★この記事をまとめるとこんな感じ★
製作
2019年アメリカ海外ドラマ
出演
エミリア・クラーク
・ターミネーター:新起動/ジェニシス
・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
・世界一キライなあなたに
レナ・ヘディ
・300 〈スリーハンドレッド〉
・ジャッジ・ドレッド
・高慢と偏見とゾンビ
ニコライ・コスター=ワルドー
・キング・オブ・エジプト
・ヘッドハンター
・モルグ/屍体消失
ソフィー・ターナー
・X-MEN: アポカリプス
・X-MEN: ダーク・フェニックス
ピーター・ディンクレイジ
・X-MEN: フューチャー&パスト
・スリー・ビルボード
・ピクセル
アルフィー・アレン
・ジョン・ウィック
・ザ・プレデター
ナタリー・エマニュエル
・ワイルド・スピード SKY MISSION
・メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮
カリス・ファン・ハウテン
・ブラックブック
・ワルキューレ
・レポゼッション・メン
あらすじ
中世のヨーロッパ風世界観のファンタジー物語。
架空の大陸ウェステロスが舞台。
ウェステロス大陸に住む人類は危機に瀕していた。
ウィンターフェルから遥か北から異形の存在である
夜の王がゾンビことホワイトウォーカーの大軍を
率いて人類を滅ぼそうとしていた。
それを知ったスターク家の落とし子の
ジョン・スノウは自身がスターク家と
ターガリエン家の血筋で鉄の玉座の真の後継者
であることを知りながらもそれを隠し、
大陸の人々を救おうとしていた、
ジョンは東の海を越えて、
キングスランディングを侵略しようとしていた
ターガリエン家の生き残りで急進的に勢力を広げた
デナーリスに助けを求めに行く。
それは成功しジョンとデナーリスは愛し合うのだが、
更なる増援のため、キングスランディングにいる
サーセイ・ラニスターにも協力を仰ぐため、
ホワイトウォーカーの捕獲作戦を行うが、
その最中にデナーリスのドラゴンの
ヴィセーリオンは夜の王たちに殺されてしまう。
そして夜の王はヴィセーリオンを復活させて
北部の壁を破壊し、ウィンターフェルの
エリアに進軍する。
辛くもホワイトウォーカーを捕獲した
ジョンたちはサーセイにそれを披露。
動揺したサーセイたちキングスランディングは、
彼らに増援を約束するのだが、
サーセイは増援を送らなかった。
しかし弟のジェイミーは夜の王との戦に
参戦することを決意し、サーセイから離れる。
ウィンターフェルには、
かつての同胞たちが揃う。
何度も対峙した彼らも
人類のために心を一つにするのだが、
サーセイの援軍は片腕をなくした
ジェイミーだけだったのだ。
夜の王の到来を察知した彼らは、
策を練り迎え撃つのだが、
夜の王の力は圧倒的であった。
2020年10月11日Huluにて自宅鑑賞完了
堂々の完結
せっかくAmazonにてスターチャンネルを登録して
いたのに、いつの間にかゲースロの配信が終了。
定額配信はHuluしかなく、画質に不安はあったが、
再登録して鑑賞!!
画質は結構良かった。音は飛ぶこともあったが。
今回は全6話で、
1〜3話は夜の王との最終決戦
4,5話はキングスランディング。
6話はエピローグ。
全話が1話90分という長編映画級になっており。
話数こそさらに減ったが総合時間としては
同じくらいの内容になったと思われる。
決戦自体は3話と5話に集中されていた。
1話2話のエモさがやばかった
ついに最終シーズンで、
続々と夜の王との戦いのためにウィンターフェルに
集合してくる歴戦の猛者たち。
なんだかんだ出てきて生きているキャラは全員
集まってきて、それぞれの関連キャラとの
エモい会話があってめちゃめちゃ盛り上がる。
エモい印象的なシーンが目白押しで、
ジェイミーとブライエニーのやりとりや
ブライエニーを性的に狙うトアマンドの
コメディアンぶりなどとても楽しかった。
夜の王強過ぎ
シリーズを通しての最強の存在である
夜の王と人類の決戦は決戦にふさわしい
大規模な戦いでした。
それは『ロード・オブ・ザ・リング』の
決戦の数々に匹敵するほどの規模での戦いが
1時間半も続く凄まじさ。
ドラゴンは空を舞い、
策略は駆使されるが、
圧倒的なゾンビ軍団の前に人類は為す術がなく、
当初の作戦が全て失敗する。
また3話での決戦で複数のキャストも命を落とし、
決戦にふさわしい展開が描かれる。
そしてまさかのスノウとデナーリスが役立たずで、
ブランが死んだら人類滅ぶという謎設定、
最後の最後でまさかのあの人がトドメを刺すという
クソ胸熱展開。
そこまでの音楽の演出も相待って驚き含めて、
とても良かった。
しかしここに増援を送らないサーセイや、
この後にサーセイのキングスランディングとの
軍勢と彼らが戦わなくてはいけないことを考えると
バッドエンドが待っていることを彷彿させてくれた。
ネタバレ:デナーリス不憫か?
シーズン7終盤でウィンターフェルに
合流することを決めたデナーリス。
しかしウィンターフェルはジョンの故郷だし、
ジョンには義理の姉妹と弟がいて、
私ぼっちじゃん!と危機感を抱く。
人類のために奮闘するも
ジョンが結局役立たずで、
作戦は失敗の連続の窮地。
絶体絶命の中シーズン1から終始デナーリスの
側に居続けようとしたジョラーが駆けつけて、
絶命しながらも彼女を守る熱い展開が
描かれたわけだが、
ずっと自分を慕い続けるもので、
正しい判断の助言を彼女自身も聞き入れる
大事な存在の死。
実際のところ彼女の王の器があったのか?
というと結構怪しい描写が多く、
これまでも怒りに任せて、
虐殺紛いのことをしたり、
侵略にあったりもしたが、
ドラゴン使いという伝承と
正当な王位継承者という部分に
多くの人々が希望を持って彼女を慕っていたが、
それも新たなる正当な後継者エイゴンの存在により
内部崩壊の序曲が流れ始めていた。
そして夜の王との決戦の後、
またも存在価値が爆上がりの
ユーロン・グレイジョイの活躍により、
側近のミッサンディを捕縛。
最悪なことにデナーリスの前でサーセイが
斬殺を指示。
しかも直前には待ち伏せ攻撃でドラゴンをさらに
失うという極端な展開もあり、
デナーリスは散々なことに。
精神状態もさらに悪化し、
もともと人望が一部のキャラからしかなく、
政治的や血統的な側面とドラゴン使いという
側面で崇められていた彼女が、
自身の失望を実感し始めた結果、
彼女の父親がかつて失脚前に行うとした
人々を燃やす凶行を自ら行い。
政治的な市民の解放者としての聖女からの
君臨という勝ちコースを自己の抑えられない
血筋というか元来のアイデンティティを爆発させ、
虐殺行為の筆頭となるめちゃめちゃ最悪の展開に。
これまでmetooとかで
女性の権威を上げる社会情勢的なものが
反映されて、ゲースロ内では女性指導者の扱いが
とても優位だったにもかかわらず、
サーセイもなかなかのヘイトキャラだったが、
それを超える超絶確変のクソキャラへと落ちぶれる。
デナーリスの落とし所には、多くゲースロファンのS8の評価が急降下
シーズン7でいきなり愛し合ったスノウとデナーリス。
シーズン8では王の血筋を引いていたスノウが
デナーリスが王の資質がないことを気付きながらも
愛に殉じる的な発言をしているのだが、
その関係性についての描きが薄くて、
全然信憑性がないことは問題に感じた。
個人的にはデナーリスの扱いは、悪いけども
ロード・オブ・ザ・リングとか好きだと彼女が王としての資質のなさ
というロジックとして最終盤の展開は有りだった
でも流石に不便だったなぁ。
アリアはずっといいポジションだった
というわけでアリア。
顔のない男たちに加わり最強の暗殺スキルや
極めて優れた体術を取得した彼女。
しかしあまりにも人を多く殺し過ぎてる分、
最終シーズンでは死亡フラグあるなぁと思ったが、
まさかの最後まで生き残り、
最終盤では冒険家になるという
metoo万歳な扱いを受けたキャラだった。
夜の王の戦いではちょっとあれだったが、
まさかの活躍、
最終盤では死亡フラグを立てながらも、
ギリギリで生き残り、
むしろデナーリスを死なせる理由を描く、
市民的視点を描かれた。
序盤からずっと丹念に描かれていたので、
終始得したキャラだったなぁと思う。
サンサはラムジーで地獄巡りして
人格変わってやばかったわ。
思えばジョン・スノウはいつも大事なとこで主役になれない
真の主役へと覚醒していったジョン・スノウ。
しかしいつも大事なところで
一番美味しいところを味わえなかったなぁ。
王というか圧倒的人望を得て、
多くの仲間や才能のある人々の中心として、
いつでも先頭に立っていたが、
途中で気を失ったり退場したりと
大事な活躍ができてない変なやつだった。
夜の王との最終決戦でもいまいち活躍できなかった。
しかし最終回では人類のために最大の決断をし、
以前までと同様の人類救済の切り込み隊長として、
しっとりと活躍し、
その後は真の王の血筋があるにもかかわらず、
野人の王として北に旅立つという、
渋い終わり方。
個人的にはとても好きな描き方だし、
ゲーム・オブ・スローンズは、
ティリオン含めて、才能あるって思われる奴が、
いつもうまくいかない。
逆にいい手がないと思うサーセイやラムジーなどが、
堂々とヘイトを集める裏技で勝利を掴んでいた。
そういう悪趣味なところというか、
人間の汚いところが如実に描かれるのが、
やはり今作の醍醐味だったなぁと。
だからこそここまで評価され愛されたのかなぁと。
ファイナルシーズンなのに失敗している点が多い
やはりシリーズ最終回直前に
デナーリスに問題があることを多数表現して、
暴走させるという。
ゲースロらしい人間の悪い面を際立たせる
プロットとしてはいいのだけど、
それが極端過ぎたのががっかりすぎる。
3話までは完璧だったのに、
移動やらの描写が端的になったりと
とことん極端に。
また本当にこうする予定だったのか??
ユーロン・グレイジョンの扱いにも疑問。
活躍し過ぎでは?
デナーリスが繰り出した
超高度からの奇襲攻撃。
むしろ全ての戦をこれやってれば
圧倒的勝利だったのでは???
最終話について
最終話の6話についてはエピローグとして
最序盤の唐突なまとめには
なんとも言えなかったが、
その後の静かなそれぞれの顛末や
まさかの存在が王様として君臨する展開は
ロード・オブ・ザ・リングやナルニア国物語の
ラストシーンのような儚さと
そしてこの世界とのお別れのような
安寧な日常がとても愛おしく、
そしてジョン・スノウやアリア・スタークの
物語が続いていく様も良かった。
スターク家大勝利!!
総評
悪趣味中世ファンタジーとして最高だったわ。
流石に終盤はおっぱい要素減りましたな。
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増援を送らないサーセイの圧倒的ヘイト感が
凄まじかった。