「何故まゆりじゃない!!」
2009年にXBOXで発売されたアドベンチャーゲーム。
テキスト読んでいく系のやつね。
まぁ所謂ギャルゲーか。
類似ゲームとして『かまいたちの夜』とかは結構楽しんだぜ。
それの移植版をPSplusで無料配信していたので、面白いと評判だしトロフィーコンプリートが簡単というのでやってみた。
面白かった!!
秋葉原を舞台に主人公が中2病で仲間はオタクがいたりと、かなり敷居が高い。
ただボイスキャストで主役の中2病を宮野さん、太ったオタクを関さんがやっていて、なんかいつもと違う感じの役でなかなか楽しめた。
あらすじとしては、タイムマシンもの、タイムパラドックスだったり、バタフライエフェクトだったりやら、世界征服とか陰謀とかに平均年齢18歳ぐらい学生たちが巻き込まれていって、徐々に物語が学生の研究室の他愛もない会話レベルから、キャラクターの避けられない死に直面することで、主人公が、それを避けるべく、何度も時空間移動を行うものの、一向に解決しないままかなりのハードな展開になっていく。
SF作品としても面白く、かなり難解なワードもチラホラ。
相まって舞台が秋葉原なので、秋葉原らしいオタク用語などもチラホラ。
それがちょっと見づらかったりもするが、終盤には慣れていく。
ギャルゲーらしく、中盤以降は、行動によって、ヒロインエンディングが存在している。
ただ真のヒロインである紅莉栖は、トゥルーかフェイクしかない。
個人的には、幼馴染みのまゆりを救うために何度も時空間移動するのに、本命は紅莉栖っていうのが、全然納得いかないし、まゆりも行動には起こさないが、主人公のことを最初から愛しているというのに、なんて切ないんだこのやろう。
ただトゥルーエンドに進む過程もフェイクからの大どんでん返しで、ちょっと焦った。
あとシナリオの会話を選択によって分岐するのではなく、メールを送るとか電話に出るとかで分岐するタイプで、斬新。
思った以上にゴア表現が多く、ハラハラしたし、展開によるキャラクターの正体や顛末などもかなりショッキングだった。
鈴羽の正体だったりもね。
中2病要素は、ハード展開になって薄まっていくが、最後の最後でそこに戻った瞬間は胸熱だし、それを制止するまゆりにも泣ける。
とりあえず終盤の紅莉栖とまゆりとオカリンの関係が泣ける。
ルカエンドもはかないな。
ただまゆりの「まゆしぃは、人質から恋人にクラスチェンジしたのです。」発言は半端なかった。
ボーナスディスクにあたる続編は、まゆりグッドエンドがあるらしいが、公式は紅莉栖確定で劇場版まであるわけで、はがゆいですが、面白かったのでいいです。
花澤さんにはまる。
トゥットルゥーが頭に焼き付いて、現実でも何かするとき、そういったリズムを出すようになってしまった。
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