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【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5【感想】

ゲーム・オブ・スローンズ シーズン5

製作

2015年アメリカ海外ドラマ

出演

ピーター・ディンクレイジ
X-MEN: フューチャー&パスト
・スリー・ビルボード
ピクセル
エミリア・クラーク
ターミネーター:新起動/ジェニシス
・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
・世界一キライなあなたに
レナ・ヘディ
300 〈スリーハンドレッド〉
ジャッジ・ドレッド
・高慢と偏見とゾンビ
ニコライ・コスター=ワルドー
・キング・オブ・エジプト
ヘッドハンター
・モルグ/屍体消失
ソフィー・ターナー
X-MEN: アポカリプス
・X-MEN: ダーク・フェニックス
アルフィー・アレン
ジョン・ウィック
ザ・プレデター

あらすじ

中世のヨーロッパ風世界観のファンタジー物語。
架空の大陸ウェステロスが舞台。

小人症として生まれ、その直後に母を失ったことで
今まで父と姉に恨まれ続けてきたティリオンは、
暗殺された暴君ジョフリーを殺した罪を問われた。
しかしティリオン(ピーター・ディンクレイジ)を気にかける
兄のジェイミー(ニコライ・コスター=ワルドー)の手引きにより異国へ脱走することになるが、
その途中ティリオンは裏切った愛するシェイと陥れ続けた父タイウィンを殺害する。

王都はその智謀と豪腕とカリスマ性を備えたラニスター家の長であるタイウィンを失い混迷を迎える。
サーセイ(レナ・ヘディ)は今後の王都の動向を気にしながらも、
弟のジェイミーに2人の娘でティリオンによりドーランに送られた愛娘のミアセラ救出を依頼され、
ジェイミーは旧知を訪ねることにする。

ティリオンは王都にて政治アドバイスを行うヴァリスとともにペンストに訪れる。
ここはかつてデナーリス(エミリア・クラーク)が兄と住んでいた場所。
ヴァリスはもともとターガリエン家の支持者であり、
豊かな知性と危機的状況を切り抜け続けるティリオンをデナーリスのもとに導こうと考えていた。
異国の地でのティリオンの旅が始まるのだが、道中で追放されたデナーリスを慕うジョラーの姿があった。

王都に残ったサーセイは王都で流行の敬虔な宗教に取り入り、
タイレル家を追い詰めようと画策するが。。。

野人たちの襲撃を止めるべく交渉に行ったジョン・スノウ、交渉は失敗に終わり
絶体絶命に陥るが、ホワイトウォーカー討伐のために援軍に来たスタニス軍の援軍により野人たちは全て捕らえられる。
そしてスノウはナイツ・ウォッチの指揮官になる。
スノウは野人たちがホワイトウォーカーから逃げるためにこの地に来たことを知り、
また北部の人々を守るためには敵対していた野人と手を組む必要があると考え、
仲間たちの反対を押し切り、野人たちを避難させるべく先人を切るのだが。。。

デナーリスはミーリーンを統治するが、奴隷文化を廃止したことで、雇い主だった親方の関係者と思われる謎の組織ハーピーの息子たちにより、
彼女の私兵たちが次々に殺されてしまい、彼女の力は削ぎ落とされ、
ドラゴンもまた彼女の言うことを聞かなくなってしまう。

そしてピーターによって救われたサンサ(ソフィー・ターナー)だったが、ピーターの命令で、
現在北部を統治する母親と兄を殺したボルトンの私生児のラムジーと結婚することになってしまう。
そしてそこにはラムジーにより精神を破壊されたシオン(アルフィー・アレン)もいた。

物語は世継ぎたちに試練を課す。

2019年6月8日AMAZONPRIMEVIDEOにて自宅鑑賞完了



シリーズ感想リンク

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【海外ドラマ】ゲーム・オブ・スローンズ シーズン3【感想】
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新展開が全部重いシーズン5

人間側のラスボスぐらいの力を持っていたタイウィンの退場により、
一気に勢力バランスがまたも激変した本シリーズ。
この辺りで主役がデナーリスとスノウに絞られてきて、
準主役にサーセイとティリオン。
その次にサンサとアリアとジェイミーという構図になってきた気がした。

物語は世継ぎたちに過酷な試練を与える

ストーリーとしては、
・王都宗教地獄編
・デナリース、反乱に会う編
・ジョン・スノウ主人公になってホワイトウォーカーの恐怖を知る編
・アリアの冒険編
・シオンのその後そしてサンサの辛い日々編
・ブライエニーのサンサを待つ日々編
・ジェイミーのドーランへの潜入編
・ティリオンのデナリースまでの道編

ついにサンサが他のキャラと合流するが、
合流するエピソードがシオンのラムジー・ボルトンによる
地獄が描かれたストーリーラインで、
さらなる地獄をサンサが味わう。
恐ろしい。

これまでは本筋とサイドストーリーのバランスのようなものがあったが、
描かれる物語が全て重く、サイドストーリーなしの全て本筋のような物語に。
結果的にティリオンもデナリースのラインに合流。
ブライエイニーもサンサの物語を彩る存在へとなる。
ジェイミーの物語がサイドストーリーに近いが、
この曲者のドーランの人々が次シーズンでの大いなる戦いの布石なのでは?
と思ってしまったわけ。

とりあえずアリアはいつものように単独で冒険をしている。

衝撃なのは本シリーズでは王都が宗教が描かれる。
この宗教がスタニスのはまっている宗教よりもオカルト感はないが、
信仰の強さがストイックで恐ろしい、
この手の物語に宗教絡むとろくなことないな。
結果的にシーズンの終盤で衝撃的な映像が繰り広げれられるわけで。

また前シーズンで衝撃的にスノウを救ったスタニスが、
まさかの後退するという驚きのシナリオ展開。
クソ野郎のラムジーがめちゃめちゃ立身出世していて、
なんとも胸糞なわけで、
サンサとブライエニーとシオンがそしてスタニスが
ラムジーの魔の手にかけられていく。
思えばその父のボルトンもキャトリンとロブを殺すので、
この家族なかなかの主要キャラハンターとしてすっごく暗躍している。
暴君ジョフリーのクソ野郎っぷりもすごかったが、
このボルトンは純粋な悪役としてすごいな。

また黒魔術にはまったブランがシーズン5では序盤に異形の存在と出会ってそのまま不在だったなと。
どうなっていくのだろう?

走るゾンビ要素ぶっこんで来て違った恐ろしさも出してきた

予想できなかった展開だったが、
本シーズンの終盤でもバトル回がある。
またもやナイツ・ウォッチのスノウ周りの回で、
ついにドラマ全体の強大な敵となるホワイトウォーカーとの前哨戦。
野人たちを助けにきたスノウだったが、ホワイトウォーカーの襲撃により、
救助を失敗し、彼らの呪われた力にスノウたちが敗走する。
まさかの走るゾンビ要素を盛り込んだ怒涛の戦闘シーンは、
映画ばりのスケール。
前シーズンでは人間VS人間だったが、今回はファンタジーバトル要素が盛り込まれる。
またドラゴンの牙と思える唯一ホワイトウォーカーを倒せるアイテムがまさかの紛失。
しかしスノウの武器でなんと撃退できてしまい、
今後のシーズンではその武器の源の鉱石を手にいれるエピソードなどが描かれるのか?
デナーリスの拠点の方の鉱石だったような?

また闘技場シーンでもバトル回あり。
ここでは感動的なデナーリスとドラゴンのコラボで、
『ヒックとドラゴン』を彷彿させるドラゴンライダーの構図が最高過ぎる。
だがバトルよりもデナーリスと敵対するハーピーの息子たちの親玉が誰なのかが非常にきになるわけで、
それはシーズン6に持ち越し。

マイペースなアリアの物語はメインのストーリーラインに全く絡んで来ないが、
なんだかんだ毎回描かれていて黒魔術ブランとは扱いが違う。笑

アリアはアリアで謎の殺し屋集団の信徒になるわけだが、
やはり自分を殺すことができないじゃじゃ馬キャラで、其れ相応の試練が待ち受ける。
謎が多く衝撃の多い描写があってそこそこ面白い。

スタニス周りの話はびっくり。
指なしのおっさんとスタニスの娘とのやりとりが唯一のほっこり要素だったのに、
あんなことになってしまい、スタニスもブライエニーと最後の最後で出会ってしまい、
まぁ因果応報ではありますが、
スタニスは王の器のある人だったのに、
結局欲に負けて宗教に足突っ込んで、選択ミスをし過ぎた可哀想な男だったな。
ついに王家の血も潰えてしまい、
残されたのデナーリスとあの地を牛耳るサーセイという構図。
ふむふむ。

折り返しも過ぎて

完結編のシーズン8まで半分が過ぎて、
新展開が多かったシーズン5。
デナーリスのもとにティリオンが合流で大きく話が動いた気がしたし、
スノウの扱いが大きくなってきたなぁと思ったが、
シーズンフィナーレでまさかの展開。

このフィナーレの引きが毎回うまくて、
すぐに次のシーズン見ちゃうんだよな。
しかもだいたいその件は置いといてになるからえぐい。

玉座争いが無縁では

根本的には玉座をめぐる物語だったはずだが、
その玉座を狙ってる人がみんな退場している印象。
結果的に自分の足場を守る人がほとんどや、
それ以上の大いなる危機に瀕してしまったキャラたちの
辛い日常が中心の物語になっている。
そのあたりの軌道修正みたいなのは今後あるのか?
それともゲーム・オブ・スローンズとはマクガフィンだったのか。

シーズン6も楽しみ。

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