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【海外ドラマ】マンダロリアン シーズン2 チャプター16:救出【解説 考察 :そして我々の信奉は救われる】

ザ・マンダロリアン

製作

2020年TV向けシリーズ

ありがとうジョン・ファヴロー

製作総指揮

ジョン・ファヴロー
アベンジャーズ/エンドゲーム
アベンジャーズ
・アイアンマン

監督

ペイトン・リード
アントマン&ワスプ
・ハニーVS.ダーリン 2年目の駆け引き
・チアーズ!

出演

ペドロ・パスカル
ゲーム・オブ・スローンズ
・キングスマン: ゴールデン・サークル
イコライザー2
・グレートウォール

ジーナ・カラーノ
エージェント・マロリー
ワイルド・スピード EURO MISSION
デッドプール
・ブラッド & ボーン 真拳闘魂

テムエラ・モリソン
・スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
・スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
アクアマン
・ワンス・ウォリアーズ

あらすじ

モフ・ギデオンの居場所を
突き止めたマンドー達。
以前協力したマンダロリアンの生き残りで、
マンダロリアンの母星再興を目論む
ボ=カターンに協力を仰ぎ、彼女は承諾。
モフ・ギデオンの母船へ襲撃をした彼らは、
圧倒的な強さで彼の部下を殲滅するが、
モフ・ギデオンの秘密兵器
ダークトルーパーが起動し、
マンドーはそれを止めようとするが、
1体が残り、マンドーは死闘を繰り広げる。

2020年12月18日ディズニー+にて観賞




シーズン2完結

シーズン2最終回!!

めちゃめちゃなサプライズが我々を待ち受けていた!

どんな最終回になるんだろうか?
どうせシーズン3に続くんだろうし、
モフ・ギデオンは逃げおおせるのだろう。
しかしグローグーはどうなるのか?
どうせアソーカ・タノが助けに来るのだろう。

そのしょうも無いいちファンの予想は、
予想できなかったのあの人の登場に全てが覆った。

ポリコレの向こう側

#MeToo運動の影響で、
女性優位の構造が映像作品に蔓延。
LGBTも盛り込まないといけないとか、
有色人種を強引に混ぜないといけないとか
そういうルールがハリウッドだけにとどまらず
世界的なスタンダードとして
マイノリティーをマジョリティの一部に
しようとしている。

それらが功を奏して作品を
面白くするならまだしも縛られ過ぎた結果、
作品の純度が落ちて
全く面白く無くなってしまっている。
むしろそれを調和させることは
絶対的に不自然でおもしろくなるわけないのだ。

しかしそれを描くという前提を超えて、
それを違和感なく面白く描くことを
ファブロー達はあっさりとやってのける。
アソーカの侍バトルもすごかったが、
今回は、
そもそものマンダロリアンのボさんとその相棒、
そして保安官になったキャラ、
さらにはボバの相棒のフェネックと、
そもそも強い女性が多数いる中で、
彼女達が徒党を組んで、
トルーパー達を圧倒的な実力で華麗に殲滅する。

ポリコレだからとかそういう次元なんても
ものはもうなくて、
スタンダードに強い女性が描かれて、
まじで最高だった。

先に『アロー』が成功しているけども
それは置いておこう。

ちゃんとあるよ映画オマージュ

今作においてはやはり
『ロボコップ』と『ターミネーター』の
オマージュはあったと思う。
該当箇所はダークトルーパー描写。
前々話では『アイアンマン』風だった彼らが、
今作では戦闘描写があるわけですが、
彼らの動きの仰々しさと
滑らかとは言いがたい
がたがたとしたゼンマイ感は、
まさに『ロボコップ』。
しかしダークという名前だけあって、
その戦い方はまさにターミネーター。
マンドーとのタイマンが描かれますが、
その描写の圧倒的な無機質感は素晴らしく、
マンドーがベスカーを装備していなければ、
死んでいたことが間違いない。
圧倒的なパンチの連続に久しぶりにドキドキ。
こんな良いもん見れたにもかかわらず、
その後ももっともっと面白いことが
描かれ続ける!!

あと最後は『E.T.』だよなぁ。

ギデオンvsマンドーのセーバーバトル

あるとは思ってなかった
ダークセーバーをもつギデオンVSマンドー。
ベスカーでできた槍を持っていたマンドーが
ギデオンと互角に戦うのに感動。
てかギデオン、ただの士官だと思ったけど、
セーバーも使えて完全にシスじゃないですか?
彼の過去などシーズン3で描くのかしら?
結局EP9での銀河皇帝サーガが本筋なら、
彼もまた銀河皇帝に訓練されているのか?

最強のジェダイの全盛期が映像化

絶対描かれるわけがない。
だってそうだろこの『マンダロリアン』は
『スターウォーズ』のスピンオフ作品であって、
本筋ではない。
如何にスターウォーズの正統な後継者の
ような作品のように見えることがあったとしても
それはまだ『クローン・ウォーズ』の延長としての
実写作品でしかなかった。
アナキンの過去が描かれた作品であってもだ。

死んだと思われたボバ・フェットの復活も
スピンオフなら良いだろう。
なんせスカイウォーカー家やC3-POなんか
出る気配もなく。
これは『スターウォーズ』を題材にした
賞金稼ぎというか西部劇作品だったはずだ。
だがグローグーが更新したというジェダイ。
まぁよくてもアソーカだろうと思った。
終盤になって大量のダークトルーパーが
襲来して射撃が効かない奴を
一体倒すのマンドーがどれだけ時間をかけたか。
そんな奴らが集団できたらそりゃあもう
絶体絶命だ。
この面白すぎる絶体絶命シナリオに待ち受けた
我々スターウォーズ信奉者たちへの
サプライズはアソーカなんてものじゃなかった。

エックスウイングで現れ
マントに身を包んだ片腕が黒手袋。
そして緑のセーバー。
まさかと思った。
圧倒的セーバーさばきとフォースを駆使し、
惨たらしくダークトルーパーを成敗する。

33歳のおっさんが10歳に戻ってしまった。
大声をあげて歓声を送ってしまった。

ジョン・ファブローありがとう。
デイブ・フィローニありがとう。

『最後のジェダイ』という問題作で、
過ちを犯し、手を貸したけど
過労死で死んでしまった。
アメリカの田舎町の青年が
夢を見て大都会へ行く。
そんなメタファーだった
『新たなる希望』
彼は選ばれし子供で、
フォースにバランスをもたらす
存在になり得た。
でも英雄になった彼は、
歴史を再興しようと新たな弟子を
取ったが、指導を誤り、最悪なことを
してしまった。
そんな結末見たくなかった。
最高のプレイヤーが最高の指導者になれない
そんなのは知っていた。
でも必要なのは映画という夢を見ることだ。
英雄は人を導けず過労で死ぬ。
そんな作品に出会いたくなかった。
コーエン兄弟の映画なら最高だが。
俺たちが見ているのはスペースオペラで
老舗メーカーの伝統あるフランチャイズ作品だ。

でももうJJエイブラムスとキャサリン・ケネディが
生み出した伝統を踏み躙ってアップデートをせずに
消し去った作品はなくても良い。
結果的に銀河皇帝サーガだったというオチを
つけた我々ファンへの謝罪のようなクソ作品など
いらなかった。
だったら市井の人もヒーローになれるという
夢物語を続けた方が階級社会から離脱して
貧困から勇者も出るという現代的な
成功話でもよかった。
スターウォーズのEP7〜9はゴミだ。

でももう大丈夫。
あの悲しみや痛みは全て
デイブ・フィローにの愛と
ファヴァローの技術が我々を救済してくれる。

最強のジェダイのルーク・スカイウォーカーが
登場した。

そして最強を見せてくれた。

それは『ローグ・ワン』でのラストの
確実に追加撮影された内容だったと思うが、
最恐のベイダーが描かれたことの
アンサーのように。

技術の拙い80年代では拝むことができず、
銀河皇帝にも父への思いで勝利を手にした
ルーク。
そんな彼の最強の姿を見て、
興奮が止まらなかった。

そしてその姿を垣間見たモフ・ギデオンが
自殺さえしようとするのだから、
お見事すぎる。
説得力がすごい。

彼が師匠のヨーダと同じ一族の
グローグーを導くって嬉しすぎるだろ。

そして怒涛のマンドーとグローグーの
親子の別れ。
もはや息子のために教義さえ忘れて
マスク脱ぎまくるマンドー。

グローグーはパペットなのに
なんでこんなに感動させてくれるんですかね?
その首の傾げ方が『E.T.』の別れに
似た演出でやばいんです。

そしてこれまで轟音のグワーンとか
ブロローンが持ち味だった
ルドウィグ・ゴランソンが
永遠とスターウォーズ愛のテーマのような
楽曲を鳴らし続けて、
もはやスピンオフじゃなく
本流としての『スターウォーズ』を体現。

もう最高過ぎるよ
『マンダロリアン』
いいぞもっとやれ!

ペイトン・リードのリベンジ

最終話でまさか再度彼が監督をするとは
思わなかった。

乗客回ではミニモンスターの
多数のCGで描き、
『アントマン』でのスキルを活かしていたが、
エピソードとしては物足りなかった。
今作ではそのCG技術をダークトルーパーにて
昇華させ、さらにはルーク先輩の
怒涛のセーバーアクションも監督したし、
女性アクションもまとめたし。
最高の手腕を見せてくれた。
やっぱり長編映画監督すげぇ!!

シーズン3への布石もあり

そんなわけで
シーズン2完結。
もうシーズン2で本シリーズ終了でも
良いのかもしれないと思っている。
だってルークさんがこの後も出てくる必要性や
グローグーが全く違うキャラになっちゃう展開が
今後描かれたら蛇足になる気がするんです。
逆にデイブ・フィローにのスターウォーズとして、
続いていくなら仕方ないかなぁと思いますが。
そしたらもうグローグーは卒業かな???

そして伏線として
ダークセーバーですが、
まさかのマンドーが持ち主になりました。
ボさんがマンドーから実力で奪わないと
後継者になれないということで、
現段階ではマンドーがマンダロリアンの王に
なってしまうというワクワク展開。
あんなダサい髭のおっさんが王様は
絶対嫌だ。

そしてアソーカの追うスローン大提督。
彼がもしかしたら大敵として出てくる?

しかしアソーカは別枠で
スピンオフ作品が作られるらしいので、
『アロー』バースのように
クロスオーバーはあるけど
別枠になってしまうのかもしれない。

そして更なるサプライズで
『ブック・オブ・ボバ・フェット』が
製作決定。
製作総指揮にリボーン回を監督した
ロバート・ロドリゲスが抜擢。

というわけで『マンダロリアン』が
『アロー』化しだしてしまった。
本流の『マンダロリアン』が少し
心配だが。
デイブ・フィローニと
ジョン・ファヴローがいるし
なんとかなるだろう。

通販

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3日に1回更新を予定してます。また来てください!

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