Multiplex広告:記事は下部から

【感想】ワイルド・スピード EURO MISSION 【戦車飛行機プロレスてんこ盛り!!】87点

2013年77本目
「車、車、車、車三つで…。」

アメリカ2013年アメリカ映画アメリカ

『ワイルド・スピード』シリーズ6作目の本作を5に続き、IMAXで鑑賞。
結果超面白かった。
軽く映画を紹介
前作で、ブラジルの独裁者らしき人物から金庫を強奪して、億万長者になった主役のヴィン・ディーゼルことドムとその仲間達
前作で、敵対した国際警察のロック様は、新たな車を使った犯罪に頭を抱えていた。
その犯罪者グループの一人を捉えたロック様は、敵の狙いが国一つを破壊することが出来る、サイバー兵器を完成させることだということを知り、アメリカを守る為にどんな手段でも使わないといけない。
ということで、車を使ったらニコラス・ケイジよりも断然凄い、アウトロー軍団のヴィン・ディーゼルに仕事をオファー!!
仲間たちの恩赦が出るっていうので、ヴィン・ディーゼルは、その犯罪組織に死んだと思われた元カノもいるので、快諾
仲間達は『オーシャンズ13』のように再び収集し(レゲェー兄弟は不参加。劇中で理由も紹介。)、新天地イギリスで、元陸軍のスペシャリストのショウと車両を使ったスペシャリストな戦いをチーム戦で行う!!

というのが大まかな映画のプロット(あらすじ。)
前作で敵となったけど、やっぱり終盤で協力しちゃったロックとヴィン・ディーゼルがタッグを組、イギリスで、共同戦線をとり、アメリカを揺るがす強大な陰謀を阻止する為に、車を大量に使って敵を倒すという、素晴らしい車映画。
前作から車映画の歴史を塗り替え続けている『ワイルド・スピード』シリーズ。
その一員はやはりトム・クルーズ主演映画と同じように主演のヴィン・ディーゼルが4以降プロデューサーも兼任しているからだと思う。
まさに本作もオレ様ムービーなのだが、彼のオレ様感は、まさに至極であり、まんまヴィンさんのアウトロー感が露骨に出ている、ヤンキーでも好感が持てて、納得できる、単純なお話。
ヤンキーが好感が持てるダイナミックなカーアクション。
ヤンキーが大好きな肉弾戦を素晴らしいバランスで映画に盛り込み、普段映画館などで映画を見ない、新規客層も本作の素晴らしさにはひれ伏しているので、断然大ヒット!!(アメリカで)
そして勿論、いつも映画を見るライター気取りの映画玄人たちも、前作の大胆不敵な車道を金庫で荒らすというダイナミックなガジェットをCG少なめで撮ったヴィン・ディーゼルと監督の心意気に、心奪われた。というわけで、『ワイルド・スピード』はまさにドル箱映画になってしまったわけです。
1、2、3、4のつまらなさは異常。しかし5からは…。
しかし5からは、物語のつながりも意識しており、4の直後の5。5の直後の6という風に、こういう映画が見たかったという観客の視点をヴィン・ディーゼルはちゃんと心得ている。
ありがとうヴィン・ディーゼル。
ちなみに
1、2は続いているが3は、舞台を東京に写し、しかも6直後になっている。ちなみに6のラストには7の予告で素晴らしいサプライズがあって、ヤンキーも映画玄人ことライター気取りには悶絶ものです。普段相容れることのないロカビリーとギークが同じ気持ちになっちゃうから凄い映画だぜ全く。
前作同様技巧派
前作で、チームという枠組みを作った本シリーズ。そのチームの作り方もこれまでワイルド・スピードに単独で出てきた端役をチームの一員として格段に役のレベルをアップ。
敵対関係さえも乗り越えて、ファミリーになってしまう。(笑)
本作では、そのチームを引き継ぎ、更に、敵もチームにしてしまう技巧派。
そこで、チームとしての主役のドムの考え方と敵のリーダーの考え方が対立し、ウィーアーファミリーと使い捨てという考え方が対立し、更には、敵側にはドムのかつての恋人で記憶喪失のレティがいるという、色んなアイデアのごった混ぜ。
ドムが家族の掟っていうのが、妙にヤンキー心をくすぐると思うんだよ。
社会としてはやはり、敵の考え方が重要だと思うんだよね。
でもドムは、暴走族的な思考で、家族の結束こそ至高!!仲間裏切る奴はクソだ!!と社会より少年ジャンプ的な道徳を映画を見ている側に解く。それを映画好きたちはわっしょいして、ヤンキーもわっしょいする。
うん。素晴らしい。(え?)
更には、前作で敵のロックが味方になり、肉弾戦のレベルもあっぷ。チームには『エージェント・マロリー』のマロリー役だった格闘家のジーナさんも合流し、ミシェル・ロドリゲスと女性版『エクスペン・ダブルズ』の前哨戦を披露し、フライング寝技を決めてくれて、クンフー映画としても良い。しかも敵側にはロック様ばりの難いのセルビア系ロシア人ぽい人がおり、ロック様と凄まじい戦いを披露。
主役兼プロデューサーのヴィン・ディーゼルも負けじと、禿パワーでフライング頭突きを披露。
更には、ロック様との合体攻撃も披露!!
フライングラリアットが炸裂!!!
これは、監督もプロデューサーも脚本家も良くやった!!と思う。
見たかったものをちゃんと監督たちは魅してくれている。そういうことが出来る映画制作者は減りつつある。
特に日本映画では、制作委員会製なので、各クライアントの喜ぶ作品でなければ、映画は公開されない。そこに見る側の視点などは、存在せず、資本主義の下に映画は牛耳られているのだ…。
日本映画で、フライングラリアットが炸裂する日はいつくるのだろうか?
ちなみに脇役の方々も体を張ったアクションをCG駆使してい、いっぱいある。
『ザ・レイド』にも端役で出演した俳優もサンカンたちをボコボコにしたりしてくれる。
カーアクションもスケールアップ
今作の見所のカーアクション。
ダークナイトのバットポッッドのようなびっくりなF1系の改造車がイギリスの都市部を滑走。
更には、車を何台もはじき飛ばす。
目玉の戦車も高速道路をわざわざ作成し、大量の車を踏みつぶし、砲撃で破壊する。
なんとも多くの人々を惨殺する描写だらけだが、血しぶき一切なし。
むしろグランド・セフト・オートの実写映画化!!
と言えなくもない。ちなみにグランド・セフト・オートとは人気テレビゲームであり、2013年秋には新バージョンが販売予定だ!!

話しが脱線してしまったが、それぐらい面白いアイデアをちゃんと映画化してくれている。ありがとう。
しかもラストでもカーアクションは盛り込まれ、ちょっと作るのが難しかったと思うが、
飛行機VS車
という誰も考えないだろうようなことが起きてしまう。
その迫力と言ったらすごいすごい。
まぁーその中身は人の肉弾戦で構成されているわけだが、飛行機VS車の勝敗は大画面ピッタリの大迫力!!IMAXで見ると大迫力がMAXでスゴい!!凄すぎるのだ!!
ただし、チームはこれで解散。この映画の後に3が続くので、そのつじつま合わせで、あるキャラがああなってしまう。その結末は、是非あなたが目にして、3でのあのシーンが7に繋がるという事実を知って欲しい。
夏映画の始まりとして、最高のオープニング。年間ベスト予備軍になりそうな一本だ!!
これから日本では夏に向けて大作が山ほど公開される。(金欠注意)
『マン・オブ・スティール』『ローン・レンジャー』『スタートレック』『パシフィック・リム』
その中で先陣を切った『ワイルド・スピード ユーロミッション』は素晴らしい男の子映画だった。
今作で監督は降板し、次回作ではスリラー映画『saw』の監督がメガホンを取り、新たなハゲことステ◯◯◯が、元祖中肉ハゲのヴィンやWWEからの刺客マッチョハゲをホラー映画の如く追い詰める、『トランスポーター』VS『ワイルド・スピード』が繰り広げられそうで、アクションのダイナミックさは一気に下がりそうだ。逆にスリル溢れるカーアクションがあるのかもしれない。
今作が最高傑作の予感がしなくもない本作。是非映画館でしか見れないIMAXでの大迫力を堪能して欲しい。
全米では2億ドル。世界では7億ドル目前というシリーズ最大のヒット作の本作。
ちょっとCGこそ多くなり、評価自体はわずかに前作に及ばなかったが、前作の大成功に引き続き本作も特大成功!!
ありがとうヴィン・ディーゼル!!
メモ得点メモ
87
得点着けるのだるいな!!
車に対して知識が薄いので悪しからず。
非常に良かった。Blu-ray購入確定だわ。

his0809
グーグルアナリティクスで分析しました!
あなたに本当におすすめの次の記事はこれです!

レンタル

通販

his0809
3日に1回更新を予定してます。また来てください!

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA