「休日にコールガール二人呼んじゃうボイル警部のお母さんは末期癌!」
出演
ブレンダン・グリーソン
(『ヒットマンズ・レクイエム』)
ドン・チードル
(『アイアンマン2』『オーシャンズ11』『ソードフィッシュ』『ブギーナイツ』『ホテル・ルワンダ』『クラッシュ』)
マーク・ストロング
(『ジョン・カーター』『裏切りのサーカス』『シャーロック・ホームズ』『ロビン・フッド』)
ネタバレあらすじ
アイルランド西部コーンメイラ山地の小さな町で働く老齢の警察官の巡査部長ボイル(ブレンダン・グリーソン)は、長くアイルランドに住んでおり、独特な社会に適応しかなり緩い性格でありながら、末期がんの母親と交流をしたりしている。
しかしある時、アメリカからFBI捜査官エヴァレット(ドン・チードル)がやってきてた。
彼は5億ドルもの大金になる麻薬を追いかけてアイルランドにやってきた。
ボイルは初めて見る黒人を見下してあざ笑った。
しかし彼の事件が、今朝起きた殺人事件の被害者とリンクしており、情報を提供するのだが、ボイルのダブリンから来た新たな相棒の新米警官がその密輸組織に出くわしてしまい殺されてしまうのだった。密売組織はボイル以外の警官を賄賂で協力させており、ボイルのみが残された賄賂を受け取っていなかった。ボイルにもまた魔の手が迫る。エヴァレットは偽の情報を掴まされていた。
ボイルの警察生命最大の危機が迫っていた!!
2012年10月8日鑑賞
感想
とりあえず今日も前置きぃぃぃ。
彼女が見たいと言っており、調べるとイギリスの映画雑誌のエンパイアだったり、アメリカのメタスコアだったりはなかなか高評。そういえば、オレ自身もこの映画に関しては少し気になった節があった。というわけでTSUTAYAでレンタルしたぁー。これあれね。多分TSUTAYA独占的な感じ。
主役はちょっとした大人向けな社会派映画に頻繁に顔を出す俳優ブレンダン・グリーソン。
映画が好きな人なら見かけたことあると思うんだよね。個人的には彼の出演作の中でも『ヒットマンズ・レクイエム』が印象的でした。コメディサスペンス。いわゆるブラックコメディかな?
若手の殺し屋とタッグを組む中年の殺し屋で、お互いを殺し合わないと行けなくなっちゃうんだけどもー。というウケール映画。良かったらみてください。
そんで映画の蓋を開けるとー。
こんな映画でした。
映画の色合いやのどかな景色からイギリス映画かなー。と思ったら本作はアイルランドが舞台のアイルランド映画。(笑)
いや。馬鹿にしているんじゃなくてね、アイルランドってイギリスと全然違うんだよ。という主張をしているような映画。(笑)
まず主人公が警察官というだけで、警察官ものの映画と想定は出来ると思うんですよ。
でもね、この映画は舞台がアメリカでもイギリスでもなく、アイルランドの西の方、田舎ですよ。
そこで長年警察やってて奥さんもいない、英語圏と思えるけど英語圏じゃないような。
まぁーそこで色々なアイルランドにしては非常に規模の大きい事件が起きてしまい、なんとアメリカのFBIがやってくる!!(笑)
それがまた黒人の有能な警官、(ドン・チードル)がやってくるのよ。
でもね。カルチャーもイギリスともアメリカとも違うから、主人公のボイルは色々ツッコミを入れるみたいな。
「え?黒人。どこの奴隷?」的なブラックなユーモアが満載の作品。
まぁーそんなカルチャーの違いやらもありますが、大筋はやはり警察映画。
悪役には近年のイギリス映画で活躍しているマーク・ストロングが殺し屋の一人として出演しており、終盤には元来の警察官らしさを発揮するボイルの一面が見れたり、本来毛嫌いしていたFBIとも共同戦線をして銃撃戦を披露する。
そのボイルの銃の打ち方が妙にリアリティがあるのが地味に良かった。
腰を低くして体全体で銃を構えて一発一発で敵を仕留める姿が、なかなか嬉しかった。
マーク・ストロングが2丁拳銃という興を披露するが、それに打ち勝つボイルに納得。
終わり方含めて、地味に面白い。
アイルランドというメインストリームでは無いサブではあるもののそこにはそこの有るべき一つの大舞台が手堅く地味に描かれていて普通に面白かった。
地味に面白い映画が見たいなら非常にオススメの映画です。
得点
7点
むしろ7点満点とも言える中での7点であるとも言える。(10点満点の採点だが)
制作費が低い感じでこれぞB級というのが感じられて良い。
ブログ発展の為に押してくれ。
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