瞳の奥の秘密 2010年度139本目

「すんげー長回し。すんげーラスト。」

$A Little his REDEMPTION.~seasonⅤ~-瞳の奥の秘密

アルゼンチン2009年アルゼンチン制作アルゼンチン
予告

サッカーボールSTORYサッカーボール
アルゼンチンが舞台のお話。
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで裁判官をやっていたベンハミンは、定年退職を期に自身の人生の転機でもあった25年前の殺人事件である新婚夫婦の妻が暴行殺人された事件の真相を小説として書く為、以前務めていた事務所に訪れる。上司であったイレーネと昔の話をするベンハミン。
物語は25年前に遡る。
25年前のブエノスアイレス。ベンハミンはパブロの助手だった。
二人は上司である美人のイレーネに頭が上がらなかった…。
そんなある日、彼らのもとに事件の知らせが舞い込み、そこに行くと、新婚夫婦の妻の無惨な死体があったのだった…。
事件の犯人が捕まったと聞き拘置所に行くが、犯人とは到底思えなかった二人は、妻に先立たれ悲嘆に暮れる銀行員の未亡人の為に真犯人を探す事にするのだが…。
2011年2月21日鑑賞
サッカーボール感想サッカーボール
2010年のアカデミー賞で外国語賞を受賞した作品。
アルゼンチンの映画です。
監督はアルゼンチンの映画界で、巨匠と呼ばれている方だとか!!
うん。全然ピンと来ないけど、映画本編を見ていただければ、それが実感できる!!!!
流石アカデミー賞!!選ぶセンスあるね!!
そう思うよ。(笑)
内容や全体のバランスを考えると、本作はフィルムノワールにあたるのかな?
そっちの意味合いでもすごい。
とりあえず全体的に映画を紐解くと。
やや前半が淡々としていて、観客の掴みに失敗している印象はあるなぁー。全体的にテンポがゆったりしていて、会話シーンが多いので、映画に動きが無く、かなり退屈。
また本作は個人的に吹き替えを推奨したい。
もし見るのが辛くなったのなら、(自分もそうだが)本作を日本語吹き替えにする方が良い。
思うに、この映画の言語が普段馴染みのない、スペイン語なので、映画をよく見る人の主流言語は英語だと思うので、少しは英語の意味もわかり、映画内での会話も音を追うことで感情の起伏が理解できるからだ。
しかし本作では馴染みのない言語、また異様に多い会話シーン。それに加えアルゼンチンの巨匠らしく映画全体が長回しで構成されているため、シーンのテンポは異様に長くなっている。その要素に気づければ、その驚きの長回しの数々に震えるが、流石にここは映像経験でも無いと難しい面白さだと思う。
あと、本作は、やっぱりアルゼンチンの巨匠の映画らしく、アルゼンチンの映画のお国柄でもあるだろう、理解し難い「ギャグ」などもあるので、そこも楽しめない要素かもしれないが、問題は中盤からだ。
中盤のサッカースタジアムのシーンは、つぐないトゥモロー・ワールドに続く、驚愕の長回しが存在する。
このシーン以降は一気に物語りが動きだし、主人公が冒頭に、何故電車に乗っていたかなどが解明されていく。
とりあえずサッカースタジアムのシーンがどれぐらい凄かったかを解説したいが、
最初はサッカースタジアムを遠くから撮っているショットから始まる。
それは妙に007風で、「一体自分が何の映画を見ているか不明になる。」
だが段々とスタジアムにカメラが近寄って行く。
そして観客の真上を映し!!なんと「主人公と友人」の隣にカメラは移動するのだ!!!!!
ここは頭が?になる。
何もなかったように物語は進行し、犯人を捜索する二人。
で犯人を見つけるが、なんとゴールが決まってしまい、観客が沸いてしまうのだ。
その間に逃走した犯人。(まだカットは切り替わらない。)
追う主人公達。
と全く止まらない。ここから約4分間カメラは回り続け、最終的には犯人がサッカースタジアムのピッチに倒れ捕まえられるシーンまでがノンストップなのだ!!
驚き過ぎて、3回巻き戻してみた。
圧巻!!
こんな大掛かりな長回しをしておいて、物語は一気に加速しだす。衝撃的!!
そしてワンショットごとの長回しがかなり多く。それを上手く編集している。長々としているが連続性の高さを実感できて、生半可な監督ではないのを痛感できる。
さらに、問題のラスト!!
本当に、衝撃的過ぎて言葉が出なかったね。特殊メイクなががやや物足りなかったけど、あんな衝撃は久しぶりだった。
挙げ句にそれを知った主人公の取った行動がまたまた。
映画自体を恋愛のジャンルに変えてしまう展開!!
いや。痺れました。とても面白い映画です。
脚本的アイデアは「真実はこうだったのかもしれない。という仮説とさらに上を行く真実。」と「事件に囚われた心。」という感じでしょうか。
犯人を特定する方法が「目線」は嘘を付けないという主題にそっていて、またそれが主人公にもあたるのが面白いところです。
相棒のパブロがどうにもウッディ・アレンに見えてしょうがないのが個人的なツボです。(笑)
そんなアレンが、写真立てをあれするのも…。
メモ得点メモ
10
最近見た映画の中では追従を許さない面白い映画です!!
これを気にもっと、英語圏外の映画も見たいなぁーと思いました。
とりあえず善き人のソナタか戦場にワルツをが見たいな。(苦笑)

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