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【漫画】呪術廻戦≡【感想:天才的設定なのに全3巻は駆け足すぎる】

『呪術廻戦≡』感想:一言でいうと

『呪術廻戦≡(モジュロ)』を全3巻一気に読みました。『呪術廻戦』本編完結後のさらに先を描くスピンオフとして、宇宙人、難民問題、呪力の扱い、乙骨と真希の孫世代まで詰め込んだ、かなり濃いエピローグ的な作品でした。

良かったのは、相変わらず設定の発想が強烈で、虎杖や真人、魔虚羅といった本編要素の使い方にもテンションが上がるところ。一方で、全3巻という短さもあって、宇宙人との融和から対立、最終決戦、そして呪術廻戦という世界そのものを閉じにいく展開まで、かなり駆け足に感じました。

この記事では、『呪術廻戦≡』全3巻のネタバレありで、面白かったところ、急展開に感じたところ、そして「呪術廻戦の真の完結」としてどう受け止めたかをメモ感覚で整理します。

連載期間

2025年9月〜2026年3月

呪術廻戦の真の完結??

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2026年5月18日全3巻読了

ネタバレ あらすじ

ネタバレあらすじ
呪術廻戦本編完結から68年後、2086年の地球。突如としてシムリア星人を名乗る地球外生命体が宇宙船と共に飛来。
この世界は一部の日本人が強力な呪力を持って生まれ、身体能力の強化や超常現象を操れるため、日本は地球の中で特別な存在として世界で扱われていた。シムリア人は最初アメリカに行ったが、交渉権は日本へ移ることへ。
難民のシムリア人はとある理由で星から脱出し地球へと辿り着いた、彼らは共存かそれとも侵略かを協議していた。
シムリア人にはかつて日本全土を脅かした凶悪で史上最強の呪術師である両面宿儺と同格の力を持つ者ダブラがいた。

シムリア人は地球人を知るためにマルルを派遣し、呪術廻戦の登場人物の乙骨憂太・真希の孫である呪術師、乙骨真剣(17歳)と憂花(16歳)の2人に同行し、呪詛師が起こしたと思われる事件の視察を行い、地球人との共存か対立かを査定することになる。

マルルの双子の弟のクロスも介入し、徐々に地球人への理解をしていく中、新宿にてシムリア人は、自分達が家族のように大切にするカリヤンを見つけて喜びも束の間、それは呪霊であった。カリヤンと呪霊は近い存在で、カリヤンと生きてきたシムリア人の移住者であるルメル族は、呪霊が殺されるたび精神にダメージを負う、ルメル族が星をあとにすることになった理由のひとつであるカリヤンとの関連で、再びシムリア人は地球人と対立、和平のために呪霊をしばらく倒さないという条約を結ぶが、エリアから溢れ出る呪霊対策のために日本人の呪術師は秘密裏に呪霊を退治してしまい、その結果、対立は激化する。
シムリア人のルールである決闘をしてその結果で地球を賭けた戦いが始まることになる、シムリア人最強の戦士ダブラと脳腫瘍で余命わずかの憂花が戦うことになるが、憂花は八握剣 異戒神将 魔虚羅を発動しダブラを道連れにしようと仮死状態に陥る。

そして真剣もまたマルルに地球の命運を賭けた決闘を申し込むのであった。

一度は共存を願った一同は命をかけた戦いを始める。

そんな中、両面宿儺の指を大量に食べて、長寿を得た虎杖もこの混沌とする戦場に乱入しある計画を実行しようと考えるのであった。

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『呪術廻戦』のスピンオフを一気読み

2024年9月30日に約6年半の連載に終止符を打った人気漫画『呪術廻戦』。
2024年12月30日に単行本の最終巻第30巻も発売され、完結したかと思いきや
連載から約1年の月日を経て作画に岩崎優次さんを迎え、主人公に、乙骨と真希の孫を据え、『呪術廻戦』完結から68年後を舞台に、まさかの呪力と同じ力を持った宇宙人が現れ、対話と対立の狭間の中、生存をかけた呪い合いが再び始まってしまうというお話。

私としては少年ジャンプ卒業後の連載作品のため、読んだことなかったのですが、アニメを見てめちゃめちゃ面白くてハマった次第。たまーに立ち読みで衝撃的な展開だけ確認し、最終巻だけ購入という謎のハマり方。今回はわずか単行本3冊で完結ということもあり、たまたまあった移動時間などで一気に読了。せっかくだから感想でも書こうかなぁと思いました。

話の展開・設定が相変わらず天才過ぎるが…

『呪術廻戦』は、王道のバトル漫画でありながら、呪い合いという捻くれた視点、能力者同士の読み合い、恐ろしいキャラクターの思考が際立つ作品だと思う。アニメ版を現在進行で楽しんでいる身としても、やはり設定と展開の強さは別格。
確かに『HUNTER×HUNTER』らしい文字で紡がれる能力者同士の戦いや勝敗への道程などフォロワー作品としてもその構成や展開が見事で素晴らしい。
その天才的なアイデアや構成力を継続してのスピンオフとしての『呪術廻戦≡』は主要キャラの孫たちの世代を舞台にし『ジョジョの奇妙な冒険』を彷彿とさせる。
さらには宇宙人の襲来という度肝を抜いた設定。
その独特な設定により人類の命運を日本人が担うという独特な世界設定も納得感を作っているのが見事。
また宇宙人は難民として描かれ、現実世界の難民問題をモチーフにしてるように感じられる虚しさのある展開もストーリーテラーとして見事だった。
しかし1巻のゆったりとしたエピローグとしての日本人の呪力を用いたエネルギー利用という悍ましさ、日本人と宇宙人の融和に向けた物語。
それに対してわずか半年間の連載ということで、唐突に対立が始まり決戦が始まる展開はあまりにも駆け足過ぎたのではないか?と思うのであった。

もう1冊あってもよかった。急展開に違和感

融和を実感させる展開が妙に心地よく、普通のジャンプ漫画の序盤だなぁと安心していたら唐突に始まる宇宙人との対立。
作品世界観の脅威である呪霊と宇宙人が命と同じくらいに大事にする精霊にも近い生物のカリヤンが、呪霊と近い存在で、それを討伐しなければ日本人の命が危ないのにそれをすると宇宙人はブチギレて日本人を抹殺しようとするという最悪の展開。このカリヤンのために宇宙人は自分の星から出たので、納得感はあるが、あまりにも唐突。
そのまま最終決戦の対決に発展。さらには主人公の1人で16歳の乙骨憂花が脳腫瘍により寿命半年という最悪な事態が唐突に中盤で明かされ、命を捨てて、宿儺と同格の宇宙人のダブラに対して作中最強の存在の魔虚羅を発動という話のネタとしてはめちゃめちゃ面白いけどもあまりにも唐突。
それに対して乙骨憂花の兄の乙骨真剣は、友人にもなり得た宇宙人で主人公とも言えるマルルと何故か地球をかけた決闘を唐突に開始という、だいぶ完結のためにまとめてしまった印象。さらには真剣が勝ちを譲る展開に対して、虎杖の介入による超展開で、呪術廻戦のエピローグとして設定そのものを終わらせるような展開の連続に面白いんだけど、違和感もありました。

まさかの呪術廻戦をさらに閉じる展開

最終的に虎杖とマルルたちにより呪術廻戦の大事な要素である呪力をこれから生まれてくる存在から奪うという超展開で、世界観の広がりを閉じるという謎の展開。

ここまで来ると、もはや単なるスピンオフというより、『呪術廻戦』という世界に残された呪いそのものを畳みにいく話だったのだと思います。続編の余地を広げるのではなく、むしろ世界観を閉じる方向に進むのがかなり意外でした。

その思想こそやはり面白いし、いつのまにか宿儺と同じぐらいの力を持つ虎杖に驚愕。また真人も登場し、最高過ぎる。
それ以外では、ダブラさんと魔虚羅さんの戦いも最高。ダブラさんの能力を宇宙語のため、明記できないネタとかとても良いし、最強VS最強というドラゴンボールにも近い戦闘の継続がとても楽しく、アニメ2期の渋谷事変の宿儺VS魔虚羅を思い出させる素晴らしさ。

いやはやわずか3冊と短いですが、濃厚な作品にページを捲る手が止まらず数時間で読み終わってしまいました。

かなり強引なところもあったけど、『呪術廻戦』のその後を読ませてくれてありがとうございました。

最後に:ご訪問ありがとうございます

あとがき
閲覧いただきありがとうございます。本ブログは筆者の鑑賞記録保管を目的としたブログです。本ブログ記事を読むことで私が味わった娯楽作品のカタルシスを追体験できるかもしれません。ですがこの記事を読むことで追体験するのではなく映画を鑑賞して自分自身でカタルシスを味わってください。私以上の発見と出会うことができるのではないかと思います。本日はご訪問いただきありがとうございます。

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his0809
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30代後半のおっさんです。妻と娘と暮らしながら、映画館で注目作を観たり、家でUHDを見たり、PS5でゲームしたりしています。 このブログでは、映画・アニメ・ゲーム・ガンダム作品を中心に、点数つきの感想やネタバレあり考察を備忘録として書いています。 好きなものはガンダム、洋画、洋楽、バットマン。初めて来た方は、映画おすすめまとめ、ガンダム作品レビュー、Rick and Morty感想まとめからどうぞ。