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▲ピザボーイ 史上最凶のご注文 2011年度121本目▲

$A Little his REDEMPTION.~season Ⅵ~-ピザボーイ 最凶

アメリカ2011年アメリカ制作アメリカ
製作
ベン・スティラー
(トロピック・サンダー/史上最低の作戦、俺たちフィギュアスケーター、ズーランダー)
監督
ルーベン・フライシャー
(ゾンビランド)
出演
ジェシー・アイゼンバーグ
(ソーシャル・ネットワーク、アドべンチャーランドへようこそ、ゾンビランド、イカとクジラ)
ダニー・マクブライド
(トロピック・サンダー/史上最低の作戦)
マイケル・ペーニャ
(ワールド・トレード・センター、クラッシュ)
予告編

車あらすじ車
実在にあった事件(銀行強盗と爆死事件)を基にしたブラックコメディ映画。
現代のアメリカでのお話。
20代後半のニック(ジェシー・アイゼンバーグ)はピザ屋の配達としてアルバイトしていた。
その店は30分でピザを配達出来なければ、無料というルールの中配達人のニックは、凄腕の車の運転技術を使い、勿論それと経験を用いて、料金を頂いていた。
ニックの親友の同い年のチェットは、学校の先生でインド系のアメリカ人だ。二人はとても仲が良く、よく仕事後には遊んでいた。
チェットには双子の妹がいるのだが、ニックは内緒で彼女に恋心を抱いており、彼女と頻繁にデートをしていた。
その妹が仕事の為に遠地へと引っ越すことになった矢先ニックは妹のことがチェットにばれてしまい、挙げ句にチェットの原因でニックが不幸になったことが発覚して、二人はけんか別れしてしまう。
そんな中、同じ町に住むドウェイン(ダニー・マクブライド)とトラヴィスは、ニートでよく二人で過ごしていた。ドウェインの父親は元陸軍で偉い階級にいて、それでいて退役後に宝くじを当て、多くの富を手に入れていた。ドウェインは彼の遺産を狙っており、最近父の浪費が増えたわけで、苛立っていた。また父親は仕事をしない二人に更に苛立ちを覚えており、二人の仲はいわゆる険悪だ。
そしてドウェインは、父親の遺産を今すぐ手に入れる為に、父親を殺す計画を立てる。
その計画の一端として、知らない誰かを利用して、更に殺し屋を雇うことにする。
その知らない誰かは、なんとピザ配達人のニックだった。
彼を拘束して、爆弾をつけた二人は、ニックに銀行強盗を指示。
さも無ければ、爆死だ。
ニックは、チェットに助けを求め、仕方なくニックは彼を助けることになり、銀行強盗計画を練るのだった…。
2011年12月15日鑑賞
車感想車
『50/50』と二本立てしたわけです。そりゃあ『50/50』の方が混んでてこっちはガラガラでしたが。
『ゾンビランド』の監督のメジャー系映画に第2作目で、以前同様に主演は『ソーシャル・ネットワーク』でおなじみの僕らのジェシー・アイゼンバーグ。
そしてこちらもコメディとなっています。
しかし前作より脇を固める名優たちもいないわけで、しかも今作は実在にあって本当に人が死んだ事件をモチーフにしたブラックコメディというかなりの悪趣味な映画なわけだ。
異色バディー映画。
主演のジェシー・アイゼンバーグさんは、『ソーシャル・ネットワーク』と違ってのびのびと実年齢に近いキャラクターを演じていて、ある意味ではリハビリのようにも思える。
彼の役どころはただのピザ屋の店員なのだが、真面目に劣悪なクソ共に爆弾をつけられて銀行強盗するはめになってしまうというすげぇー辛い展開だ。
また一応はバディ映画であるので、相方もいるわけだが、これがなんとも言い難いインド人の方であるわけでして、その二人が協力して銀行強盗をしたりするわけでして、これがまた先に見た『50/50』と運悪くバディー映画として被ってしまっていて、挙げ句に絆的ものよりかは、絶妙に合わない凸凹感と奇怪感をオールウェイズ漂わせているというわけで、なんだか見る人を選ぶ映画であることは言うまでもない。
ブラックさも超える劣悪ぶりに誰が楽しめるのかと疑問にさえ思う。
冒頭からの主人公とインド人の喧嘩。
テメーの妹と寝た。お前の母ちゃんの離婚の原因はこのオレだ。
からの
そうだ親父を殺しちゃおう。俺たちでやるとまずいから誰か雇ってやらせよう。
それで、ピザ屋の配達人に爆弾をつけるわけでして…。
しかもそれが本当にあった事件で爆死したようで…。
それをコメディとして描くのはいかがなのもか。
しかし監督や脚本は必死にこの映画をアクションブラックコメディに仕立て上げていて、銀行強盗をブラックにさらりとやってのけて、警察からの追跡も爆弾が爆発しないかヒヤヒヤさせながら、持ち前の運転技術を披露して、さらりとかわすわけで、富んだアルバイトの大躍進な映画でもある。
そこに絡んでくるのが、デトロイトに在中している殺し屋さん。
この役をマイケル・ペーニャさんが演じていますが、彼一時期多くの見応えのある映画に出演していたと思ったのに、気がついたらこんな落ちぶれた役しか貰えなくなってしまったのね。
そのやばめな殺し屋としての登場で、この珍事件がより劣悪なものにシフトし始める。
終盤は更に劣悪な展開に陥り、もうなんとも言えないくそ野郎達の宴として映画は終幕を迎える。
ピザ配達人たちのラストもなんか微妙。
ヒロインもなんとも言えないこじんまりさがあるし。
だがエンドロール後に、ハイライトとも思える殺しを計画した奴のその後の計画が見事に成就するわけでして、いやいやそれなりに人死んだし、銀行は金盗まれたしと、真面目にB級映画だなこりゃ。
テンプレートコメディアンサンブル。
またこの前に見た『50/50』がコメディにありがちな、ワーキャーワーキャー男が騒いで言いたいこと山ほどいうという下衆さをわざわざ抑えたのに、対してこちらはテンプレートのようにそれを行っていました。うんまぁー比較してしまえば余計にね。
ですが本作は、なんと2011年の映画のヌードシーンの中でtop10に選ばれる程の魅力的な裸体が登場する展開があるわけで、そういうとこ優れてても別に映画自体は面白くなかったですから。
メモ得点メモ
4
DVDスルーでも見る価値無さげ。
純粋に劣悪過ぎる内容だった為に、俳優の演技や監督の技術に対しては酷評は及ばないと思う。
むしろ製作総指揮のベン・スティラーが全部悪いことにしよう。(笑)
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