。絵のタッチもおしゃれ、巻末に収録される11話が最高すぎる。
犬の視点で描く、別れ。
その物語の語り方も凄いけど、それがこうなるとは。
また本当にクリントが良い奴というか、良いおっさんというか。女関係でも凄い魅力あるよ。
ただ10話がちょっとテイスト違ってて、それでもそのキャラの怖さが伝わって来るわけで、王道アメコミというよりは邪道アメコミだけど、こんな凄いことをまさか、ホークアイのコミックで体験するとは、やっぱり思ってなかったし。
ウソみたいだろ ホークアイなんだぜ。それで…。
アイズナー賞もとっちゃったんだぜ

というわけで、ホークアイのコミックと思って、買わないアメコミ好きは惜しいです。
すげぇ味のあるシリーズです。
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