『映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!』感想:一言でいうと
2026年10月31日、4歳の娘と『映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!』を劇場で鑑賞。セリフに頼らず笑わせるストップモーションアニメの技術力は相変わらず凄い!一方で、『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』を思い出す展開には既視感があり、ギャグも少しくどかった印象です。
娘はビッツァーの災難に大笑いしていましたが、ハロウィンらしい暗くて不気味な場面はちょっと怖かった様子。この記事では、『野菜畑で大ピンチ!』との類似点や映像表現への違和感、4歳児と鑑賞した感想を本音で書いています。本文には展開に触れるネタバレがあり、後半には結末まで含むあらすじも掲載しています。
製作
2026年イギリス・フランス合作映画
2026年10月31日劇場鑑賞
2026年40本目
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ひつじのショーンの劇場3作目を見た!
2026年10月23日に劇場公開された「映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!」を鑑賞しました。
今作は劇場版第3作目ですが、第1作は2015年2月にイギリスで、日本では同年7月に公開されており、あれから11年の歳月を経たという感じ。
一応2作目は2019年に劇場公開しましたが、今回は少し期間を経てますね。
ただテレビシリーズとしては既に7シーズンも続いていて、2007年にシーズン1が開始。
やや小休止を挟んだものの、2025年に最新のシーズン7が公開されているようです。
※ちなみにシーズン6はNetflix向けに製作されたりと色々とあるようです。
2015年には約28分のテレビスペシャル『ひつじのショーン スペシャル 〜いたずらラマがやってきた!〜』があったり
2021年にはクリスマス特番として『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~』が製作されNetflixで鑑賞した記憶があります。
製作は「ウォレスとグルミット」でお馴染みのアードマン・アニメーションズ。
ただ「ウォレスとグルミット」は映画フォーマットや特番でやってるわけで、稼ぎ頭としてはテレビシリーズ化されてる「ひつじのショーン」ですかね。
どちらもクレイアニメ作品として、コマ撮り撮影のストップモーションアニメーション。
しかし近年のコンピュータ技術の発展により、どこまでコマ撮りなのか自分も判別つかなくなってます。
ヌルヌル動きすぎですよまったく。
ハロウィーンだよ全員集合!『野菜畑で大ピンチ!』との既視感
そんなわけでテレビシリーズは見てないけど劇場版は二つとも見てる人の感想です。
監督は2021年のテレビスペシャル『ひつじのショーン ~クリスマスの冒険~』を手掛けたスティーブ・コックスと、マシュー・ウォーカーの2人。
今作もミニチュアセットと人形を用いたストップモーション撮影。ただ、ストップモーションといっても、制作に使う技術はいろいろある。
スタジオライカの映画のメイキングで、3Dプリンターを使って人形の表情パーツを作っているのを見たような気がする。
話としては、農夫がショーンの発明により毛むくじゃらになってしまい怪物に間違われて大変なことになるという、なんか聞いたことあるような話。
てかショーンって科学得意だったの?そんな設定テレビシリーズであるの???
設定の整合性よりも、ハロウィーンということでモンスター映画のオマージュをストップモーションでやりたかったんだろうなぁと想像します。
そんなわけで怪物になっちゃった農夫をどうにかこうにか元に戻そうと奮闘するわけですが、
この展開『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』となんか似てない?
論点こそ違えどまた人間が怪物になっちゃって相棒というか動物たちが奔走するというお話。
ショーンがグルミットのオルタナティブになっていて、なんか科学やらピタゴラスイッチを駆使してというのは、すっごく既視感。
同時並行で恋愛劇もある点も似通っていて、新鮮味が薄かった印象。
また前述の通りストップモーションアニメは技術力が上がりすぎてヌルヌル動いてCGアニメとの違いがわからないし、一部演出でCGを混ぜているように感じるショットもありキッチュな魅力が薄まり、フランチャイズのアニメーションという感じ。
しかし作品としてはセリフに頼らず物語が進み、それを上手くやってのける圧倒的な技術力も製作者たちにはあるので、凄い映画ではあるんだよなぁと思うのでした。
もう少しギャグを抑えて2分でも短くしてくれても良かったよ。
ギャグが多くてくどかった
今作楽しい映画ではあるしクレバーだと思うんだけどギャグが多すぎてしんどい。
わざわざそこにも盛り込むの??というのも結構あった。
牧場も一部キャラクター減らしてるのにギャグで知らないキャラ出しとくの?ネタで造形物増やす必要ある?などなど、物語のテンポを損なうギャグもあったと思う。
ほんのちょっとだけ減らして少しでも上映時間を減らして映画のテンポを上げてくれても良かったと思う。
田舎町を行ったり来たりして、終盤には突拍子もない水上移動まである変な作品。だからこそ、そこまでギャグを盛り込む必要があったのか?と思うんですよ。
大スペクタクル巨編として突き進むなり、作り込まれた美術の情報量で魅せるなり、別の方向で突き抜けてもいい映画だと思うんですよ。
しかしクレバーなのは間違いない。
ホームメイド・サイエンスというタイトルの本を汚してマッドサイエンスという本に改名して、ゴシックホラー風味を出すセンス。
かぼちゃをチェーンソーで穴あけしようとして、サイズが合わないと思ったら終盤ではしっかり合うようになる伏線回収の脚本の技術力。
松明を持ったかと思ったら実はスマホの画面と自撮り棒の組み合わせというギャグだったり、ウィットに富みまくってはいる作風で凄いんだよな。
4歳の娘の感想
4歳の娘と一緒に家族で鑑賞しました。
娘が特に笑っていたのは、港でのビッツァーの災難。
ショーンがまたも『ホームメイド・サイエンス』を参考にガスの出る薬を作るのですが、狙った場所に投げられず、クレーン車の運転席に入ってしまいます。
その後、牧場主を助けようとビッツァーがクレーンでコンテナを回収しようとしたところ、ガスを浴びて悶えるという展開が笑えたとのことです。
意地悪な笑いが好きな娘でした。
しかし全体的に暗いシーンやゴシックホラー映画を意識したおどろおどろしい映像なども多いのでちょっと怖かったようです。
また今回運良く劇場でイベントがあり、上映終了後にショーンの着ぐるみがお見送りしてくれて娘は写真撮影することができました。
料金変わらずサービスあってありがたい!
ショーンの着ぐるみって黒タイツに白いパーツと頭部という人感がすごくてちょっと不気味でした。
でもどこに視界ゾーンあるのか気になりました。
私も昔映画館のバイトしてて数回着ぐるみ入ったことがありますが、子供の夢を壊したくない一心で変なスイッチ入りましたね。
hisSCORE
・脚本のユニークさ、濃さ、テーマ性 6/10
・映像のアプローチ 7.9/10
・映画の美術面 8.6/10
・キャラクターの魅力 6/10
・音楽 5.8/10
・上映時間と個人的趣味 7/10
69点
既視感があったりとあんまり印象に残らない映画だったなぁと思いました。
娘は笑っていたので親子鑑賞としては楽しめましたが、暗くて不気味な場面には少し怖がっていました。
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ネタバレ あらすじ
最後に:ご訪問ありがとうございます
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