日本に配信スルーで9年ぶりに帰ってきた最恐の会計士
★この記事をまとめるとこんな感じ★
はじめに:ご訪問ありがとうございます
製作
2025年イギリス・アメリカ映画
特殊な病気に優しい眼差しの変なアクション映画シリーズ
プロデューサー
ベン・アフレック
・アルゴ
・AIR/エア
・夜に生きる
・最後の決闘裁判
監督
ギャヴィン・オコナー
・プライド&グローリー
・ウォーリアー
・ザ・コンサルタント
・ザ・ウェイバック
脚本
ビル・ドゥビューク
・ザ・コンサルタント
・オザークへようこそ
・ファミリー・マン ある父の決断
キャスト
ネタバレ あらすじ
2025年6月21日Amazon primevideo自宅鑑賞
2025年30本目
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概要:9年の時を経て復活する殺し屋たちの物語
2016年の映画『ザ・コンサルタント』の続編がついに完成しアメリカで劇場公開。日本でも劇場公開かな?と思ったら早々にAmazonプライムビデオで公開。全米とわずか2ヶ月違いで見れるありがたさ。
ありがとうAMAZON
と2014年の舐めてた男が最強で最恐だった『イコライザー』と『ジョン・ウィック』に続き2016年にベン・アフレックも仲間入りした『ザ・コンサルタント』と無茶苦茶強い彼でしたが、なんと映画の終盤には衝撃の弟との再会があり、そこでの謎の人間ドラマの盛り上がりがわけわかんなくなった完全に舐めてた系の亜種作品。続編が作られるという話は昔聞いていたが、9年の月日を経て公開されるとは思わなかったし、普通に監督も主要キャストも続投している意外性の高さ。流石にアナ・ケンドリックは不在なものの前作で再会した弟も中盤に合流し前作の変なノリが倍増。
主人公をバックアップする謎の変な組織も健在というかちょっと変わった??J・Kシモンズの死の真相という彼が追いかけた事件の真相を見つけるべく、クリスチャン・ウルフが弟と一緒に駆け巡る!
ここが賛否:変な映画
前作の時には、舐めてたあいつが実はヤバい奴という風潮があったが流石に2025年ではそこの盛り上がりはない。前作でJ・K・シモンズの後釜になった女性が物語を紡ぐ存在へと中心になり、そこにウルフ達が合流していく。シモンズの登場は嬉しいが映画序盤に退場。新キャラの謎の殺し屋の秘密を巡る物語とウルフ兄弟のゆるーいドラマに焦点が当たる。
捜査パートでは前作で登場したジャスティーンがチックのような症状が緩和し、X-MENのリーダーのように君臨し歳下の少年少女を率いてハッキングをかける。
また兄弟バディ映画として、兄とカントリーテイストの酒場で盛り上がったりとかなーり緩くなっている。そして物語の核とも言える冒頭に登場した殺人鬼の正体がまさかの家族で密入国しようとしたけど犯罪組織に騙されて夫を殺害され子供を担保に売春婦にさせられた母親という鬼畜の設定。しかも合間に強姦にあってその時に頭部を損傷した結果記憶を失うわ、サヴァン症候群という特異な病気で人格も変貌し超人的な身体能力を会得するという、あんまり味わったことのない物語が描かれる。
ここが変:緩いけどグロい
と全体的には緩いノリではあるがグロいとこはグロい。ある依頼人の殺害シーンや襲撃シーンの容赦のないヘッドショット。政府機関への暗殺行為の容赦のない銃撃、女殺し屋のアナイス誕生譚の強姦の悲しさや、それまでのハードな設定。
アナイスのメリーベス襲撃の容赦のなさによるスリリングさグロいし無慈悲な展開とウルフ兄弟のアハハうふふのバランスの悪さ。弟については女性をナンパしてるかと思いきや、案件での襲撃後に殺さなかった女性とお喋りする狂気。でも最後は兄弟でキャンプの約束する頭のおかしさ。変な映画すぎる。
しっかり前作で描いたような癖は序盤に描かれてます。
ここが残念:分かりづらいしロジックも破綻?
全体的にインパクトなノリで終盤まで楽しく見れたが、脚本については謎もあるし描写もなんか足りてない。犯罪組織のボスはアメリカの港町にいるかと思ったら南アメリカのどっかのようです。てっきりメキシコに襲撃に行ったのかな?って思ったけどその辺りも明確ではない。
そもそも何故レイモンドは彼女に子供を救わせるに至ったのか?その辺りの背景も不明だったし、そもそもレイモンドが殺されたのは殺し屋のアナイスに殺されるかもしれないボスが先手を打ってたようだがその期間も2年ぐらいの間隔があるので違和感がある。またアナイスの息子についてはジャスティーンのいる施設に入ることになったが、アナイスの息子に特殊な頭脳があるような描写は劇中ではないので訳がわからない。
hisSCORE
・脚本のユニークさ濃さとテーマなど 6/10
・映像のアプローチ 7.3/10
・映画の美術面 6/10
・キャラクターの魅力 7/10
・音楽 6/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
66点
前作の謎のメタル聞き流らの脛を強化するシーンがなかったのが惜しかったが、バイクを高速で走るシーンなど妙にカッコよかった。
3作目が一応決まってるので早く見たいし、誰にも死んでほしくない。
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