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ゾンビランド 2010年度67本目

「童貞臭さが輝く、サバイバル映画!!」

果てしない未来へ~seasonⅤ~-ゾンビランド

アメリカ2009年アメリカ制作アメリカ
出演
ジェシー・アイゼンバーグ
(アドベンチャーランドへようこそ)
エマ・ストーン
(スーパー・バッド童貞ウォーズ)
アビゲイル・ブレスリン
(リトル・ミス・サンシャイン)
ビル・マーレイ
(ゴースト・バスターズ)
予告

遊園地STORY遊園地
引きこもっていた大学生のコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、ある時世界がゾンビだらけになっていることに気づく。(笑)
とりあえずその場から非難するコロンバス。
そしてコロンバスは生き残るために独自のルールを作り、なんとか生き延びて行くのだった。
コロンバスはとりあえず、家族に会いに行くため故郷へ足を進める。その道中カーボイーハットを被った男タラハシーと出会った彼は、方向が一緒なので、しばらく一緒に行動することになるのだが、タラハシーはトゥインキーというお菓子を異常に求めていて、仕方なく偶然にあったショッピングモールに寄ることになるが、そこで、ゾンビになる運命の妹とその姉と出会い。
手を貸すが二人は騙され、車と武器を奪われてしまうのだった。
ゾンビにもならない妹のリトルロック(アビゲイル・ブレスリン)と姉のウィチタ(エマ・ストーン)はもともと詐欺で今まで生き延びていた口だったのだ。
運良く車を見つけるコロンバスとタラハシーだが、道中に盗まれた車が放置されていて…。
2010年8月5日鑑賞
遊園地感想遊園地
多分DVDスルーだなって思ってたら、ちゃんと劇場公開するなんてやるじゃないか日本!!(笑)
勿論劇場はガラガラでしたが、まぁー仕方ないよね。これが現実さ。
そういうわけでゾンビランドですが。
とりあえず、これまでに映画化された、ゾンビ映画の中では、サバイバル要素と終末的映画の枠内で考えたらとことん緩い映画だったんじゃないかなと思います。
これでも一応映画の勉強としてかなりのゾンビ映画を見てきたと思いますが、本作はゾンビ映画としてのジャンルに当てはまっていないんではないかとさえ思う。そのグロ要素はゾンビ映画独特の人間の極限状態での本質、または人間の営みの縮図的なね。
まぁーゾンビーノという映画に見たこと無いけど近いのかなとも思うが…。
どちらかと言えば、最近アメリカで増えている童貞らしさがにじみ出ているもてない男の為の映画のような青春映画に近いんじゃないだろうか。
まぁー実際自分はこの映画はジェシー・アイゼンバーグが出ているだけで、この映画は青春映画だと思い込んでいた程青春映画だと思うのだ。
そういうわけで、先に言いますが、最近見た映画の中で、トイ・ストーリーとインセプションよりこっちの方が好きですよ自分わ。
というわけで、まずこの映画を語る上で一番に言いたいのはジェシー・アイゼンバーグが如何に童貞臭い演技をしてくれているかだと自分は思う。
そもそも最近の彼の主演作はというと、後ちょっとで童貞を捨てそうになって捨て損なって、仲の悪い両親と小さい頃見た、博物館のイカとクジラをもう一度見に行ってエンディングを迎えるのと。
金無くて、旅行に行けなくて地元の遊園地で働くがそこで恋に落ちるが、その子が年上の男の不倫相手で、それがばれて夏の終わりと共に彼女はいなくなるが翌年彼女のもとに彼がやってきてラストには二人がベッドインという最高の童貞の捨て具合。
そして本作の一人ぼっちの大学生(引きこもり)という役。
そこにゾンビ映画のサバイバル要素足したらというのが本作ということにしても良いんじゃないですか?(笑)
そして彼が恋に落ちるのがエマ・ストーン。
この人がまた素敵な女性で、なんと全米で大ヒットした傑作スーパーバッド童貞ウォーズのクールなヒロイン。主人公の一人がガチで惚れて挙げ句、それを優しく受け止めてくれる超良い女。
そんな彼女が本作でもヒロインということで、もうだめ押しですが。
本作は童貞サバイバル映画です。
いやまぁーラストになるともう少し違う側面も感じられる映画なのですがね。
と今言ったように、グロ要素や、ゾンビ映画的側面を求めるなら本作はハズレに値するので少々お気をつけを。
映像のポップさや、音楽のセンス等は前述のように、アメリカの最近のハリウッドの傾向でティーンをターゲットにした感じの可愛らしさやハイテンションな感じ。
正直、ショーン・オブ・ザ・デッドより思い切りアメリカンなコメディと言えば、ゾンビ映画好きには伝わるかな。
そんでまぁー4人は出会い、ここはお決まりですが、ゾンビのいないユートピアへ彼らは向かうことになるんですが、もぉゾンビそろそろ無関係ですが、そこで衝撃の展開になるんですよ。
確かに映画的に大部冗長だったなーって思ったけどこの展開は本当にビックリ。
そこでのタラハシーのキャラの崩壊もなかなか良いし。
こっからタラハシーのキャラが本当に大部変わるのだけど、個人的に「中身のある人物」として高評です。
んでそのキャラの顛末が衝撃過ぎです。(笑)
ある種の出オチですが映画的にはかなり新鮮なのでよしとしましょう。
(今思うとこの映画って一体なんだったんだろう?)
そんでラストシーンになりますが、そろそろゾンビ映画的な衝撃の悲しいラストが待っているかと思いきや、とことん「童貞」の彼に肩入れした一本であって、「彼女の為ならルールだってぶち壊すんだよ。」という展開になります。
でも仕方ないんです。
童貞を捨てるには、自分の殻をぶち壊さないといけないんです。
そっからが一応本作の見物である「ゾンビランド」状態になりますね。なかなか映画的にラストシーンどくどくの盛り上がりがあって楽しめますね。
そうして登場人物達は気がつくんですよ。
童貞を捨てるよりもこの孤独になった世界で「寄り添い合えることの幸せを」
というわけで本作はそれぞれの孤独な人々が殻を破って「温もり」を手にするという、大部異種的なゾンビ映画になりましたが。
自分はそれがありだと思うし、主人公の童貞臭さが良い意味物語を包括して完結させたなと思いましたね。
ただ映画好きでもアメリカ映画大部追っかけてないと難しい映画になったかもね。
メモ得点メモ
8点
ジェシー・アイゼンバーグがアビゲイル・ブレスリンと一緒にゴースト・バスターズを見るシーンは色んな意味で最高。

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