アメリカのテレビドラマのデクスターのシーズン1も鑑賞終了しました!!
全12話と短めな本作です。
簡単に本作の概要を紹介。
残酷描写が多めにある本作はテレビドラマでありながら、R15指定に当てはまれており、大人向けの作品です。
もともとはアメリカの小説が元となっております。
内容を紹介。
舞台は現代のマイアミデクスターは警察で血痕などを調べて、刑事の手助けをする仕事。つまり鑑識に所属しております。
だがそれは彼の表での普通の生き方。
彼には、止められない衝動があった。それは、人を殺したくなる衝動だった。
だがデクスターは幼少期に家族を失っており、警察に勤めるハリーが彼を育て、そこでハリーはデクスターの異常に気づき、生きる術としてとけ込むことを教えた。
その教えに従ってデクスターは、殺人衝動を凶悪犯罪者に向け、夜な夜な彼らを葬り、その証拠を大切に保管しているのだった。
そして…。
物語はシーズン1の冒頭に繋がる。
デクスターはある日、異常な死体を見つける。それは完全に血を抜き取られたバラバラ死体だ。
殺人鬼であるデクスターは、この死体を芸術と捉え、感銘を受けるのだった。
だが、その犯人もまたデクスターの存在を知り、デクスターの近辺にその殺人鬼、通称「冷凍車キラー」は痕跡を残し、デクスターのプライベートや過去をあざ笑うように殺人事件に絡めてくるのだった。
デクスターは焦りながらもその状況を楽しむのだが、事態は驚きの展開へと進んでいく。
というのが本作だ。
いやぁーまぁーかなり衝撃を受けたし、渋い大人のテレビドラマだったなあー。
本作の特徴は、デクスターの一人称で物語が進み、また彼の独白が数多く導入させ、ハードボイルド作品とも思える。
また残酷描写は普通のテレビドラマより濃厚で残忍。またセクシー描写も濃厚で、ベッドシーンやキスシーン。はたまたおっぱいまで出てくるのだ。
一話ごとの構成は、序盤では、デクスターの個人的な衝動である殺人を一話完結型で描き、同時に冷凍車キラーの事件が少しだけ進行するなどなのだが、物語が進むに連れて、冷凍車キラーの存在がシーズン1全体に影響を及ぼしだし、デクスターの個人的な殺人をしない回も生まれ始めて、一話よりはシーズンを通して楽しめる、濃厚な作品となっている。
また完璧主義者とも思えるデクスターがシーズン後半で冷凍車キラーに翻弄されて、キャラが崩壊しだしたりなど、見所たっぷりの作品だ。
また冷凍車キラーの正体がとてもとても驚愕で、最終回は驚いた。
正直、冷凍車キラーがどの人かは、初登場で気がついたが、その設定に更に裏があるとは思わなかったし、納得の行く設定だった。
ただ最終回のラストシーンはなんか微妙に残念で、ここで終わりは歯切れ悪すぎでは無いか?と思えた。まぁープリズンブレイクのシーズン1よりましです。
らしくない終わり方だったんですよね。倒錯していてよかったですけど。
また演技面でも凄かったです。全体的に渋く、上質ではあのですが、主役を演じたマイケルCホールの表情などが、ナレーションのちぐはぐさとマッチしていて、本当に最高です。
彼は元々、ブロードウェイなどで活躍していた俳優で映画「ゲーマー」ではイカレタ億万長者を好演。終盤のダンスシーンは圧巻です。それ繋がりでデクスターも見たんですが、シーズン2からは原作から離れた設定になっていくらしいですが、マッドメンのシーズン2を見終わったら見たいと思います。
見た海外ドラマとしてはかなり上位の面白さでした。
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