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サイドウェイ 2010年度103本目

「『大人の趣味の映画』というものは、22の自分では理解出来なかったぁ。」

$果てしない未来へ~seasonⅤ~-サイドウェイ

アメリカ2004年アメリカ制作アメリカ
出演
トーマス・ヘイデン・チャーチ
(スパイダーマン3)
予告

ワインSTORYワイン
ワインオタクでバツイチの作家志望のマイルズは友人の役者のジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が結婚をすることになったので、結婚前にカリフォルニアのワインの産地を巡る旅に出る。
旅先で再開したウエイトレスのマヤに淡い恋心を抱くマイルズ。対照的にジャックはステファニーと良い感じになり、ジャックは彼女にぞっこんになってしまう。
良い感じになる二組だが、マイルズはマヤにジャックが結婚することを言ってしまうのだった。
2010年11月21日鑑賞
2006年版世界の映画オタクが選んだ史上最高の映画ベスト201!
170/201位
ワイン感想ワイン
そう言えば、結構有名な映画で見たことが無かったので、見てみることにした一本。
この作品は、ゴールデングローブ賞のコメディ部門で作品賞を獲得していて、博識として見る価値があったのかもしれない。
それでも一応2回見て思うのは、そんなに面白い映画じゃなかったな。妙に湿っぽくて哀愁漂っていて、どこか落ち着いている。一説によると主役をジョージ・クルーニーがやりたがったらしいのだが、監督がそれを断ったとか、どうやらこの映画自体をそんなありふれた映画にはしたくなかったらしい。
今じゃクルーニーこういう映画いっぱい出てる気がするけど。
まぁーそういう意味合いでは本作は成功しているし、賞も貰っている。
あんま面白くは無いが。
ただこの映画の成功により、トーマス・ヘイデン・チャーチさんは、スパイダーマン3の悪役を演じることになって、俳優として再ブレイクできたみたいだし、まぁーマイケル役の人は今でも著名な映画には出てないけど、ステファニー役の人は、グレイズ・アナトミーに出て今でも人気俳優です。
どうやら業界内ではこの映画の価値はかなり高そうですね。
ワイン好きだったり、ジャズ好きだったり、落ち着いた映画が好きな人には大部オススメみたいで、大人にはこの映画の良さがすっごくわかるみたい。まだ子供のオレには、いまいち良さがわからないし、ジョージ・クルーニーで見たかったという本音。
ラストシーンもそういったはっきりしない憂鬱さが漂っていて、なるほどという感じで終わる。
ただあの大ヒッットコメディのハングオーバーも結婚前に男だけで旅に出るという物語の発端が一緒で、この映画に爆弾でも仕込んだような作品だが、そう言ったアイデア性をここから流用させたのかもしれない。
2004年と言えば、どこか映画界自体が物寂しい感じだったのかもしれない。前年は作品賞にロード・オブ・ザ・リングの王の帰還があってその余波で、物寂しいというのもあるけど、自分はそこまでこの映画すごいとは思えなかったな。
ただこの映画の要素がどこかで見た気がする(裸のおっさんが追いかけてくるとか、ラストシーンだとか、ゴルフ場だとか、いっぱい。)のは、もしかしたらこれ以降の映画を見てるだけで、ここがアイデアの発端だったのかもしれない。
だが、まぁーそんな面白くない映画だった。
メモ得点メモ
6点
抑えることの大事さとはこのことかな?
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うーん。そこまでオススメではありません。

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