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☆ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 92点「え。そういうこと?」☆

想定外の映画過ぎて久しぶりにKOされた。

※2024/1/8記事ぶっ壊れてたので大幅修正

はじめに

“まえがき”
閲覧いただきありがとうございます。
本ブログは筆者の鑑賞記録保管を
目的としたブログです。
副収入目的で色々SEO対策をして
おります。
閲覧いただきありがとうございます。

本ブログ記事を読むことで
私が味わった娯楽作品の
カタルシスを追体験できるかも
しれません。

ですがこの記事を読むことで
追体験するのではなく
映画を鑑賞して
自分自身でカタルシスを味わって
ください。
私以上の発見と出会うことが
できるのではないかと思います。
本日はご訪問いただき
ありがとうございます。

製作

2012年アメリカ映画

真実は何だったのか?

監督

アン・リー
グリーン・デスティニー
ブロークバック・マウンテン
ウッドストックがやってくる!
・ハルク

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
1人の小説家がデビュー作で失敗し、ネタ探しに旅に出ていた。彼はある噂を聞きつけ、カナダにやってきた。そこで目当ての人物である大学講師のインド人のパイの家を訪ねる。
そこで噂に上がったパイのこれまでのお話を聞くことにした小説家。
パイは自身のこれまでを語り始める。
フランスのプールから命名されたパイは、自らの名前を円周率のπを引用するようになる。
そして元々ヒンドゥー教の彼だったが、ふとしたきっかけでキリスト教のカトリックを愛するようになり徐々に宗教にはまり、イスラム教もかじり始める。
16歳の時、実家では、都市と協力して動物園をやっていたのだが、経営難の為にカナダに移り住み、カナダに動物を売るため、日本の貨物船でインドから旅立つことになる。
しかしその航海の最中、船は大嵐にあい沈没してしまう。
運良く救命ボートに乗ったパイだったのだが、家族とは離散、そのボートに乗り合わせたのは、足が骨折したシマウマ、後からやってきたオラウータンのお母さん。そしてハイエナだった。
腹を空かせたハイエナはシマウマを襲い、オラウータンも襲った。最悪の事態に陥り、ナイフを取り出したパイの前に突如虎が飛び出し、ハイエナを殺したのだった。
その虎は、昔パイが興味を持った虎でパーカーという名前で、その虎に命の終わりと残酷さを学び、虎から身を守るべく、パイと虎の救命ボートでの漂流の日々が始まるのだった。

2013年2月10日IMAX3D劇場鑑賞
2013年16本目

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『スター・トレック イントゥ・ザ・ダークネス』の冒頭10分が見れる。

公開時の話なので畳みました。
ということで、IMAXで『ライフ・オブ・パイ』を見ると冒頭の10分が見れるというキャンペーンが行われたので、日本では9月公開だけども前作がかなりツボだし、SFは大好物なので、見てきたぜ、ついでに『ライフ・オブ・パイ』もね。

そもそも虎と少年が遭難するということで、どうせ虎と仲良くなって、最後虎でも食べて生き残るんだろうなーとそんな泣ける映画見たくねーと思っていたのだが、ツィッターとかで感想を見ていると『宗教』というフレーズを出す人が多く、ふーむとも思っていたが、まぁーおまけ程度の気軽い鑑賞だわさ。

そういうわけで『スター・トレック』の感想。

冒頭10分でも面白かったわぁー。
3D効果がすごくてね。二回ぐらい空飛んだように思えた。
また映画のルール上オープニングシークエンスってだいたい15分ぐらいなのね。だから最後にオチとしてワンシーンある!!って思わせて凄い良い所で終わらせるのよねー。すごーい気になる。
まぁー本題全く始まらず、スポックが死んじゃう!!みたいになるんだけど、そこで死んだら映画としておかしいからまぁー助かることは明白なんだけどもね。結構金かかっていて見応えあった。
悪役自体は冒頭で早速出てきたよ。『シャーロック』のシャーロックです。(笑)
すごーい気になるが、日本では、金稼げないからかあっさり9月公開でして、遠いです。
全米だと5月公開だよ。うらやま。

うぉぉぉなんだこれおもしれー。

というわけで、始まった『ライフ・オブ・パイ』。
アン・リーの最新作。有名な所ではゴールデン・グローブ賞を獲った壮大であまりにも美しいゲイ映画『ブロークバック・マウンテン』、また中国映画『グリーン・デスティニー』、さらには『ウッドストックがやってくる!』などのフェスの舞台裏やゲイ要素を盛り込んだ壮大な映画。
つまり横に広い壮大な映画でかなりのテクを持つ敏腕監督です。あと『ハルク』も撮りましたが闇に葬られました。
その彼の描く3D映画とは、一体どんなものか?ジェームズ・キャメロンが絶賛していたけども、そんなことよりとても壮大で美しい景色が何よりも楽しみ、動物映画でもあるしね。
そんで期待をしていたが、冒頭こそは動物の可愛い姿が山ほど描かれるが、遭難後は、広い画が多いかな?と思ったらそれとは逆で、一つの画の中にかなり多くの情報量を盛り込んだ、広くて奥行きがあるよりは、情報が凝縮された狭い画というかんじ。
これが結構情報量が多くて、むしろ違和感さえ感じられる。映像的には、壮大とは違い幻想的。
とても綺麗。

宗教の授業?

映画としての主題は虎との遭難物語のお涙頂戴ものかな?と思っていたのだけど、この映画なかなか遭難しない、そもそも船に乗る気配は全然ない。
むしろこの映画は主人公であるパイが如何にして成長したかが序盤に描かれる。
ここにも何やら暗喩があるのだが例:パイという名前が円周率の割り切ることの出来ない答えと同じネーミングであり、それを主人公は同意であると訴える。本来はフランスのプールから名付けたようだが…。
そこで気になるのが、パイは「ヒンドゥーでありカトリックでありイスラムであり」大学では宗教を教えているとか。
そのエピソードが披露されるのだが、それってかなり異質な存在。むしろそんなこと可能なのか?
それでもパイは全ての戒律を守り生きていく。
そしてつまり実践編、遭難へと話しは展開するのだ。
つまりこの映画は、虎との遭難物語ではなく、彼の信仰心についての物語というのではないだろうか?類似映画はコーエン兄弟の『シリアスマン』のヨブ記の現代版と同様の映画なのではないかと?さりげなく思った。
つまり海洋上での純粋無垢なパイは家族を全て失った矢先、虎と二人きりになり、そこで自身の戒律を守りながら生き延びようとするが、幾多の困難に直面し、彼の信仰心を試す映画。
ふむふむそれはそれで非常に面白いわけだが。
映画の終盤衝撃的な新事実が明かされる。

ネタバレ注意

このラストまでの虎との物語は真実をデフォルメした宗教の物語で、真実はもっと残酷だった。
エピソードの中で、パイは生き物を殺し、食料にする際非常に心を痛める。
更には嵐の中で雷に遭遇した際、神との対話をしたり、その時虎が怯えたりなどなどのそれっぽいエピソードがあり、それが作り話であったということになる。
しかしエピソードの最中序盤で私が言った映像の狭い映像の中にすごく情報量がある。と言ったが、そこで出てくる物の一つ一つが真実に関係してくる。あれエピソードに出てこなかったなぁーあの映像のシンボル。あれ?なんでここで歯が出てくるんだ?この島の象徴って?
といきなり映画のラストで真実を明かされ、頭の中大混乱。
鑑賞後は、そのエピソードの数々のシンボルと真実を頭の中で照らし合わせて大回転。
すごーく楽しい気持ちになった。
てかこういう映画大好きっしょ?結果的には『ドニー・ダーコ』を見終わった後のような楽しさに再会した。(笑)
あと虎がすごい。(虎の正体もすごかったし、虎のこと食べなかったし。)映像ほとんどCGだよね。よく作ったよ。

IMAXで見て良かった!!

正直3D効果はあんまり実感できなかったし、慣れてしまったので微妙だったのだが、IMAXで見ることに関しては多くの人に勧めたい。IMAXカメラで撮られた作品ではないのだが、音響効果がすごい。IMAXの効能としては専用のスピーカーからだされる、スクリーンの裏に設置されている最強の重低音が出るスピーカーがあるのだが、それから出る水しぶきの音が最高過ぎて、貨物船が嵐にあって遭難と沈没するシーンは非常に面白く、顔に水しぶきがあたったような錯覚をした。
もうそういう体験が出来ただけで非常に嬉しい。
そもそもIMAXの効能って、視界いっぱいに広がる映画なので、人間が主役のドラマ映画アクション映画よりは、こういうライド系の遭難映画とは相性がぴったり、あとはIMAXカメラで撮られた映画は最高です。
皆さんも作品によってはIMAXでの鑑賞を考慮した方が良い。ただ日本のIMAXの性能は非常に低く、海外の4分の一程度の大きさ綺麗さなので、そこは考慮したい。でも感動する人は多いし、調子こいたIMAXを見たこと無い人に偉そうに連れてけば高い感動と一緒に好感度も上がると思いますよ。(そういうやつを見るとイラッとするよね。めっちゃはしゃぐし、真ん中の方にいるから。)ちなみにオレの初IMAXでは隣のチョン人がずっと映画中喋ってて殺意覚えたわ。でも最高だったよ『トランスフォーマー リベンジ』
ま。そんなこんなんで

想定していた映画と全然違うなかなか深い映画でかなり面白かった。

ブッカー賞っていうイギリスで有名な賞を獲った小説の映画化なんだからまぁー当然か。
あとアカデミー賞が好きそうな内容の映画だった。
予告編見過ぎてミスリードしていたよ。

得点

92点

家族も失った男の物語なのに、全然湿っぽくないし、むしろ哲学的で深い。こういう映画おれ好きだったんだな。
読み応えあったとかツボにはまったならクリックしてください。

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